BABEL Wave#23
《内容》
・市川さんから見る小向家メンバー
・長女をやってみてどうだったか?
・撮影の思い出、ロケ地や食事について
是非お聞きください🎧
視聴リンク
https://podcasters.spotify.com/pod/show/babel-label/episodes/23—-SP-e2mmlub
[文字起こし]
畑中
はい、始まりました。畑中翔太の「はいカット!」この番組は、映画や舞台、ドラマなどなど、様々なエンタメコンテンツの裏側を、ゲストを迎えながらお話ししていく音声番組です。ちょっと期間が空いてしまったんですけども、今ちょうど「量産型リコ」ウィークということで、なんと2期の、2期からレギュラー出演して頂いている市川由衣さん。女優の市川由衣さんに今日はお越しいただきました。よろしくお願いします。
市川
はい、市川由衣です。よろしくお願いします。
畑中
去年、出てくださいみたいな話しつつ
市川
呼んでくれなかった。
畑中
違う違う。マジですか位の気持ちで終わっちゃった。
市川
あれ?呼んでくれるって言ってたのになみたいな感じだったんですよ。
畑中
あれですよね、元々はお互い「Artistspoken」やってて
市川
そうなんですよ
畑中
やってますよねみたいな話でどうやって撮ってるんですかとかで。
市川
そう、私は「I.M.A」っていう「I am Mother and Artists」っていう、ちょっとそのアーティストもやりながら、お母さんもやってるみたいなコンテンツの番組をやってて、そうそう、その話をしてたんですよね。
畑中
あれって週1?
市川
週1、毎週。
畑中
どうやってやってるんですか。そうそう、リコと外れるんですけど、
市川
あれは、こんな…こう、畑中さんのラジオみたく、ちゃんとしてなくて
畑中
iphoneで撮ってるんですか?
市川
iphoneで家でリビングで撮って。
畑中
え、それ当日何話すって決めてるんですか。
市川
えっと、決めてないです。決める…なんかレターとかが来てて、そこに答える時もあるけど、基本もうあんまり決めずに出たとこ勝負でやってて良いって言われてる番組なので、子供の声が入ったりとかすることもあるし。
畑中
実は僕もね、ちょっと聞いてるんですよ。聞いてたんで、そう「Artistspoken」自分も入ってる分、聞いてたりしたんで凄い生っぽいですよ。
市川
そう、普通にだらだら喋って。
畑中
いやでも週1やるって大変ですよ。
市川
そう、だから多分、でもその「I.M.A」の場合は家とかで出来ちゃうから良くて、ちゃんと収録に行こうって毎週っていうのは多分超大変だし、なんか喋ることもなくなっていくだろうけど、今は本当自由に時間も自由だから、決められてないから。
畑中
どっかで撮るみたいなね。
市川
そう、だから最近リコの撮影の話したりとかもしてるし。そうそうそうそう、やってます。
畑中
なるほど。リコのまさにリコの話ということで、市川さんはシーズン2から、2期からジョインしていただいて、なんかまずはそこからお話聞きたいなと思ってたんですけども、最初2期の話を来た時とか、あとは当時の思い出とかなんかあります?
市川
最初2期の話来た時は「量産型リコ」知ってはいたんですけど、あんまちゃんと見たことなくて。で、プロトゥーンで面白そうだなと思ってやりますって言って、で打ち合わせに行ったら畑中さんの熱量が凄くて
畑中
嘘?ちょっと恥ずかしい。
市川
熱かった
畑中
みんな熱かったじゃん。
市川
みんな熱かった。熱かったけど、あの時なんか畑中さんが喋るターンが凄い長くて、
畑中
最初そうですね。
市川
説明がさ? そう設定のまた1期と2期と同じ人が出てるんだけど、また違うなんていうの。違う舞台というか。
畑中
世界が違う
市川
うんっていうのの説明とか、そういうあと私の役が熊本さんっていう役で、熊本城を作る回だったので、城やりたかったんです!そうそう、熱い話をしてくださって、これは全話見なきゃと思って全話見て、すっかりファンになり、そうそう、その状態で入った感じではありましたね。
畑中
なんか撮影中に見ましたよみたいなこと言ってくれた思い出があったというか。
市川
全部見ました。
畑中
全部見ていただいたんだなと。それでなんか多分リコの雰囲気というか、またなんか表向きだとちょっとプラモを作るドラマに見えるんですけど、意外とそれより深いというか。なんで…でも最初オフィスでしたよね。オフィス撮影…
市川
そう、オフィスでしたね。しかもなんかクランクイン位から私のメイン回の撮影が行われ、凄い難しかったんですよそれが、なんかやっぱりリコワールドでっていうし、指示をされるんですけど、リコワールドでって言われてもみたいな。
畑中
そんな指示されてたんだ。
市川
そうそうそう、なんか熊本さんの役って、なんかちょっとみんなの、みんなと離れたところにいるっていうか、仲良くしない、群れないみたいな人から始まるじゃないですか。だからそこの部分で、なんかそれをこうストレートにやりすぎると、ちょっと嫌な人とか怖い人に見えちゃうから、なんかリコの世界観であんまりそういう人作りたくないみたいなことを言われたりして、どうしたらいいんだろうみたいな。結構なんか掴むまでに戸惑いはありましたね。
畑中
メンバーとの距離感もありますよね。最初で多分ちょっと、みんなが若干緊張してるのがあったり、あとスタッフも半分違ったから、監督も初めてだったんで、緊張の中始まってて。でみんながそのリコってどんなのかを掴む前に、多分3話結構感情のピークがある撮影があって。で僕は3話は、あの中で言うと最初に書いた話だったんですよ。
市川
ああ、そうなんですね。
畑中
で、好きな話だったんですよ。だからなんか何もやらないけど力入ってて、どんな風に演じてくれんだろうみたいなんで、なんかこうグッと見てたっていう。凄いみんながごちゃごちゃしてた。
市川
そっか。なんか、なんかでも後半に向けて、そのDream Crazyっていうその会社が1つになっていくみたいなところで、熊本さんと共に私も打ち解けていってみたいなところではあって、後半はなんか楽しくやれてたんですけど。やっぱ前半は戸惑いの方が大きかったかなと思います。
畑中
あと若干やっぱ撮影押したり
市川
んー、色々ありましたよね。
畑中
色々ありましたよね。あんま言えない、いいのか、別に。音声番組だからいいのかもしれないけど前なんか
市川
ちょっとね、
畑中
予定通りに行かなくて、結構大変さがみんな重なってたりして。確かにそう、でもまさにその僕、本当にやっぱり途中からめちゃくちゃ皆さん仲良いなとは思いましたけどね。いつの間にか…
市川
やっぱずっと同じ場所にいたし、毎日朝から晩までいたっていうのもあるし。ドリクレの5人はそうですね、自然と仲良くなってはいきましたね。
畑中
シーズン2って全部見ました?
