BABEL Wave#22
《内容》
・出演者のお芝居について
・矢柴さんにとっての手応えとは?
・矢柴俊博さん主演の映画『本を綴る』について
是非お聴きください🎧
視聴リンク
https://podcasters.spotify.com/pod/show/babel-label/episodes/22—-SP-e2mfhfn
[文字起こし]
畑中
はい、始まりました。畑中翔太の「はいカット!」この番組は、映画や舞台、ドラマなどなど、様々なエンタメコンテンツの裏側を、ゲストの皆様をお迎えしながら深掘りしていく音声番組です。先週「量産型リコ」3期目から、もう話して頂いていますが、ゲストとして矢柴俊博さんにお越し頂いています。
矢柴
すいません、紹介される前に喋っちゃいました。
畑中
相槌があったから、ちょっと今調子狂っちゃって。読み込み…はい、よろしくお願いします。
矢柴
前回、色々「量産型リコ」について畑中さんが質問を考えてくれていました。ちょっとでも「量産型リコ」の事から離れて、喋りません!って今日、今週言ってくれたんですけど。でも、もう1回「量産型」の見所を語らないとまずいだろうという事も、メモ書きにはここにあり、ちょっと最初に「量産型リコ」の事をもうちょっと喋ってからじゃないと自分の方に行けなそうな気もするんで…
畑中
もちろんいいですよ。全然良いんで、もうちょっとリコの事話しましょう。
矢柴
見所っていう、結構役者の演技とか役作りについて、今回の今週の項目があったりするから、ちょっとそれで何か色々急に思い出した事があって。だから今回僕が居て、浅香さんが居て、3姉妹が居て、結構だから演技の、演技自体のやり方っていうものについては、やっぱそれぞれ…やっぱそれぞれ、そこそこ違うっていうか、そこがね何かやってて面白かった。三女のね、絵美ちゃん。彼女なんかは本当になんだろうな。結構役が落ちないと、自分、セリフが落ちてこないと見えないみたいな、セリフちゃんと落としてやるみたいな、その…すげえなみたいな、結構…
畑中
付箋とかいっぱいありましたよね、佐月さん。
矢柴
なんすか伏線って?
畑中
付箋
矢柴
付箋ね!あ、そうなんだ!
畑中
いっぱい貼ってて、でそれをちょっと皆さんの前で見てなかったのかもしれないですけど、めちゃくちゃ勉強というか、準備というか。
矢柴
彼女、結構ぶつぶつぶつぶつ、セリフ1人で合間に言ってるんですよ。でもなんかね準備したものを捨てるみたいなことも。どっちなんだろ、めっちゃぶつぶつ言ってるけど捨てる。何が起きてんのかな?
畑中
凄いっす。
矢柴
でも面白かったのは、なんか凄かったですよ。だんだん最初はこういうお父さんとお母さんの血を、お父さんの血7、お母さんの血3で、ちょっと役作り考えてますみたいな。まじか!何その遺伝の血の配分での役作り。そんな深く…やべえと思って、で結構俺、佐月ちゃんとは演技の結構真面目な話とかしてて、どういう風になりたいのか、どういう風に演技するとか、そういうこととか、 先生、今習ってる彼女の先生とか、どんな授業してんの、とか自分はこういうつもりなんだとか、結構喋ったりして、その中でも最後、凄い最後の方は記者会見でも言ってたんですけど。そのセリフを言う時、今落ちるって落ちるっていうことを大事に考えながら、だんだんこう市川さんとか与田ちゃんの要素を自分に、最後の方だんだん入れてやってました。
畑中
へー、あの姉妹から
矢柴
そうそう姉妹から、その影響っていうものは家族にあるわけじゃないですか。それを取り込んだ、なんかどうやってるの?みたいな感じだから見逃せないっすよ今後の彼女は。
畑中
凄いっすね。
矢柴
凄い、本当感性の豊かな子で、だから本当嘘のない子ですよね。
畑中
なんかもう、なんかそのお芝居見てる限り、より凄い素に見えるんですよ。多分そんな準備してると思えないような感じ。
矢柴
だからそれが凄いじゃないですかね、凄い。役作りっていう物に対して、凄く真摯に向き合って…そう、だから結構合間に寝てんですけどね。
畑中
寝てましたよね。
矢柴
いっぱい寝てたんですけど。
畑中
あれ本当高校生って感じですよね、あれ。
矢柴
すぐ寝れる。睡眠学習してたんですよね。睡眠しながら役作りをしてたのかな。彼女とそういう役作りの話するの楽しかったです。
畑中
うーん、そんな話を…
矢柴
でね市川さんとかは最初にね、さっきお父さんですねってLINEくれたって話したじゃないですか。 僕だからね、市川さんって本当にやっぱり真摯な俳優だなと思ったんですよ。また会いますねっていうLINEじゃなくて、お父さん、親子ですねみたいなLINEをくれるっていうのは、僕にとって凄く印象的だったんですよ。つまり、この関係で参加をするっていうことが、そういうただ一緒に再会するってことじゃなくて、役として親子でこれから演じていくっていうことを、すでに彼女の中でも大きく捉えてスタートしているっていうことを、僕はそのLINEで凄く感じたんです。やっぱり市川さん本当、真摯な俳優さんだなって。それでやっぱり僕はさっきも言ったように、お父さんとかって深く今回考えずに、ただ市川さんと喋る、与田ちゃんと喋る、 佐月さんと喋る、浅香さんと喋るっていうことが、なんか自然とそうなるんじゃないみたいな、結構よくわかんないけど適当にそうなるんじゃない?って感じだったんですけど、市川さんはちゃんとそうやって自分のことをお父さんとして、一生懸命捉えようとしてくれてたんだなっていうのが、やっぱり最後に会った人とかも、凄い素敵なお父さんでした的なことをね、声かけてくれて、なんか本当に有難かったな。あと申し訳なかったなって思いました。なんか合間に喋ってるのも市川さんでしかない位に喋ってたし。やってる時もそこに市川さんが居る、そのままの市川さんを受け取って、ふざけたい時はふざけて、真面目に居たい時は真面目にいってるって感じだったんで、彼女がそうやって僕をお父さんにしてくれてたんだなっていうことになって、あざすって感じに思いました。そういう役作りっていうか、ちゃんと彼女なんかもね、凄い経験豊富で、力量の上にそういう関係性っていうのは、もの凄い深めていく、関係性で作っていく役作りと 印象的でしたし、さっき言った佐月ちゃんのそういうなんつうの、セリフを一生懸命自分に近づけて落とし込むっていう人も居たり。浅香さんはね、浅香さんは…
畑中
どうでしたか?ニューメンバーじゃないですか。
矢柴
可愛かったです。浅香さんは凄い、本当に普通の感覚を持ってる人で、ちゃんと人に気遣うっていうことができる人で、普通にこう気持ちよくみんな過ごせたし。それが演技のね、なんか普通のなんか一般市民として慎ましく楽しく健やかに生きようとする、その感覚でお母さんの役をやってた感じが凄いあって、変なエゴとか、なんかちょっとこだわり、僕、周りの人では処理しきれないこだわりだとか、そういったものは一切出さずに、本当に一般のなんか良き人として生きようという、なんか健全な在り方をそのまま役でもやってくれてて、なんかそう普段の生き様そのままでやってらっしゃるのかなって思わせてくれる人ですよね。
畑中
なんか浅香さん、お母さんで良かったなってめちゃくちゃ思いました。
矢柴
そうですか。
畑中
なんか僕、もちろんアイドルとしても知っているというか。 だからトップアイドルの方がどんな人なんだろうみたいなとこもあったら、もう最後本当にお母さんに見えるんすよ、でちょっとお父さんをいじるじゃないですか。矢柴さんをちょっといじるところとかも、ちょっとムードメーカーみたいなとこがあったりとか、本当に描いてたあのお母さん役、お母さん象をそのまんまずっと現場、カメラじゃないとこでもやっていただいてて。でみんなで良かったよねお母さんでって話もしてて。
矢柴
方言が出るとこは可愛くて、びっくりする位なまらないんですけど、可愛いんですよそれが。
畑中
どんな話してたんですか?お母さんと
矢柴
でもね、アイドル時代どんな時代だったんですか?とか、そういうことをもう普通に見てた人間として聞いちゃうようなこと聞いてましたね。
畑中
びっくりしました?