市川
見ました見ました。
畑中
どの回が好きとかありました?
市川
私は何気にドリクレ合宿の回が好き。
畑中
5話!あれいいっすよね。
市川
うん!なんかあれ撮ってる時、正直訳がわかんなかったんですよ。
畑中
これどういう画になるのか。
市川
そう。で、なんか結構クラシックに合わせてパチってはめるとか、そういうの何回も何回もやったから、これ本当出来上がりどうなんだろうみたいな、みんな…多分みんな思ってるんだと思うんですけど、それは監督の頭の中にあって、それがやっぱり繋がって、出来上がったの見た時に凄いなんか、私は凄い好きな回になってて。
畑中
あれですよね、みんなで初めて多分模型屋行ってて、すっごい狭いとこで撮影して、 で多分後からクラシック載せるから、多分作ってる時はどんな風になるかわからず、ひたすらどんどん作るみたいな。
市川
そうです。そう、カチって合わせて。
畑中
あれ実際のオンエアだと凄くいいですよ。音と音楽と。
市川
そう、オンエアを見たらなんかすっごい良くて、今まで見たことないドラマになってて、イメージカットとかも多かったじゃないですか前回。なんかそのイメージカットとかも撮ってる時はなんでこれやるんだろうみたいなものが多かったんですけど、なんかやっぱ上がった時に凄いまとまってたから、あの回が凄い好きかな。
畑中
なんか1の5話はミニ四駆なんですよ。
市川
はいはい。
畑中
で、5話はなんかみんなでエモくなるっていうのをなんか決めてて。だから5話は違った形、ミニ四駆じゃないけど、みんなでなんか一致団結するというか、それまでに個人のは終わらせるみたいな、5話で1個のチームになるみたいな、1個の山場にしてて、そういう意味やっぱ本当に5話は1番エモい。エモいというか、なんかそういう回になったらいいなとは思ってました。
市川
そうなんですね、あれ今回で言うと5話は…
畑中
5話は今回はあれなんです。イニシャルDで、それはみんなじゃないんですけど、凄い青春エモさっての結構あって、3人でリコとやっさんとアオちゃんの。なんか3人のエモさが凄いある回。だからそう、5話僕も好きでしたね。あと、あとでも2期の時の撮影覚えてることあります?
市川
覚えてること。みんなでピクニックみたいな。それもでも5話だね。
畑中
5話の昼休みみたいな、
市川
そう、昼休みみたいな。お弁当みんなで食べたのとか。
畑中
なんか結構暑かった
市川
暑かった。でもなんかあの辺って、なんか後半だったんですよね。もう撮影が。5話と言いつつ結構前回って、こう…ごちゃ混ぜっていうか、あんまり。
畑中
そうですね、あとね会社が先だったんですよ。
市川
会社が先だったからか
畑中
会社を先に終わらせて、模型屋とロケを後に全部やったって感じだったから仲良くなってたかもしれない。
市川
そうですね、楽しかった印象はあります。
畑中
なんかいつの間にか凄いチーム感で。あのね京ちゃんとか望月くんとかがあの雰囲気もあって、なんかいつの間にか5人になってるなっていうのはありつつ、最終話みんなで解散みたいな感じで終わって。で、このまま続けると、その3の話っていつ位に来たんですか。いつ位に来たっていうか、いつ位に聞いたんですか?
市川
私3の話聞いたの今年の2月位で、2月?4月?でもなんかもっと前から話いただいてたんですけど、私ちょっと自分入院したりとかしてちょっと。もう全然体大丈夫なんですけど、そういうのもあって多分私に伝わってくるのが遅かったんですけど、2月位ですね。
畑中
2月位。最初聞いた時はどんな感じだったんですか。やるんだ!っていう。
市川
やるんだと思いました。やる、やるような空気はあったじゃないですか、次もみたいな。だけど自分が出れるとも限らないし、思ってなかったし。でも嬉しかったですね。それに呼んでもらえたのが。
畑中
いや市川さんが体調のことがあってわからなかったんですけど、とりあえず待とうみたいな。ここは置いといて待とうみたいな。もうダメならダメだで、もう最後オーディションでもいいんじゃないかここはみたいな。とりあえずもう待とうみたいなので、みんなでそこはもうずっとゆみを置いてた気がします。で、それでもうどんどん作ってたんです。結果良かったんですけど、有難かったんですけど。そう、で2月位で。で、 チームメンバーをその時見た。見たのも初めて?
市川
そうですね。
畑中
それってどうだった?
市川
え、いいんですかって思いました。だってリコのお姉ちゃんですから。
畑中
そうですね、お姉ちゃんっていう設定だったから。
市川
そうそう。めっちゃ嬉しかったけど、冷静に考えると年かなり上なんで、いいんですかみたいな。
畑中
大丈夫ですよ。まぁでも市川さんが上だから、逆にちょっと下の方が面白いかもねみたいになって。
市川
あ、そうなんだ。
畑中
ちょっとこう、世代をこういう3人になって、で佐月さんになった。
市川
そうなんだ。
畑中
10代感残る感じというか。
市川
そう、でもやっぱ嬉しかったし、家族の話っていうの見て、なんかそのプロット読んだだけで、ちょっとうるっとくるっていうか。
畑中
もろいっすね。
市川
そう私もうね。おばちゃんなんで…涙もろいんですよ。なんか絶対リコの世界観とその田舎の実家って合うなって想像しただけで泣けるみたいなのがあって。
畑中
嬉しいですね。
市川
畑中さんにもすぐ連絡しましたけど。
畑中
確かに凄い言ってた。
市川
なんかもう真骨頂じゃないですかみたいな。なんか凄い、とにかく楽しみでした。私は。もう嬉しくて、有難いなと思いました。
畑中
実際、小向家メンバーどうでした。Newのメンバーというか、これ2と似てるというか、3で入ってきた方も居て、佐月さんとお母さんと。
市川
いや最初、その佐月さんはオーディションで入ってくるって聞いて、なんか皆さんが選んだ人だから絶対間違いないんだろうなと思ってて。で、役柄にぴったりの子ですって言ってたから、初日にお会いして、めちゃくちゃ堂々としてて、ドラマ初めてだったのかな?