矢柴
なんか…そうなんだ、すげえなぁみたいなことを思って、いっぱいそういうこと。普通になんか今振り返るとこうだったなとか、色々いっぱい。全然なんか言いづらそうじゃなくて、本当に楽しく喋ってくれて。そんな昔のこと聞いてました。普段、合間には。
畑中
面白いですよね、令和のアイドルが居て。あるし昭和というか、そのトップアイドルに挟まれてるじゃないですか奥さんと子供。
矢柴
そうですよ、市川さんもね。
畑中
そうですそうです。
矢柴
アイドル的な人気の女優さんでしたしね。そう、だけどやっぱりね2人ともそういうことを感じさせない人間性があるので。 本当に一瞬たりとも感じさせないんですよ。
畑中
確かに。
矢柴
これ一瞬出ると俺もしゅしゅって拾う
畑中
そんな
矢柴
トップアイドルの触れちゃいけないとこ触れたみたいな。本当に2人ともそういう人としての在り方っていうのを、なんかちゃんと持ってる人なんで、実に気持ちよく過ごせたんですよね。そこが印象的でしたね、彼女のその役作りにしてもちゃんと、なんかこのお母さんこうしたいとかっていう、そういったような複雑なこだわりとかそういうことじゃなく、本当に一般に居るお母さんとしての在り方をずっと示し続けてくれたっていう。素晴らしかったです。
畑中
そうすると結構今回って、例えばお姉ちゃんだったりとかお母さんだったりとか、そういう存在が矢柴さんの浩一郎というか、キャラを作ってたんですかね。ちょっと他の人の存在をこう…
矢柴
いや、絶対そうだと思う。だからこれ全部終わった後、色々反省会今度…で、みんなから意見聞こう。
畑中
なんですか。
矢柴
そんな風にして僕ずっと居たんで、何がもっと本当は出来んだろうかとか思っております。
畑中
なんかでもそれがお父さんなんじゃないですかね。なんかその、個性ある娘が居たりとか、お母さんが居る中の、そこでこうギュウッとはみ出される感じみたいなのが、まさにこの小向家のお父さんだから、なんかそれもそれで1個の役作り、役作りって言い方もあれですけど、望み方なのかもしれないです。前向きにフォローすると…
矢柴
なるほど、ちょっと聞いてみよういろんな人に。
畑中
またその役作りする、凄いする時もあるし、しない時もあるんですか?
矢柴
はい!
畑中
それは、これはしなきゃって時ってどういう時なんですか?
矢柴
ね、どうなんですかね。
畑中
わかんないです、矢柴さんにしかわかんない。
矢柴
なんだろう、なんでだ。あれやべ、すげえ俳優ならここで語ってなんか興味引き込まなきゃいけない…
畑中
名言タイムですよ。
矢柴
ね、なん、ちょっとわかんないです。やべ、でもそうっすね。去年のリコの時とかは、やっぱり…なんであんなにあそこ、居方にこだわったのかな。やっぱり自分をフリーにするとあんま単純に…そうですね、自分の凄くフリーな状態にした時に、その役に ならないっていう風に思う時は、やっぱり役作りで自分を制御していくっていう感覚はあるんじゃないですかね。今回のお父さんの役は、自分をある程度、ある程度許しても、それが活かされると思ってたから。その制御する必要がなかった気はしますね。ただその義理の父みたいなものにいろんな思いがあるっていうことは、ちょっと作り込む必要があったんで、そこはギュウッと集中はしましたけど。女性3人、4人との関係性で、特に僕が何か制御する必要がない感じがあったんじゃないですかね。普通に行くと、僕がああいう風な立場になり、なっていくっていう感じだった。感じは普段もそうなんで。
畑中
役作りって、その人のことを考えるってことになるんですか。入れるっていう意味に近いと思うんですけど、バックグラウンドとか見て考えて妄想するんですか?ずっと。
矢柴
そうですね。妄想っていうか、共通点を探るっていうことが多いかもしれないですね。ここら辺を拡大すると、結構自分使えるなとか、ここのこの役のこの部分をスポット当てると、そこは俺の何かと近いなとか、共通点を探すっていう感覚かもしれないですね、その人を妄想するという。共通点を見つけたその一点をなんかどう膨らませるかみたいなイメージかもしれないです。人それぞれある思いますけど、いろんなとこでこうワークショップ行ったりして勉強したりするの少しずつつまみ食いして、ある時は使ったり、ある時はこっち使ったりっていう感じで、結構様々かもしれないです、そうかも。なんかいつもこれっていう感じでもなく、いろんなパターンかもしれないです。今回のリコは、ただそのシーンを喋ってると、どっかコンセプトでこういう父親像にしようっていうのは持っていかない感じでした。
畑中
それ結構重なる部分も多い分、自分解放してもストライクゾーンじゃないですけど。外れないんじゃないかっていう安心があったって事ですかね。
矢柴
そうですね。ただそれも怖いなと思ってるんですよね。それはなんか情舌すぎる存在になりがちなんで、そういうのって。だから、そこは実は気にしてたんですけどね。 リラックスしすぎる自分にツッコミはしながら実は、居ました。あれもっとはしゃいでも、もっとはしゃぎたくなってる時はいっぱいあったんですけど。そうはしないようにしてたって感じですかね。
畑中
結構最初に役ちょっと決めて映ってくと、なんかそっから変に変えられないじゃないですか。始まって最初のストローク始まっちゃうと。それで後悔する事とかあるんですか?もっともっとテンション高い位置でやっときゃよかったみたいな、途中から。
矢柴
もっと高めでっていうことはあまり自分はなくて、もっと抑えめのラインに入っとけばよかったなっていうことは思う時ありますけど。高いとかっていうことは結構もう、1回入る前には検証してますね。高い必要があったんじゃないかっていう可能性は、一応検証してから入るかな。だからその反省は無いですけど、もっと抑えられたんじゃないかっていう検証、反省はある場合はあります。
畑中
手応えみたいなのって。でもなんか矢柴さん、放送されるのはあんま見ないみたいなのってあるんですけど、手応え感じる時とあるんですか?