畑中
連ドラ初
市川
ね。言ってたけど、もうなんか凄い堂々としてて、なんかしっかりしてるなっていう印象でした。演技のことに対して凄く真面目で、よく矢柴さんとかと演技の話をしてて、なんかあんまりこう役者同士って、自分の芝居の話ってそんなにしないっていうか、ちょっと恥ずかしいっていうのもあり、あんまこう自分はこういうメソッドでやってるとか言わないじゃないですか。でも佐月さんは結構そういう話をするから、矢柴さんも結構めちゃめちゃ聞いてて、それをどうやんのどうやんのみたいな感じで聞いてて、それを私も聞いてて、なるほどなと思いながら、真面目だなと思いながら。
畑中
なんかあの若さだからこそ聞いてる感じはありますか。聞けるというか、気にせずこう全部吸収するために。
市川
あー、確かに確かに。
畑中
チャンスだと思って聞いてるかもしれないし。
市川
うん、なんか凄く、あとキャピキャピしてないから。 まぁリコもそうなんですけど、2人ともめちゃくちゃ若いのに全然キャピキャピしてないから
畑中
してないですよね。
市川
楽でした。
畑中
なんかスッとそこにずっと居て、ぼーっとしてるっていうか。
市川
そう。だから3人とかで居ても、なんか無理して喋ろうとしなくていいっていうか、 なんか黙ってても空気的になんかそれでいいよねみたいな感じだったから、私はもう有難かったです2人。
畑中
浅香さんもいい人でしたよね。
市川
浅香さんまじでいい人でしたね。
畑中
めっちゃ明るしい。
市川
可愛いし、なんかどんどん浅香さんが出てきて、出てきてっていうか多分最初は浅香さんも初めてのあれだったから、どんどん浅香さんのなんか面白い面がいっぱい出てきて、話してると本当に大笑いしてました家族で。
畑中
明るいですよね。
市川
明るい!いつも明るいし、ユーモアがあるし、ここでは話せないような面白い話が…
畑中
ね、ずっと喋ってましたよね。
市川
いっぱいあるから。なんかこう、お茶の間っていうかね。で、みんなで家族で集まると、そういう話をずっとしてたりとかして。浅香さんとか本当大先輩なんですよね。大先輩なんだけど、凄く私たちとも仲良く接してくださって、有難かったです。
畑中
なんか驕るところ全然ないです。
市川
凄いですよね。
畑中
凄いです。なんかちょっとまぁビビるわけですよ僕ら。やっぱ歌手も含めてトップ取った人なんで、なんか壊しちゃったらどうしようみたいな、そんなん全然なかったです。
市川
私も怖い人だったらどうしようって思ってた。
畑中
未だいないリコワールドに。そんな怖い人いない。
市川
そうそう、だからなんかドキドキしたんだけど、本当優しくて、お母さんになってくださって嬉しかったです。
畑中
今回、撮影場所が家、実家だったじゃないですか。ほとんど実家だったじゃないですか。あれはどうでした?
市川
あれが、やっぱあれが良かったですね。なんか、あのおっきい家にみんなでずっといるみたいな。で、周り何もないみたいな環境がまたみんなを1つにしてた感じもあるし。なんかこう、控え室とかも別にないじゃないですか。メイクルームとかあったけど、なんか常にみんな一緒にいるみたいな、みんなで一緒にご飯食べて、一緒にお昼寝してみたいな空気だったから、なんかそこが家族の話をやるのには、とてもなんかよかった。生活感が出るというか。
畑中
なんかこう特別な部屋がなかったじゃないですか。だから待ってる間、家族、演者さん=家族じゃないですか。家族がずっと同じ部屋にただ居たみたいな。他のスタッフはこう色々外でやってるから、多分ずっとその時間が長かったというか。で、やっぱ時々凄い笑い声聞こえてくるっていうか。あれ、なんかどんどんあれも仲良くなってったなっていう見てて。そう、皆さんこう喋らない時全く喋んないみたいな。でも喋りだすと、なんかワーッって喋りだすみたいな。
市川
そうそう。笑い止まらなくなるみたいな。
畑中
そうそう。で、あのね、それのまま演技して笑っちゃうみたいな。
市川
あった、あった。
畑中
なんかこう思い出ってあります?撮影の…いっぱいあるかもしれないけど。
市川
思い出?思い出いっぱいあるけど、でもやっぱ家族の話だから食べるシーン多かったじゃないですか。みんなで食卓、朝ごはんとか、なんかいろんな、いろんな国の料理を食べたりとか、
畑中
中華食べたり、冷やし茶漬け食べたりね。
市川
そう、冷やし茶漬け食べたりさ、ウインナー食べたり。なんかその食べるシーンが凄い私は大好きで、実際にめちゃくちゃ食べてました。初日もお寿司食べた。
畑中
そうっすね。しかもでも、ご飯後かなんかの…お寿司で、監督が言う以上に食べてました。なんか2、3回位でとか言ってたもん。
市川
そうそう、結局ね何回もやって。でもなんかああいう、なんか私好きなドラマとか、いいなと思うドラマって、食べるシーンが結構あるドラマが好きで。で、食べるシーンで食べてないのが嫌いなんですよ。なんか喋るからってあんま食べないみたいなのとかが嫌で、ガツガツ食べながら、そう喋るみたいな、日常みたいな感じ凄い好きで、それがそういうシーンがたくさんあったから楽しかったです。難しかったけど。
畑中
1話の時も★マグロガンって言ったよって喋ってました。 使われてたけど。
市川
そう、あえて直接言うっていう。
畑中
なるほどね。ちゃんとそういうのは食べる。普通、普通ってことですよね。普通にやるってことですよね。
市川
昔すっごい怒られたことあって私。なんかスタジオでその食べる、家族で食べるシーンの時に、やっぱちょっと喋るシーンと思ってちょっとしか食べてなかったら「食べろー!」とか言って凄い怒鳴られたことあって。
畑中
時代感が…
市川
そう、時代時代。なんかそういうのも自分の中にあって、食べるシーンはちゃんと食べるっていうの意識してた。
畑中
それわかるな。作り手はね意外と見ちゃうんすよね、食べてるシーンとか。なんかこうご飯だけ2回食べてる人とか。普通そんなことしないじゃないですか、ご飯だけ2回食べるとか。
市川
うんうんうん。
畑中
だからじゃあちょっとそっちに意識いっちゃってんだろって、こっちはこっちでそういうの見ちゃったりして。
市川
そうなんだ。
畑中
それは分かるな。
市川
そう、他印象的だったの…畑中さんあります?