矢柴
この手応えって本当難しいと思うんですよね。自分では上手くいったなとかって、感情的にも動いたなって思うことが、人が良いという風に思うかって、本当別だと思うんですよね。且つそれがオンエアで映像になった時にどうかっていうのは本当に別だと思ってて。僕、本当素直に言うと本当わかんないんですよね。だからもう一度、また僕に声をかけてくれるって時に初めて、あん時のあれは良かったんだなとかって思うんですよね。そういう意味でもだから、そういう意味でも、第3期にオファーをもらう時っていうのは、僕の存在でも良かったんだなっていうことを確認できる意味では、その嬉しさもありますよ。つまり例えば仮に、じゃあ去年の4話は凄く仮にですよ、ハマってたとして、でも全ての放送の中でそれが異質な回になっていたら、ちょっともうお腹いっぱいだってことになったら、また一緒にやろうって思ってもらえない可能性もあるし、手応えがありすぎて、逆にもうその手応えはもう必要ないってことになったら、じゃあその手応えを正解だったのか、もうすでにわからないと。結構そこが僕は手応えて難しいなって、昔は感じてましたよ。あ、来たなこれ、こう自由に役つかんでるし、自由に羽ばたいてるなって。で、監督も喜んでくれてるなって。なんかでも、そうやって終わって、じゃあそれを今度世の中でどう受けるのかまでは、そうでもなかったなってこともあるし、もう来たなって思ってる時は、やっぱり全ての人にそうであると良いなって信じてはしゃいでるんだけど、全てまではいかなかったなと思う時、もっと本当あったのかなとか、もっと外に広がるようなことが出来なかったのかなとか思ったりもするので、手応えって難しいです。
畑中
なんか市川さんも似たようなことじゃないですけど、やっぱり日々のあれで、後悔の多いみたいな話をね。だからオンエアで、あのシーン良かったねとか、あのキャラ良かったねって言われることで戻して、回復して納得してるみたいな。なんか矢柴さんとそういう話もしたんですよねみたいなことを言ってましたけど。
矢柴
市川さん、後悔の方がみたいなこと、ワードはなんか確かに。だからそうですね、期待してるんでしょうね。自分が一生懸命やったことが、もの凄く素晴らしいものであってほしいって思うから。本当は多分欲しがりなんでしょうね。もっと凄い手応えっていうのは、もっと凄いはずなんだって思いたいけど、求めるからこの位の手応えじゃんって思うのかもしれないですね。さっきも言ったように、その俳優にとってやりきったとかっていうことが、時にはね、その映像としてなんかちょっとトゥーマッチなこともあるし、本当に苦しんでる、なんかこういまいち消化不良っていう姿も素敵に見える時もあったり。だから本当に難しいなという感じですよね。
畑中
そうですよね、ずっと100%の画組み合わせると、もうお腹いっぱいで良いってわけじゃないですからね、難しい。しかも編集するのはまた違ったりするじゃないですか。その違う側がやったりするから。いや本当確かに。矢柴さんその…ちょっとリコから離れますけど。あれですよね、秋かなんかに主演の映画ありますよね。でも主演じゃないですか。
矢柴
そうそう、そうっすね。
畑中
それってまた臨み方とか違ったんですか?
矢柴
いえ、1番出番多いなと思いましたけど、決して僕はそういう感じはなかったです。なんかあれ、ある作品の続編だったんで。ピックアップされたのが僕の役だったんで、 たまたま僕のストーリーが主軸だったっていうだけのように…
畑中
図書館の…
矢柴
そうです、本屋を巡るお話なんですけど。篠原監督と…あんまりそんな感じはなかったですけど。ただ台本についてはやっぱりお話を最後まで持っていくということに関しては責任を凄く感じてたんで、そこは凄い打ち合わせめっちゃしましたね。それぞれの好みっていうのはあるけど、とりあえずそれは自分の好みっていうよりは、その台本だとか、キャラクターとかがちゃんと最後に辿り着けるようには一生懸命打ち合わせしたっていうのはありました。
畑中
でもそうですよね、主演として始まって終わりまで、最後お客さんの気持ち持ってかなきゃいけないからこそ、脚本を見ながら相談したんですか。
矢柴
そうですね。脚本家もまだ劇場映画は初めての人だったんで。 凄く話させてもらいました。監督とも話させてもらったし、それは確かに初めてだった。そういう意味では、 そういうそれらしいことだったのかもしれないですね。演技自体は、その主演がどうのっていうことは無く、そのシーン、その時にベストなアクトをするっていうことをただ心掛け続けたんで。役がそうだから、いろんな人の交わる時の芝居受けの芝居をしっかりしようっていう。余計な返しとかよりも、ちゃんと受けていこうっていうことを高めるっていう感じでした。
畑中
それが何月公開?
矢柴
10月。もう1回去年、今年?限定的に公開はしたんですけど。秋に東京とか千葉とか、なんか映画祭なんかでそういうのやるみたいですよ。
畑中
なるほど。なんか意外と僕もすいません、内容は全部知らないんですけどしっとりした役?
矢柴
しっとりしてるかもしれないですね。のほほんとした役でございます。ただ一応、物が作れなくなってるっていう作家さんの役なんで、その物を作れないっていう点においては、やっぱりしっとりしてる部分ありますかね。そこもありつつ、なんかこう本屋さんを元々盛り上げるっていうような設定が前の作品であって、その関係でこう本屋のコラムも書いてますけど、そのコラムを書くというために、こう全国旅してるっていう。ただ本屋のコラムを書く背景には、自分の小説が書けないみたいな部分があったりするんで。それがありつつの本屋のコラムを全国回って書くみたいなところもあるお話で。だから物作りが、物が作れなくなってるっていうのは、確かにそれはさっぱりとはできないですよね。次が作れなくなってるっていうのは、まぁ多分ね、畑中さんも…
畑中
怖いですよ。今その話聞いて、その状態になったら…
矢柴
それはなんかずっと昔から紡がれてる話じゃないですか。 何か次のものが作れなくなってるっていう、物作りの話で。だからそこはなんかちゃんとこう、できるだけそういう過去からずっと続いてるそのテーマを安易に決着つけないように、決着つけないように、ちゃんとこうっていう風には一生懸命、もちろんある程度、物語的には帰着させなきゃいけないんだけど、ちょっとでも、そういう過去の人たちが背負ってきたそういうテーマを、範囲を帰着させないようにというようなことは、みんなで話したかなって感じですね。
畑中
多分またリコとも違うあれなんでしょうね、矢柴さんの。
矢柴
そうっすね、そういえば。そうですね、結構ちょっと。ちょっと恋っぽい瞬間もあるんですよ。めったに無いんですけどね僕なんか、ちょっとあの海辺で、女性となんか手をこう触れながら海岸を歩いてみたりしちゃったんです。
畑中
歩いてみたりしちゃったんですか。
矢柴
そう。
畑中
久しぶりのあれっすか、恋愛要素ですか。
矢柴
恋愛要素久しぶりっていうか、ほぼやんないんで。女性に不倫関係に陥って妻に怒られるだとか、なんかそういう悪い恋愛関係とか、そういうのありますけど。結構ピュア系だと、ほぼ無いんじゃない。あ、まあ奥さんとどうってのかな純愛。そういうのはあったんですけど、なかなかほとんど無いですね。ちょっとそんな瞬間はありました。結構そこは最初監督とかに「いや、俺ですよ?これ無い方が良くないですか?」「でもちょっと、やってみたいんだよなぁ」みたいな。中年の男のなんかそういう淡いものって、監督は結構こだわってらっしゃって。なんかそこは全くもって自信が無かったんで。でも残して頂いたので、そういう歩かせていただきました。 海岸を手繋いだりして。
畑中
僕なんか普通に見てみたくて、劇場で。なんか特に今話聞いて、そういうのとかも見てみたいです。ちょっとこう、でも僕もちょっと恥ずかしくなっちゃう。どんな気持ちになるのか。
矢柴
ちょっとここ回ってる間では言えないようなこともいっぱい色々あるんで。
畑中
そうなんすね。ちょっとリコチームに言ってみようか。
矢柴
いやいや。
畑中
はい、そうです。2週にわたって、これも多分もう30分以上喋ってたんですけど、今回はでも結構それぞれの家族、役作りってわけじゃないですけどその役に対する話とか、なんか矢柴さんしか教えてくれないようなこと、多分たくさん言って頂いたと思うんですけど、改めて「量産型リコ」の魅力というか、矢柴さん的な魅力ってなんかありますか?