畑中
どうだろう。でも、僕でもやっぱりあの模型屋も好きだったんですよ。今回、家と田舎の模型屋が2つ大きくあって、市川さんも何日か多分行ってたと思うんですけど、あそこがエモくて。
市川
あそこ良かった。
畑中
で、あそこの待ち合いってか、待ってる間とかもなんかみんな雑魚寝じゃないですか。雑魚座りみたいな感じでこう…なんかこう作ってる感あっちもあって、結構あの時間も好きだったというか、あそこも田舎じゃないですか結構。
市川
あそこもかなり田舎でしたね。
畑中
ご飯がちょっと離れてて、ケータリングで。今回はケータリングだったじゃないですか。
市川
ケータリングでしたね。
畑中
あれが楽しかった。
市川
最高でしたね。そう、2期の時から同じ方がね。1期の時もそうだったんですか?
畑中
1期は違うんです。それこそ今これBABELでやってますけど、1期はBABELが制作してたんですよ。で2期から制作は変わって。
市川
あ、そうなんですね。
畑中
そう、BABELはケータリング入れてくれなかった。
市川
そこの差が…
畑中
差がこう…
市川
そっか。そっか、涌田さんが。
畑中
そうそうそう、プロデューサーの涌田さんが、やっぱご飯は大事っていうフィロソフィー持ってるから。
市川
まじで有難いそれ。
畑中
それ凄いそうですよね。
市川
いや本当にそう。やっぱりああいう何にもないところで、コンビニも近くにないところで、あんなにあったかいご飯…毎回違うね、美味しいご飯が食べれるって。もうそこしか楽しみないっていうかある意味。そこがいつも楽しみで、みんな居た感じ。今日お昼何かな?夜何かな?って毎回言ってた。
畑中
与田さんもいつもそんな…
市川
そうそう、与田ちゃんとずっとそういう話してた。
畑中
でも、その一応長女であり、次女はリコで三女佐月さんという回ですけど、実際長女やってみてどうでした?
市川
長女やってみて?でもやっぱりあの中にいると、長女しっくりくる感じではありました。実際、自分末っ子なんですよ。
畑中
えー、そうなんですか。
市川
そう。兄、姉、私っていう感じなんですけど。なんだろう、まぁ元々その去年与田ちゃんとやって、与田ちゃんとの関係性もまぁあったから、ちょっとお姉ちゃん、お母さんみたいな感じの関係性ではあったから、なんかそのまま役に入れたっていうか、そこにあまり苦労しなかったっていうか、お姉ちゃんっぽくしなきゃとかはなんか全然考えずにやれた気がします。
畑中
去年熊本さんって、このなんかちょっと役作り最初難しいというか、まだみんなと入れてないとこから気持ち悪いっていう感じ。だから最初ちょっとこう壁作る感じでしたけど、今回って意外と素に近いというか、普通にそのままいるお姉ちゃんやればよかったんだと思うんで、最初っからめちゃくちゃ安定してました。最初のシーンの感じとかから、すっごいこの3人いいなと思って。
市川
本当ですか。
畑中
モニターで言ってた思い出があって。
市川
嬉しい。
畑中
あとはね、お父さんとお母さん。多分年齢的にはお父さんってほどじゃないかもしれないですけど。
市川
そうですね。
畑中
でもなんかお父さんとお母さんだったなと思って見てて。
市川
矢柴さんもね、面白かったですよね。
畑中
矢柴さん、なんかいじられてましたね最後結構、キャラ的に。
市川
矢柴さん結構あの…浅香さんにいじられてっていう。
畑中
浅香さんが意外と矢柴さんいじって
市川
めちゃめちゃいじってて、矢柴さんがこう若い頃、あの奥さんにトシちゃんって呼ばれてたっていう話を聞いて
畑中
ずっとそれ言ってた
市川
爆笑「トシちゃんっぽくない」とか言って、爆笑してた浅香さんが。
畑中
なんかそう。浅香さんがいると矢柴さんがいじられたりするんだなあと思って。
市川
あー、確かに。
畑中
前の時はやっぱ年配のキャラだったから、
市川
うんうんうん。
畑中
なんか面白い、かき乱してくれるみたいな。
市川
確かにめっちゃいじられて本当に
畑中
面白かったんだよなぁ。まぁそれで今…与田さん、与田ちゃんが、 2期3期通じて聞こうと思ってたんですけど、与田さんの印象というかってどんな感じ。
市川
まぁ2期で初めて会った時は、正直私本当に詳しくなくて、可愛い子だなって思ってて、でやっぱずっと一緒に撮影してくと、本当に大変な中で撮影してるんだってことがわかり。
畑中
ライブとかね
市川
「明日ライブなんです」って言って「そうなんだ、どこでやんの?」「東京ドームで」とか、えー!こんなとこ居ていいのみたいな、そういう感じだったから。で、まぁ本当にスケジュール的にも、やっぱ主演だしセリフ量もね多いしっていう中でね、あの感じでなんだろうな、別になんかこう欲求に正直っちゃ正直なんですけど、眠そうだったりとかするんだけど、決して人になんか気を遣わせないというかね、なんかフラットに接してくれる子で、本当に私はもう尊敬なんですね、与田さんに対しては。だから、そうそうそう、凄い大好きで。 だからこの3期の話が来た時も、やっぱ与田ちゃんがやるならやらなきゃみたいな。なんか、何の支えにもならないかもしれないけど、なんか力になりたいなって思わせてくれる人っていうか…でしたね。みんな大好きなんじゃないですか?与田ちゃんは。
畑中
不思議ですよね。
市川
うん、不思議!