矢柴
ますストーリーとかそういうのがあんまりね、見たことないタイプの世界観っていうのはもちろん魅力で、それは畑中さん含め、皆さんがSNSとかで発信してくれてる感じなんですけど今、俳優目線で喋ってると、さっき喋ってるんだって、その与田ちゃんっていう方のお芝居っていうものとか。与田ちゃんの人間性については先週も喋ったんですけど、彼女のお芝居っていうものが結局1番彼女が出てるわけで、リコの魅力を多く決定していくと思うんですよね。で、与田ちゃんってやっぱりその俳優的な技術的なことを使おうとしない人なんですよ。やっぱ俳優やってると、ここら辺の感じって、少しこの抑揚みたいなことって、やっぱりふと出ちゃったり、大体こんな風な抑揚のパターンっていうの使ったりするんですよね。使う使わないはもちろん選択をいろんな人がして、これはこっち使うこっちってあるんですけど、ある種のそういうものは全部がそのまま言えるかっていうと、やっぱりある種のパターン化っていうのはなかなか避けられないけど。彼女はそういうものを使わないから、そこがね本当にこのドラマをその少し質感、このドラマの質感を凄く…なんつうかな通俗的なものにしすぎないというか、なんていうかな、非常にある種の透明度保ってるというか、そこが実は魅力なんじゃないかっていう、思ったりしてます。それが彼女の、僕は役者として共演させてもらう時に本当に驚くところです。彼女その俳優のレトリック、俳優のあるあるを使わない、そこは素晴らしい効果を持てるんじゃないかなっていうちょっとマニアックですけど。
畑中
逆にでもいろんなドラマと、いろんな女優さんとか主演の方がいる中で、逆に稀有な主演…ドラマかもしれないですね。純ピュアみたいな、中心になってるというか…
矢柴
でもね、その彼女の中のスイッチが入ると、やっぱりこう感情的になる瞬間とかがあって。あれは10話だったかな、9話だったかな、10話だったかな。うん、そういう瞬間があったね。凄い照れてましたよ、感情的になって、自分恥ずかしい的な。でも素晴らかった。俺もグッと来たし。
畑中
あれですか、最後のプラモ作りの今とかじゃなくて。
矢柴
そうそうそうそう。そことか。
畑中
あれもすっごい来ました。僕も見てて、
矢柴
僕との4話の時も、僕が感情的になった時抜けの与田ちゃんは、結構ふっと見たら凄いグッと来てて、その回を使っててわけじゃないとは思うけど、でもすげえグッときたなみたいな。なんか役者として受けてるっていうより、なんつうかな、そのままで受けてくれて、心動いてて、ドキッとして、ありがとうって気持ちになったりしましたね。
畑中
そういう意味で凄いピュアな鏡にはなりますよね。その芝居を受けて本当に感動してると、本当に怒ってるとかさせれたんだみたいな。
矢柴
そうそうそうそう。そうだ。あん時、監督さんたちとかカメラマンさんは僕を撮ってる場合だとそれ見れないじゃないですか。ごめんなさいって、今俺じゃなくて与田ちゃん向けの方が良かったんじゃねみたいな。その位思う時もあります。
畑中
なるほど、そうですよね。確かになんか与田さんってもしかしたらこう撮ってる時に、こっちを撮ってた方がいいかもしれないですね。
矢柴
いや本当、実は。やっぱ俳優ね、こっち向いてる時にちょっとそこに向けてこう段階踏んで、そこでちゃんと出さなきゃみたいなのあるじゃんそっちは。回踏んでいこうみたいな。多分与田ちゃんの場合は全部、そのままその時その時のだから、その段階踏んでいいものこっちが出した時はその響きが映ってるから。そう、そんな感じでした。
畑中
ありがとうございます。なんか、でもなんか僕、今の話は凄く良い話だなと思って。この「量産型リコ」っていうのを、側としてはもちろんいろんな良さはあると思うんですけど、与田祐希という主演のこの持つ凄く稀有さというか、なんかそれに引き込まれるチームだったり、役者さんだったりっていうところ、そういう意味では凄く珍しいドラマなのかなと思って。なんかそれがちょうど夏の深夜とかに見るのに、多分時間ももしかしたらちょうど良いのかもなとか。それになんとなく、やっぱみんなが引き込まれてるのかなっていう。なんかちょっと謎の、ちょっとした解明になった感じがしました。はい、ありがとうございます。 2週にわたって、しかも2日連続。2日連続間違えて来て頂いて、でもなんかこんな話したいなとは思ってたんですけど、でもなんかそんなこと聞かずにいろんなこと聞けて、この番組はそれが好きで、そういう風に考えてたんだ、そんな話してたんだとか、本当この番組ならではの話が聞けました。ありがとうございました。
矢柴
ありがとうございました。
畑中
なんで「量産型リコ」こっから後半話に行くので、ぜひ家族がどうなって、どうなっちゃうのか、お楽しみにしていただければなと。最後PRを是非。
矢柴
どのPRですか?
畑中
ご自身のPRでもいいですけど「量産型リコ」のPRを。
矢柴
そうですね、そう。じゃあ僕の映画、出てる映画のこと言ってくれたんですけど、いやどっかで自分の名前でその映画やっちゃって、少しは見てくれる人がいるといいなって思ってるんで、もう良かったら人助けだと思って本を綴るという映画なんですけど、人助けだと思って力を貸してください。いろんな町を訪れてるんで、その空気感は景色が見れるのがちょっと楽しめるかなって思うんで。で「量産型リコ」に関してはそうですね、いっぱい感想を書いて、いっぱい色々教えてほしいです。一生懸命僕、エゴサするようにするんで、いっぱい書いて、こんな風にそうだったんだっていっぱい呟いてほしいです。
畑中
是非矢柴さん宛でも良いんですけど、あの感想を是非呟いてね。与田ちゃんも褒められると伸びるタイプなんで。
矢柴
あ、僕もね!