畑中
なんかこう、みんな行くぞ!みたいな人じゃないじゃないですか。座長というか、主演として。だからなんかそんな引っ張るっていうタイプでもないし、こうした方がいいよとか絶対言わないじゃないですか。けどなんとなく中心じゃないですか。彼女がなんか佇まいというか。いや、そうなんすよね。そうライブ…本当、次の日東京ドームとか。そうなんかこうMrs. GREEN APPLEのライブに出てたりしてて。で次の日ここにいたりして、あれ?みたいな。ニュースで見たけどみたいな。
市川
いつの間に!
畑中
そう、凄いなと思って。
市川
ねぇ凄いですよ、与田ちゃんは。
畑中
多分、与田さんにとっては結構この撮影が、ちょっと気持ちが落ち着くところなのかもしれないですけどね。こう、それこそ家族でいる時間が1個のオフになってるんじゃないかなとは思いますけど。
市川
うんうん、落ち着くとは言ってくれてましたけどね。
畑中
何…よく、でも結構話してましたよね。
市川
めっちゃ話してた。なんかもう本当に今回はやっぱりね、姉妹だし、なんかこう凄い喋ってましたよ。
畑中
ずっと喋ってた。
市川
ずっと喋ってた。言えないようなことばっかりだけど。言えないようなことばっかりだけど、言えないようなことも話せる位の、なんか関係性になってたから嬉しかったし。これって何話位の時に放送されるんですか?
畑中
これでも5話とか6話前位か、なんか侑美の回の前位かなと思ってました。
市川
あんま話せないですけど、なんか最終回であるシーンの時に、私はちょっと無いセリフを足させてもらったんですけど。
畑中
え、嘘?
市川
多分畑中さんいない時だったと…勝手にやめろよって言われるかも。
畑中
いやいやいや
市川
ちょっとあって、後で言いますけど、それは私のちょっと気持ちが入ってるんですよ。そこ私喋れなかった、喋んなかった、セリフなかったんですけど、ちょっとここ、これ言っていいですかって監督に相談して、言わせてもらったセリフがあるんですけど、それは与田ちゃんへの私が思ってることとリンクして、カットされなければ…
畑中
カットできないじゃないですか、まだ編集してないから。
市川
そうだ、畑中さん書いた回ですよね?
畑中
そうですね。でも今だから、なんとなくあの辺なのかなとは思ってますけど。いやいやでも、そういうのありますよ。全然あると思うしその時の…
市川
なんかね、ちょっと言いたくなっちゃったことがあって。ここででもなんか私、あんまりそういうのないというか、なるべく脚本に忠実にやりたいタイプなんですけど、そこはなんかね、悔いが残りたくないなって、ちょっと思ったんですよ。
畑中
なんて言ったんだ。いやそのオフラインの時点でカットしてきたらちょっと言おうじゃぁ。
市川
ね、でも監督いいよって言ったからカットしない…
畑中
えーいいですね、まぁそれはだから役だけじゃなく、その与田さん含めての気持ちに少し言ってみたいなと思って。
市川
そう、そうですね。勇気を出して提案してみました。
畑中
ちょっとそれは逆に楽しみにしてますし、そう思うと凄いエモいかもしれないですね。でもそれ位なんかね、いい家族でしたって言い方も良くないんですけど、そう簡単に良くないですけど、本当そうだったなって。
市川
なんか居心地がとても良くて、寂しかったです、だから終わるのが。
畑中
なんかむずいっすよね。あれ毎日やって大変だっていうのと、終わると終わるで、もうないっていう。なんかもうちょっと押しなべて長く楽しむって、なかなかできないじゃないですか。
市川
やってる最中はね、やっぱ大変なんでね。
畑中
ね、わがままだと思うんですけど、終わっちゃうと終わっちゃったんだって。
市川
そう。あとなんか今回スタッフの方が結構同世代多くなかったですか。
畑中
確かに。
市川
カメラマンさんとか技術部の方が、結構私同世代だったりとかしたんで、みんな超パワフルでしくしくと仕事されてて、めちゃくちゃかっこよかったですね。
畑中
本当タメ位じゃないですか。
市川
いや、そう。
畑中
ですよね。で、それこそBABELの社長とか藤井さんとかのメンバーの同期とかなんですよ。
市川
あ、そうなんですね!
畑中
みんなだから日芸チームというか、その同じ大学チームとか、で監督もそうなんですよ。
市川
そうですよね監督も。
畑中
だからなんか阿吽な感じは凄いありました。
市川
ありましたありました。なんかそうそうそう。
畑中
声を荒げて、ああだ、こうだじゃなくて
市川
無かった。で仲良いじゃないですか。その空気感ってやっぱり演者にも伝わるっていうか。やっぱそういう良い空気感を作ってくださると、私たちもそのままこう演技に入れるっていうか。それが殺伐としてピリピリした状態で、この家族は無理なんですよやっぱ。頑張ればできるのかもしれないけど、やっぱり出ると思うし。なんかロボットじゃないからさ、変な空気の方ができないじゃないですか感情があるから。そういう部分ではめちゃめちゃ皆さんが仲良くて、いい空気を作ってくださったのは有難かったです。
畑中
そうですね。なんかちょっと終わり、アフタートークみたいになっちゃいましたけど、 多分今、相当喋ってるかもしれないですけど、これ2回に分けてお話しようかなと思ってるんで、最初今の今まで話したの「量産型リコ」みたいに。また最後に色々聞きたいなと思いつつ、一旦来週。
市川
来週
畑中
の回っていうことにさせていただこうと思って終わります。多分喋るとずっと終わらない…そうでしたよね、あぁでしたよねってだらだら喋っちゃうんで。なので今回のゲストは、次も来ていただきますけども「量産型リコ」のお姉ちゃん役、小向侑美を演じていただいている市川由衣さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
市川
ありがとうございました。
BABEL Wave#23
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・長女をやってみてどうだったか?