畑中
矢柴さんも褒められると伸びる。是非皆さんコメントをつけて、見て楽しんでいただければなという風に思います。2週連続で矢柴さんにお越しいただきました。今日はありがとうございました。
矢柴
ありがとうございました。
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はい、始まりました。畑中翔太の「はいカット!」この番組は、映画や舞台、ドラマなどなど、様々なエンタメコンテンツの裏側を、ゲストの皆様をお迎えしながら深掘りしていく音声番組です。先週「量産型リコ」3期目から、もう話して頂いていますが、ゲストとして矢柴俊博さんにお越し頂いています。
矢柴
すいません、紹介される前に喋っちゃいました。
畑中
相槌があったから、ちょっと今調子狂っちゃって。読み込み…はい、よろしくお願いします。
矢柴
前回、色々「量産型リコ」について畑中さんが質問を考えてくれていました。ちょっとでも「量産型リコ」の事から離れて、喋りません!って今日、今週言ってくれたんですけど。でも、もう1回「量産型」の見所を語らないとまずいだろうという事も、メモ書きにはここにあり、ちょっと最初に「量産型リコ」の事をもうちょっと喋ってからじゃないと自分の方に行けなそうな気もするんで…
畑中
もちろんいいですよ。全然良いんで、もうちょっとリコの事話しましょう。
矢柴
見所っていう、結構役者の演技とか役作りについて、今回の今週の項目があったりするから、ちょっとそれで何か色々急に思い出した事があって。だから今回僕が居て、浅香さんが居て、3姉妹が居て、結構だから演技の、演技自体のやり方っていうものについては、やっぱそれぞれ…やっぱそれぞれ、そこそこ違うっていうか、そこがね何かやってて面白かった。三女のね、絵美ちゃん。彼女なんかは本当になんだろうな。結構役が落ちないと、自分、セリフが落ちてこないと見えないみたいな、セリフちゃんと落としてやるみたいな、その…すげえなみたいな、結構…
畑中
付箋とかいっぱいありましたよね、佐月さん。
矢柴
なんすか伏線って?
畑中
付箋
矢柴
付箋ね!あ、そうなんだ!
畑中
いっぱい貼ってて、でそれをちょっと皆さんの前で見てなかったのかもしれないですけど、めちゃくちゃ勉強というか、準備というか。
矢柴
彼女、結構ぶつぶつぶつぶつ、セリフ1人で合間に言ってるんですよ。でもなんかね準備したものを捨てるみたいなことも。どっちなんだろ、めっちゃぶつぶつ言ってるけど捨てる。何が起きてんのかな?
畑中
凄いっす。
矢柴
でも面白かったのは、なんか凄かったですよ。だんだん最初はこういうお父さんとお母さんの血を、お父さんの血7、お母さんの血3で、ちょっと役作り考えてますみたいな。まじか!何その遺伝の血の配分での役作り。そんな深く…やべえと思って、で結構俺、佐月ちゃんとは演技の結構真面目な話とかしてて、どういう風になりたいのか、どういう風に演技するとか、そういうこととか、 先生、今習ってる彼女の先生とか、どんな授業してんの、とか自分はこういうつもりなんだとか、結構喋ったりして、その中でも最後、凄い最後の方は記者会見でも言ってたんですけど。そのセリフを言う時、今落ちるって落ちるっていうことを大事に考えながら、だんだんこう市川さんとか与田ちゃんの要素を自分に、最後の方だんだん入れてやってました。
畑中
へー、あの姉妹から
矢柴
そうそう姉妹から、その影響っていうものは家族にあるわけじゃないですか。それを取り込んだ、なんかどうやってるの?みたいな感じだから見逃せないっすよ今後の彼女は。
畑中
凄いっすね。
矢柴
凄い、本当感性の豊かな子で、だから本当嘘のない子ですよね。
畑中
なんかもう、なんかそのお芝居見てる限り、より凄い素に見えるんですよ。多分そんな準備してると思えないような感じ。
矢柴
だからそれが凄いじゃないですかね、凄い。役作りっていう物に対して、凄く真摯に向き合って…そう、だから結構合間に寝てんですけどね。
畑中
寝てましたよね。
矢柴
いっぱい寝てたんですけど。
畑中
あれ本当高校生って感じですよね、あれ。
矢柴
すぐ寝れる。睡眠学習してたんですよね。睡眠しながら役作りをしてたのかな。彼女とそういう役作りの話するの楽しかったです。
畑中
うーん、そんな話を…
矢柴
でね市川さんとかは最初にね、さっきお父さんですねってLINEくれたって話したじゃないですか。 僕だからね、市川さんって本当にやっぱり真摯な俳優だなと思ったんですよ。また会いますねっていうLINEじゃなくて、お父さん、親子ですねみたいなLINEをくれるっていうのは、僕にとって凄く印象的だったんですよ。つまり、この関係で参加をするっていうことが、そういうただ一緒に再会するってことじゃなくて、役として親子でこれから演じていくっていうことを、すでに彼女の中でも大きく捉えてスタートしているっていうことを、僕はそのLINEで凄く感じたんです。やっぱり市川さん本当、真摯な俳優さんだなって。それでやっぱり僕はさっきも言ったように、お父さんとかって深く今回考えずに、ただ市川さんと喋る、与田ちゃんと喋る、 佐月さんと喋る、浅香さんと喋るっていうことが、なんか自然とそうなるんじゃないみたいな、結構よくわかんないけど適当にそうなるんじゃない?って感じだったんですけど、市川さんはちゃんとそうやって自分のことをお父さんとして、一生懸命捉えようとしてくれてたんだなっていうのが、やっぱり最後に会った人とかも、凄い素敵なお父さんでした的なことをね、声かけてくれて、なんか本当に有難かったな。あと申し訳なかったなって思いました。なんか合間に喋ってるのも市川さんでしかない位に喋ってたし。やってる時もそこに市川さんが居る、そのままの市川さんを受け取って、ふざけたい時はふざけて、真面目に居たい時は真面目にいってるって感じだったんで、彼女がそうやって僕をお父さんにしてくれてたんだなっていうことになって、あざすって感じに思いました。そういう役作りっていうか、ちゃんと彼女なんかもね、凄い経験豊富で、力量の上にそういう関係性っていうのは、もの凄い深めていく、関係性で作っていく役作りと 印象的でしたし、さっき言った佐月ちゃんのそういうなんつうの、セリフを一生懸命自分に近づけて落とし込むっていう人も居たり。浅香さんはね、浅香さんは…
畑中
どうでしたか?ニューメンバーじゃないですか。
矢柴
可愛かったです。浅香さんは凄い、本当に普通の感覚を持ってる人で、ちゃんと人に気遣うっていうことができる人で、普通にこう気持ちよくみんな過ごせたし。それが演技のね、なんか普通のなんか一般市民として慎ましく楽しく健やかに生きようとする、その感覚でお母さんの役をやってた感じが凄いあって、変なエゴとか、なんかちょっとこだわり、僕、周りの人では処理しきれないこだわりだとか、そういったものは一切出さずに、本当に一般のなんか良き人として生きようという、なんか健全な在り方をそのまま役でもやってくれてて、なんかそう普段の生き様そのままでやってらっしゃるのかなって思わせてくれる人ですよね。
畑中
なんか浅香さん、お母さんで良かったなってめちゃくちゃ思いました。
矢柴
そうですか。
畑中
なんか僕、もちろんアイドルとしても知っているというか。 だからトップアイドルの方がどんな人なんだろうみたいなとこもあったら、もう最後本当にお母さんに見えるんすよ、でちょっとお父さんをいじるじゃないですか。矢柴さんをちょっといじるところとかも、ちょっとムードメーカーみたいなとこがあったりとか、本当に描いてたあのお母さん役、お母さん象をそのまんまずっと現場、カメラじゃないとこでもやっていただいてて。でみんなで良かったよねお母さんでって話もしてて。
矢柴
方言が出るとこは可愛くて、びっくりする位なまらないんですけど、可愛いんですよそれが。
畑中
どんな話してたんですか?お母さんと
矢柴
でもね、アイドル時代どんな時代だったんですか?とか、そういうことをもう普通に見てた人間として聞いちゃうようなこと聞いてましたね。
畑中
びっくりしました?
矢柴
なんか…そうなんだ、すげえなぁみたいなことを思って、いっぱいそういうこと。普通になんか今振り返るとこうだったなとか、色々いっぱい。全然なんか言いづらそうじゃなくて、本当に楽しく喋ってくれて。そんな昔のこと聞いてました。普段、合間には。
畑中
面白いですよね、令和のアイドルが居て。あるし昭和というか、そのトップアイドルに挟まれてるじゃないですか奥さんと子供。
矢柴
そうですよ、市川さんもね。
畑中
そうですそうです。
矢柴
アイドル的な人気の女優さんでしたしね。そう、だけどやっぱりね2人ともそういうことを感じさせない人間性があるので。 本当に一瞬たりとも感じさせないんですよ。
畑中
確かに。
矢柴
これ一瞬出ると俺もしゅしゅって拾う
畑中
そんな
矢柴
トップアイドルの触れちゃいけないとこ触れたみたいな。本当に2人ともそういう人としての在り方っていうのを、なんかちゃんと持ってる人なんで、実に気持ちよく過ごせたんですよね。そこが印象的でしたね、彼女のその役作りにしてもちゃんと、なんかこのお母さんこうしたいとかっていう、そういったような複雑なこだわりとかそういうことじゃなく、本当に一般に居るお母さんとしての在り方をずっと示し続けてくれたっていう。素晴らしかったです。
畑中
そうすると結構今回って、例えばお姉ちゃんだったりとかお母さんだったりとか、そういう存在が矢柴さんの浩一郎というか、キャラを作ってたんですかね。ちょっと他の人の存在をこう…
矢柴
いや、絶対そうだと思う。だからこれ全部終わった後、色々反省会今度…で、みんなから意見聞こう。
畑中
なんですか。
矢柴
そんな風にして僕ずっと居たんで、何がもっと本当は出来んだろうかとか思っております。
畑中
なんかでもそれがお父さんなんじゃないですかね。なんかその、個性ある娘が居たりとか、お母さんが居る中の、そこでこうギュウッとはみ出される感じみたいなのが、まさにこの小向家のお父さんだから、なんかそれもそれで1個の役作り、役作りって言い方もあれですけど、望み方なのかもしれないです。前向きにフォローすると…
矢柴
なるほど、ちょっと聞いてみよういろんな人に。
畑中
またその役作りする、凄いする時もあるし、しない時もあるんですか?
矢柴
はい!
畑中
それは、これはしなきゃって時ってどういう時なんですか?
矢柴
ね、どうなんですかね。
畑中
わかんないです、矢柴さんにしかわかんない。
矢柴
なんだろう、なんでだ。あれやべ、すげえ俳優ならここで語ってなんか興味引き込まなきゃいけない…
畑中
名言タイムですよ。
矢柴
ね、なん、ちょっとわかんないです。やべ、でもそうっすね。去年のリコの時とかは、やっぱり…なんであんなにあそこ、居方にこだわったのかな。やっぱり自分をフリーにするとあんま単純に…そうですね、自分の凄くフリーな状態にした時に、その役に ならないっていう風に思う時は、やっぱり役作りで自分を制御していくっていう感覚はあるんじゃないですかね。今回のお父さんの役は、自分をある程度、ある程度許しても、それが活かされると思ってたから。その制御する必要がなかった気はしますね。ただその義理の父みたいなものにいろんな思いがあるっていうことは、ちょっと作り込む必要があったんで、そこはギュウッと集中はしましたけど。女性3人、4人との関係性で、特に僕が何か制御する必要がない感じがあったんじゃないですかね。普通に行くと、僕がああいう風な立場になり、なっていくっていう感じだった。感じは普段もそうなんで。
畑中
役作りって、その人のことを考えるってことになるんですか。入れるっていう意味に近いと思うんですけど、バックグラウンドとか見て考えて妄想するんですか?ずっと。
矢柴
そうですね。妄想っていうか、共通点を探るっていうことが多いかもしれないですね。ここら辺を拡大すると、結構自分使えるなとか、ここのこの役のこの部分をスポット当てると、そこは俺の何かと近いなとか、共通点を探すっていう感覚かもしれないですね、その人を妄想するという。共通点を見つけたその一点をなんかどう膨らませるかみたいなイメージかもしれないです。人それぞれある思いますけど、いろんなとこでこうワークショップ行ったりして勉強したりするの少しずつつまみ食いして、ある時は使ったり、ある時はこっち使ったりっていう感じで、結構様々かもしれないです、そうかも。なんかいつもこれっていう感じでもなく、いろんなパターンかもしれないです。今回のリコは、ただそのシーンを喋ってると、どっかコンセプトでこういう父親像にしようっていうのは持っていかない感じでした。
畑中
それ結構重なる部分も多い分、自分解放してもストライクゾーンじゃないですけど。外れないんじゃないかっていう安心があったって事ですかね。
矢柴
そうですね。ただそれも怖いなと思ってるんですよね。それはなんか情舌すぎる存在になりがちなんで、そういうのって。だから、そこは実は気にしてたんですけどね。 リラックスしすぎる自分にツッコミはしながら実は、居ました。あれもっとはしゃいでも、もっとはしゃぎたくなってる時はいっぱいあったんですけど。そうはしないようにしてたって感じですかね。
畑中
結構最初に役ちょっと決めて映ってくと、なんかそっから変に変えられないじゃないですか。始まって最初のストローク始まっちゃうと。それで後悔する事とかあるんですか?もっともっとテンション高い位置でやっときゃよかったみたいな、途中から。
矢柴
もっと高めでっていうことはあまり自分はなくて、もっと抑えめのラインに入っとけばよかったなっていうことは思う時ありますけど。高いとかっていうことは結構もう、1回入る前には検証してますね。高い必要があったんじゃないかっていう可能性は、一応検証してから入るかな。だからその反省は無いですけど、もっと抑えられたんじゃないかっていう検証、反省はある場合はあります。
畑中
手応えみたいなのって。でもなんか矢柴さん、放送されるのはあんま見ないみたいなのってあるんですけど、手応え感じる時とあるんですか?