・撮影の思い出、ロケ地や食事について
是非お聞きください🎧
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https://podcasters.spotify.com/pod/show/babel-label/episodes/23—-SP-e2mmlub
[文字起こし]
畑中
はい、始まりました。畑中翔太の「はいカット!」この番組は、映画や舞台、ドラマなどなど、様々なエンタメコンテンツの裏側を、ゲストを迎えながらお話ししていく音声番組です。ちょっと期間が空いてしまったんですけども、今ちょうど「量産型リコ」ウィークということで、なんと2期の、2期からレギュラー出演して頂いている市川由衣さん。女優の市川由衣さんに今日はお越しいただきました。よろしくお願いします。
市川
はい、市川由衣です。よろしくお願いします。
畑中
去年、出てくださいみたいな話しつつ
市川
呼んでくれなかった。
畑中
違う違う。マジですか位の気持ちで終わっちゃった。
市川
あれ?呼んでくれるって言ってたのになみたいな感じだったんですよ。
畑中
あれですよね、元々はお互い「Artistspoken」やってて
市川
そうなんですよ
畑中
やってますよねみたいな話でどうやって撮ってるんですかとかで。
市川
そう、私は「I.M.A」っていう「I am Mother and Artists」っていう、ちょっとそのアーティストもやりながら、お母さんもやってるみたいなコンテンツの番組をやってて、そうそう、その話をしてたんですよね。
畑中
あれって週1?
市川
週1、毎週。
畑中
どうやってやってるんですか。そうそう、リコと外れるんですけど、
市川
あれは、こんな…こう、畑中さんのラジオみたく、ちゃんとしてなくて
畑中
iphoneで撮ってるんですか?
市川
iphoneで家でリビングで撮って。
畑中
え、それ当日何話すって決めてるんですか。
市川
えっと、決めてないです。決める…なんかレターとかが来てて、そこに答える時もあるけど、基本もうあんまり決めずに出たとこ勝負でやってて良いって言われてる番組なので、子供の声が入ったりとかすることもあるし。
畑中
実は僕もね、ちょっと聞いてるんですよ。聞いてたんで、そう「Artistspoken」自分も入ってる分、聞いてたりしたんで凄い生っぽいですよ。
市川
そう、普通にだらだら喋って。
畑中
いやでも週1やるって大変ですよ。
市川
そう、だから多分、でもその「I.M.A」の場合は家とかで出来ちゃうから良くて、ちゃんと収録に行こうって毎週っていうのは多分超大変だし、なんか喋ることもなくなっていくだろうけど、今は本当自由に時間も自由だから、決められてないから。
畑中
どっかで撮るみたいなね。
市川
そう、だから最近リコの撮影の話したりとかもしてるし。そうそうそうそう、やってます。
畑中
なるほど。リコのまさにリコの話ということで、市川さんはシーズン2から、2期からジョインしていただいて、なんかまずはそこからお話聞きたいなと思ってたんですけども、最初2期の話を来た時とか、あとは当時の思い出とかなんかあります?
市川
最初2期の話来た時は「量産型リコ」知ってはいたんですけど、あんまちゃんと見たことなくて。で、プロトゥーンで面白そうだなと思ってやりますって言って、で打ち合わせに行ったら畑中さんの熱量が凄くて
畑中
嘘?ちょっと恥ずかしい。
市川
熱かった
畑中
みんな熱かったじゃん。
市川
みんな熱かった。熱かったけど、あの時なんか畑中さんが喋るターンが凄い長くて、
畑中
最初そうですね。
市川
説明がさ? そう設定のまた1期と2期と同じ人が出てるんだけど、また違うなんていうの。違う舞台というか。
畑中
世界が違う
市川
うんっていうのの説明とか、そういうあと私の役が熊本さんっていう役で、熊本城を作る回だったので、城やりたかったんです!そうそう、熱い話をしてくださって、これは全話見なきゃと思って全話見て、すっかりファンになり、そうそう、その状態で入った感じではありましたね。
畑中
なんか撮影中に見ましたよみたいなこと言ってくれた思い出があったというか。
市川
全部見ました。
畑中
全部見ていただいたんだなと。それでなんか多分リコの雰囲気というか、またなんか表向きだとちょっとプラモを作るドラマに見えるんですけど、意外とそれより深いというか。なんで…でも最初オフィスでしたよね。オフィス撮影…
市川
そう、オフィスでしたね。しかもなんかクランクイン位から私のメイン回の撮影が行われ、凄い難しかったんですよそれが、なんかやっぱりリコワールドでっていうし、指示をされるんですけど、リコワールドでって言われてもみたいな。
畑中
そんな指示されてたんだ。
市川
そうそうそう、なんか熊本さんの役って、なんかちょっとみんなの、みんなと離れたところにいるっていうか、仲良くしない、群れないみたいな人から始まるじゃないですか。だからそこの部分で、なんかそれをこうストレートにやりすぎると、ちょっと嫌な人とか怖い人に見えちゃうから、なんかリコの世界観であんまりそういう人作りたくないみたいなことを言われたりして、どうしたらいいんだろうみたいな。結構なんか掴むまでに戸惑いはありましたね。
畑中
メンバーとの距離感もありますよね。最初で多分ちょっと、みんなが若干緊張してるのがあったり、あとスタッフも半分違ったから、監督も初めてだったんで、緊張の中始まってて。でみんながそのリコってどんなのかを掴む前に、多分3話結構感情のピークがある撮影があって。で僕は3話は、あの中で言うと最初に書いた話だったんですよ。
市川
ああ、そうなんですね。
畑中
で、好きな話だったんですよ。だからなんか何もやらないけど力入ってて、どんな風に演じてくれんだろうみたいなんで、なんかこうグッと見てたっていう。凄いみんながごちゃごちゃしてた。
市川
そっか。なんか、なんかでも後半に向けて、そのDream Crazyっていうその会社が1つになっていくみたいなところで、熊本さんと共に私も打ち解けていってみたいなところではあって、後半はなんか楽しくやれてたんですけど。やっぱ前半は戸惑いの方が大きかったかなと思います。
畑中
あと若干やっぱ撮影押したり
市川
んー、色々ありましたよね。
畑中
色々ありましたよね。あんま言えない、いいのか、別に。音声番組だからいいのかもしれないけど前なんか
市川
ちょっとね、
畑中
予定通りに行かなくて、結構大変さがみんな重なってたりして。確かにそう、でもまさにその僕、本当にやっぱり途中からめちゃくちゃ皆さん仲良いなとは思いましたけどね。いつの間にか…
市川
やっぱずっと同じ場所にいたし、毎日朝から晩までいたっていうのもあるし。ドリクレの5人はそうですね、自然と仲良くなってはいきましたね。
畑中
シーズン2って全部見ました?