矢柴
この手応えって本当難しいと思うんですよね。自分では上手くいったなとかって、感情的にも動いたなって思うことが、人が良いという風に思うかって、本当別だと思うんですよね。且つそれがオンエアで映像になった時にどうかっていうのは本当に別だと思ってて。僕、本当素直に言うと本当わかんないんですよね。だからもう一度、また僕に声をかけてくれるって時に初めて、あん時のあれは良かったんだなとかって思うんですよね。そういう意味でもだから、そういう意味でも、第3期にオファーをもらう時っていうのは、僕の存在でも良かったんだなっていうことを確認できる意味では、その嬉しさもありますよ。つまり例えば仮に、じゃあ去年の4話は凄く仮にですよ、ハマってたとして、でも全ての放送の中でそれが異質な回になっていたら、ちょっともうお腹いっぱいだってことになったら、また一緒にやろうって思ってもらえない可能性もあるし、手応えがありすぎて、逆にもうその手応えはもう必要ないってことになったら、じゃあその手応えを正解だったのか、もうすでにわからないと。結構そこが僕は手応えて難しいなって、昔は感じてましたよ。あ、来たなこれ、こう自由に役つかんでるし、自由に羽ばたいてるなって。で、監督も喜んでくれてるなって。なんかでも、そうやって終わって、じゃあそれを今度世の中でどう受けるのかまでは、そうでもなかったなってこともあるし、もう来たなって思ってる時は、やっぱり全ての人にそうであると良いなって信じてはしゃいでるんだけど、全てまではいかなかったなと思う時、もっと本当あったのかなとか、もっと外に広がるようなことが出来なかったのかなとか思ったりもするので、手応えって難しいです。
畑中
なんか市川さんも似たようなことじゃないですけど、やっぱり日々のあれで、後悔の多いみたいな話をね。だからオンエアで、あのシーン良かったねとか、あのキャラ良かったねって言われることで戻して、回復して納得してるみたいな。なんか矢柴さんとそういう話もしたんですよねみたいなことを言ってましたけど。
矢柴
市川さん、後悔の方がみたいなこと、ワードはなんか確かに。だからそうですね、期待してるんでしょうね。自分が一生懸命やったことが、もの凄く素晴らしいものであってほしいって思うから。本当は多分欲しがりなんでしょうね。もっと凄い手応えっていうのは、もっと凄いはずなんだって思いたいけど、求めるからこの位の手応えじゃんって思うのかもしれないですね。さっきも言ったように、その俳優にとってやりきったとかっていうことが、時にはね、その映像としてなんかちょっとトゥーマッチなこともあるし、本当に苦しんでる、なんかこういまいち消化不良っていう姿も素敵に見える時もあったり。だから本当に難しいなという感じですよね。
畑中
そうですよね、ずっと100%の画組み合わせると、もうお腹いっぱいで良いってわけじゃないですからね、難しい。しかも編集するのはまた違ったりするじゃないですか。その違う側がやったりするから。いや本当確かに。矢柴さんその…ちょっとリコから離れますけど。あれですよね、秋かなんかに主演の映画ありますよね。でも主演じゃないですか。
矢柴
そうそう、そうっすね。
畑中
それってまた臨み方とか違ったんですか?
矢柴
いえ、1番出番多いなと思いましたけど、決して僕はそういう感じはなかったです。なんかあれ、ある作品の続編だったんで。ピックアップされたのが僕の役だったんで、 たまたま僕のストーリーが主軸だったっていうだけのように…
畑中
図書館の…
矢柴
そうです、本屋を巡るお話なんですけど。篠原監督と…あんまりそんな感じはなかったですけど。ただ台本についてはやっぱりお話を最後まで持っていくということに関しては責任を凄く感じてたんで、そこは凄い打ち合わせめっちゃしましたね。それぞれの好みっていうのはあるけど、とりあえずそれは自分の好みっていうよりは、その台本だとか、キャラクターとかがちゃんと最後に辿り着けるようには一生懸命打ち合わせしたっていうのはありました。
畑中
でもそうですよね、主演として始まって終わりまで、最後お客さんの気持ち持ってかなきゃいけないからこそ、脚本を見ながら相談したんですか。
矢柴
そうですね。脚本家もまだ劇場映画は初めての人だったんで。 凄く話させてもらいました。監督とも話させてもらったし、それは確かに初めてだった。そういう意味では、 そういうそれらしいことだったのかもしれないですね。演技自体は、その主演がどうのっていうことは無く、そのシーン、その時にベストなアクトをするっていうことをただ心掛け続けたんで。役がそうだから、いろんな人の交わる時の芝居受けの芝居をしっかりしようっていう。余計な返しとかよりも、ちゃんと受けていこうっていうことを高めるっていう感じでした。
畑中
それが何月公開?
矢柴
10月。もう1回去年、今年?限定的に公開はしたんですけど。秋に東京とか千葉とか、なんか映画祭なんかでそういうのやるみたいですよ。
畑中
なるほど。なんか意外と僕もすいません、内容は全部知らないんですけどしっとりした役?
矢柴
しっとりしてるかもしれないですね。のほほんとした役でございます。ただ一応、物が作れなくなってるっていう作家さんの役なんで、その物を作れないっていう点においては、やっぱりしっとりしてる部分ありますかね。そこもありつつ、なんかこう本屋さんを元々盛り上げるっていうような設定が前の作品であって、その関係でこう本屋のコラムも書いてますけど、そのコラムを書くというために、こう全国旅してるっていう。ただ本屋のコラムを書く背景には、自分の小説が書けないみたいな部分があったりするんで。それがありつつの本屋のコラムを全国回って書くみたいなところもあるお話で。だから物作りが、物が作れなくなってるっていうのは、確かにそれはさっぱりとはできないですよね。次が作れなくなってるっていうのは、まぁ多分ね、畑中さんも…
畑中
怖いですよ。今その話聞いて、その状態になったら…
矢柴
それはなんかずっと昔から紡がれてる話じゃないですか。 何か次のものが作れなくなってるっていう、物作りの話で。だからそこはなんかちゃんとこう、できるだけそういう過去からずっと続いてるそのテーマを安易に決着つけないように、決着つけないように、ちゃんとこうっていう風には一生懸命、もちろんある程度、物語的には帰着させなきゃいけないんだけど、ちょっとでも、そういう過去の人たちが背負ってきたそういうテーマを、範囲を帰着させないようにというようなことは、みんなで話したかなって感じですね。
畑中
多分またリコとも違うあれなんでしょうね、矢柴さんの。
矢柴
そうっすね、そういえば。そうですね、結構ちょっと。ちょっと恋っぽい瞬間もあるんですよ。めったに無いんですけどね僕なんか、ちょっとあの海辺で、女性となんか手をこう触れながら海岸を歩いてみたりしちゃったんです。
畑中
歩いてみたりしちゃったんですか。
矢柴
そう。
畑中
久しぶりのあれっすか、恋愛要素ですか。
矢柴
恋愛要素久しぶりっていうか、ほぼやんないんで。女性に不倫関係に陥って妻に怒られるだとか、なんかそういう悪い恋愛関係とか、そういうのありますけど。結構ピュア系だと、ほぼ無いんじゃない。あ、まあ奥さんとどうってのかな純愛。そういうのはあったんですけど、なかなかほとんど無いですね。ちょっとそんな瞬間はありました。結構そこは最初監督とかに「いや、俺ですよ?これ無い方が良くないですか?」「でもちょっと、やってみたいんだよなぁ」みたいな。中年の男のなんかそういう淡いものって、監督は結構こだわってらっしゃって。なんかそこは全くもって自信が無かったんで。でも残して頂いたので、そういう歩かせていただきました。 海岸を手繋いだりして。
畑中
僕なんか普通に見てみたくて、劇場で。なんか特に今話聞いて、そういうのとかも見てみたいです。ちょっとこう、でも僕もちょっと恥ずかしくなっちゃう。どんな気持ちになるのか。
矢柴
ちょっとここ回ってる間では言えないようなこともいっぱい色々あるんで。
畑中
そうなんすね。ちょっとリコチームに言ってみようか。
矢柴
いやいや。
畑中
はい、そうです。2週にわたって、これも多分もう30分以上喋ってたんですけど、今回はでも結構それぞれの家族、役作りってわけじゃないですけどその役に対する話とか、なんか矢柴さんしか教えてくれないようなこと、多分たくさん言って頂いたと思うんですけど、改めて「量産型リコ」の魅力というか、矢柴さん的な魅力ってなんかありますか?
矢柴
ますストーリーとかそういうのがあんまりね、見たことないタイプの世界観っていうのはもちろん魅力で、それは畑中さん含め、皆さんがSNSとかで発信してくれてる感じなんですけど今、俳優目線で喋ってると、さっき喋ってるんだって、その与田ちゃんっていう方のお芝居っていうものとか。与田ちゃんの人間性については先週も喋ったんですけど、彼女のお芝居っていうものが結局1番彼女が出てるわけで、リコの魅力を多く決定していくと思うんですよね。で、与田ちゃんってやっぱりその俳優的な技術的なことを使おうとしない人なんですよ。やっぱ俳優やってると、ここら辺の感じって、少しこの抑揚みたいなことって、やっぱりふと出ちゃったり、大体こんな風な抑揚のパターンっていうの使ったりするんですよね。使う使わないはもちろん選択をいろんな人がして、これはこっち使うこっちってあるんですけど、ある種のそういうものは全部がそのまま言えるかっていうと、やっぱりある種のパターン化っていうのはなかなか避けられないけど。彼女はそういうものを使わないから、そこがね本当にこのドラマをその少し質感、このドラマの質感を凄く…なんつうかな通俗的なものにしすぎないというか、なんていうかな、非常にある種の透明度保ってるというか、そこが実は魅力なんじゃないかっていう、思ったりしてます。それが彼女の、僕は役者として共演させてもらう時に本当に驚くところです。彼女その俳優のレトリック、俳優のあるあるを使わない、そこは素晴らしい効果を持てるんじゃないかなっていうちょっとマニアックですけど。
畑中
逆にでもいろんなドラマと、いろんな女優さんとか主演の方がいる中で、逆に稀有な主演…ドラマかもしれないですね。純ピュアみたいな、中心になってるというか…
矢柴
でもね、その彼女の中のスイッチが入ると、やっぱりこう感情的になる瞬間とかがあって。あれは10話だったかな、9話だったかな、10話だったかな。うん、そういう瞬間があったね。凄い照れてましたよ、感情的になって、自分恥ずかしい的な。でも素晴らかった。俺もグッと来たし。
畑中
あれですか、最後のプラモ作りの今とかじゃなくて。
矢柴
そうそうそうそう。そことか。
畑中
あれもすっごい来ました。僕も見てて、
矢柴
僕との4話の時も、僕が感情的になった時抜けの与田ちゃんは、結構ふっと見たら凄いグッと来てて、その回を使っててわけじゃないとは思うけど、でもすげえグッときたなみたいな。なんか役者として受けてるっていうより、なんつうかな、そのままで受けてくれて、心動いてて、ドキッとして、ありがとうって気持ちになったりしましたね。
畑中
そういう意味で凄いピュアな鏡にはなりますよね。その芝居を受けて本当に感動してると、本当に怒ってるとかさせれたんだみたいな。
矢柴
そうそうそうそう。そうだ。あん時、監督さんたちとかカメラマンさんは僕を撮ってる場合だとそれ見れないじゃないですか。ごめんなさいって、今俺じゃなくて与田ちゃん向けの方が良かったんじゃねみたいな。その位思う時もあります。
畑中
なるほど、そうですよね。確かになんか与田さんってもしかしたらこう撮ってる時に、こっちを撮ってた方がいいかもしれないですね。
矢柴
いや本当、実は。やっぱ俳優ね、こっち向いてる時にちょっとそこに向けてこう段階踏んで、そこでちゃんと出さなきゃみたいなのあるじゃんそっちは。回踏んでいこうみたいな。多分与田ちゃんの場合は全部、そのままその時その時のだから、その段階踏んでいいものこっちが出した時はその響きが映ってるから。そう、そんな感じでした。
畑中
ありがとうございます。なんか、でもなんか僕、今の話は凄く良い話だなと思って。この「量産型リコ」っていうのを、側としてはもちろんいろんな良さはあると思うんですけど、与田祐希という主演のこの持つ凄く稀有さというか、なんかそれに引き込まれるチームだったり、役者さんだったりっていうところ、そういう意味では凄く珍しいドラマなのかなと思って。なんかそれがちょうど夏の深夜とかに見るのに、多分時間ももしかしたらちょうど良いのかもなとか。それになんとなく、やっぱみんなが引き込まれてるのかなっていう。なんかちょっと謎の、ちょっとした解明になった感じがしました。はい、ありがとうございます。 2週にわたって、しかも2日連続。2日連続間違えて来て頂いて、でもなんかこんな話したいなとは思ってたんですけど、でもなんかそんなこと聞かずにいろんなこと聞けて、この番組はそれが好きで、そういう風に考えてたんだ、そんな話してたんだとか、本当この番組ならではの話が聞けました。ありがとうございました。
矢柴
ありがとうございました。
畑中
なんで「量産型リコ」こっから後半話に行くので、ぜひ家族がどうなって、どうなっちゃうのか、お楽しみにしていただければなと。最後PRを是非。
矢柴
どのPRですか?
畑中
ご自身のPRでもいいですけど「量産型リコ」のPRを。
矢柴
そうですね、そう。じゃあ僕の映画、出てる映画のこと言ってくれたんですけど、いやどっかで自分の名前でその映画やっちゃって、少しは見てくれる人がいるといいなって思ってるんで、もう良かったら人助けだと思って本を綴るという映画なんですけど、人助けだと思って力を貸してください。いろんな町を訪れてるんで、その空気感は景色が見れるのがちょっと楽しめるかなって思うんで。で「量産型リコ」に関してはそうですね、いっぱい感想を書いて、いっぱい色々教えてほしいです。一生懸命僕、エゴサするようにするんで、いっぱい書いて、こんな風にそうだったんだっていっぱい呟いてほしいです。
畑中
是非矢柴さん宛でも良いんですけど、あの感想を是非呟いてね。与田ちゃんも褒められると伸びるタイプなんで。
矢柴
あ、僕もね!
畑中
矢柴さんも褒められると伸びる。是非皆さんコメントをつけて、見て楽しんでいただければなという風に思います。2週連続で矢柴さんにお越しいただきました。今日はありがとうございました。
矢柴
ありがとうございました。