市川
見ました見ました。
畑中
どの回が好きとかありました?
市川
私は何気にドリクレ合宿の回が好き。
畑中
5話!あれいいっすよね。
市川
うん!なんかあれ撮ってる時、正直訳がわかんなかったんですよ。
畑中
これどういう画になるのか。
市川
そう。で、なんか結構クラシックに合わせてパチってはめるとか、そういうの何回も何回もやったから、これ本当出来上がりどうなんだろうみたいな、みんな…多分みんな思ってるんだと思うんですけど、それは監督の頭の中にあって、それがやっぱり繋がって、出来上がったの見た時に凄いなんか、私は凄い好きな回になってて。
畑中
あれですよね、みんなで初めて多分模型屋行ってて、すっごい狭いとこで撮影して、 で多分後からクラシック載せるから、多分作ってる時はどんな風になるかわからず、ひたすらどんどん作るみたいな。
市川
そうです。そう、カチって合わせて。
畑中
あれ実際のオンエアだと凄くいいですよ。音と音楽と。
市川
そう、オンエアを見たらなんかすっごい良くて、今まで見たことないドラマになってて、イメージカットとかも多かったじゃないですか前回。なんかそのイメージカットとかも撮ってる時はなんでこれやるんだろうみたいなものが多かったんですけど、なんかやっぱ上がった時に凄いまとまってたから、あの回が凄い好きかな。
畑中
なんか1の5話はミニ四駆なんですよ。
市川
はいはい。
畑中
で、5話はなんかみんなでエモくなるっていうのをなんか決めてて。だから5話は違った形、ミニ四駆じゃないけど、みんなでなんか一致団結するというか、それまでに個人のは終わらせるみたいな、5話で1個のチームになるみたいな、1個の山場にしてて、そういう意味やっぱ本当に5話は1番エモい。エモいというか、なんかそういう回になったらいいなとは思ってました。
市川
そうなんですね、あれ今回で言うと5話は…
畑中
5話は今回はあれなんです。イニシャルDで、それはみんなじゃないんですけど、凄い青春エモさっての結構あって、3人でリコとやっさんとアオちゃんの。なんか3人のエモさが凄いある回。だからそう、5話僕も好きでしたね。あと、あとでも2期の時の撮影覚えてることあります?
市川
覚えてること。みんなでピクニックみたいな。それもでも5話だね。
畑中
5話の昼休みみたいな、
市川
そう、昼休みみたいな。お弁当みんなで食べたのとか。
畑中
なんか結構暑かった
市川
暑かった。でもなんかあの辺って、なんか後半だったんですよね。もう撮影が。5話と言いつつ結構前回って、こう…ごちゃ混ぜっていうか、あんまり。
畑中
そうですね、あとね会社が先だったんですよ。
市川
会社が先だったからか
畑中
会社を先に終わらせて、模型屋とロケを後に全部やったって感じだったから仲良くなってたかもしれない。
市川
そうですね、楽しかった印象はあります。
畑中
なんかいつの間にか凄いチーム感で。あのね京ちゃんとか望月くんとかがあの雰囲気もあって、なんかいつの間にか5人になってるなっていうのはありつつ、最終話みんなで解散みたいな感じで終わって。で、このまま続けると、その3の話っていつ位に来たんですか。いつ位に来たっていうか、いつ位に聞いたんですか?
市川
私3の話聞いたの今年の2月位で、2月?4月?でもなんかもっと前から話いただいてたんですけど、私ちょっと自分入院したりとかしてちょっと。もう全然体大丈夫なんですけど、そういうのもあって多分私に伝わってくるのが遅かったんですけど、2月位ですね。
畑中
2月位。最初聞いた時はどんな感じだったんですか。やるんだ!っていう。
市川
やるんだと思いました。やる、やるような空気はあったじゃないですか、次もみたいな。だけど自分が出れるとも限らないし、思ってなかったし。でも嬉しかったですね。それに呼んでもらえたのが。
畑中
いや市川さんが体調のことがあってわからなかったんですけど、とりあえず待とうみたいな。ここは置いといて待とうみたいな。もうダメならダメだで、もう最後オーディションでもいいんじゃないかここはみたいな。とりあえずもう待とうみたいなので、みんなでそこはもうずっとゆみを置いてた気がします。で、それでもうどんどん作ってたんです。結果良かったんですけど、有難かったんですけど。そう、で2月位で。で、 チームメンバーをその時見た。見たのも初めて?
市川
そうですね。
畑中
それってどうだった?
市川
え、いいんですかって思いました。だってリコのお姉ちゃんですから。
畑中
そうですね、お姉ちゃんっていう設定だったから。
市川
そうそう。めっちゃ嬉しかったけど、冷静に考えると年かなり上なんで、いいんですかみたいな。
畑中
大丈夫ですよ。まぁでも市川さんが上だから、逆にちょっと下の方が面白いかもねみたいになって。
市川
あ、そうなんだ。
畑中
ちょっとこう、世代をこういう3人になって、で佐月さんになった。
市川
そうなんだ。
畑中
10代感残る感じというか。
市川
そう、でもやっぱ嬉しかったし、家族の話っていうの見て、なんかそのプロット読んだだけで、ちょっとうるっとくるっていうか。
畑中
もろいっすね。
市川
そう私もうね。おばちゃんなんで…涙もろいんですよ。なんか絶対リコの世界観とその田舎の実家って合うなって想像しただけで泣けるみたいなのがあって。
畑中
嬉しいですね。
市川
畑中さんにもすぐ連絡しましたけど。
畑中
確かに凄い言ってた。
市川
なんかもう真骨頂じゃないですかみたいな。なんか凄い、とにかく楽しみでした。私は。もう嬉しくて、有難いなと思いました。
畑中
実際、小向家メンバーどうでした。Newのメンバーというか、これ2と似てるというか、3で入ってきた方も居て、佐月さんとお母さんと。
市川
いや最初、その佐月さんはオーディションで入ってくるって聞いて、なんか皆さんが選んだ人だから絶対間違いないんだろうなと思ってて。で、役柄にぴったりの子ですって言ってたから、初日にお会いして、めちゃくちゃ堂々としてて、ドラマ初めてだったのかな?
畑中
連ドラ初
市川
ね。言ってたけど、もうなんか凄い堂々としてて、なんかしっかりしてるなっていう印象でした。演技のことに対して凄く真面目で、よく矢柴さんとかと演技の話をしてて、なんかあんまりこう役者同士って、自分の芝居の話ってそんなにしないっていうか、ちょっと恥ずかしいっていうのもあり、あんまこう自分はこういうメソッドでやってるとか言わないじゃないですか。でも佐月さんは結構そういう話をするから、矢柴さんも結構めちゃめちゃ聞いてて、それをどうやんのどうやんのみたいな感じで聞いてて、それを私も聞いてて、なるほどなと思いながら、真面目だなと思いながら。
畑中
なんかあの若さだからこそ聞いてる感じはありますか。聞けるというか、気にせずこう全部吸収するために。
市川
あー、確かに確かに。
畑中
チャンスだと思って聞いてるかもしれないし。
市川
うん、なんか凄く、あとキャピキャピしてないから。 まぁリコもそうなんですけど、2人ともめちゃくちゃ若いのに全然キャピキャピしてないから
畑中
してないですよね。
市川
楽でした。
畑中
なんかスッとそこにずっと居て、ぼーっとしてるっていうか。
市川
そう。だから3人とかで居ても、なんか無理して喋ろうとしなくていいっていうか、 なんか黙ってても空気的になんかそれでいいよねみたいな感じだったから、私はもう有難かったです2人。
畑中
浅香さんもいい人でしたよね。
市川
浅香さんまじでいい人でしたね。
畑中
めっちゃ明るしい。
市川
可愛いし、なんかどんどん浅香さんが出てきて、出てきてっていうか多分最初は浅香さんも初めてのあれだったから、どんどん浅香さんのなんか面白い面がいっぱい出てきて、話してると本当に大笑いしてました家族で。
畑中
明るいですよね。
市川
明るい!いつも明るいし、ユーモアがあるし、ここでは話せないような面白い話が…
畑中
ね、ずっと喋ってましたよね。
市川
いっぱいあるから。なんかこう、お茶の間っていうかね。で、みんなで家族で集まると、そういう話をずっとしてたりとかして。浅香さんとか本当大先輩なんですよね。大先輩なんだけど、凄く私たちとも仲良く接してくださって、有難かったです。
畑中
なんか驕るところ全然ないです。
市川
凄いですよね。
畑中
凄いです。なんかちょっとまぁビビるわけですよ僕ら。やっぱ歌手も含めてトップ取った人なんで、なんか壊しちゃったらどうしようみたいな、そんなん全然なかったです。
市川
私も怖い人だったらどうしようって思ってた。
畑中
未だいないリコワールドに。そんな怖い人いない。
市川
そうそう、だからなんかドキドキしたんだけど、本当優しくて、お母さんになってくださって嬉しかったです。
畑中
今回、撮影場所が家、実家だったじゃないですか。ほとんど実家だったじゃないですか。あれはどうでした?
市川
あれが、やっぱあれが良かったですね。なんか、あのおっきい家にみんなでずっといるみたいな。で、周り何もないみたいな環境がまたみんなを1つにしてた感じもあるし。なんかこう、控え室とかも別にないじゃないですか。メイクルームとかあったけど、なんか常にみんな一緒にいるみたいな、みんなで一緒にご飯食べて、一緒にお昼寝してみたいな空気だったから、なんかそこが家族の話をやるのには、とてもなんかよかった。生活感が出るというか。
畑中
なんかこう特別な部屋がなかったじゃないですか。だから待ってる間、家族、演者さん=家族じゃないですか。家族がずっと同じ部屋にただ居たみたいな。他のスタッフはこう色々外でやってるから、多分ずっとその時間が長かったというか。で、やっぱ時々凄い笑い声聞こえてくるっていうか。あれ、なんかどんどんあれも仲良くなってったなっていう見てて。そう、皆さんこう喋らない時全く喋んないみたいな。でも喋りだすと、なんかワーッって喋りだすみたいな。
市川
そうそう。笑い止まらなくなるみたいな。
畑中
そうそう。で、あのね、それのまま演技して笑っちゃうみたいな。
市川
あった、あった。
畑中
なんかこう思い出ってあります?撮影の…いっぱいあるかもしれないけど。
市川
思い出?思い出いっぱいあるけど、でもやっぱ家族の話だから食べるシーン多かったじゃないですか。みんなで食卓、朝ごはんとか、なんかいろんな、いろんな国の料理を食べたりとか、
畑中
中華食べたり、冷やし茶漬け食べたりね。
市川
そう、冷やし茶漬け食べたりさ、ウインナー食べたり。なんかその食べるシーンが凄い私は大好きで、実際にめちゃくちゃ食べてました。初日もお寿司食べた。
畑中
そうっすね。しかもでも、ご飯後かなんかの…お寿司で、監督が言う以上に食べてました。なんか2、3回位でとか言ってたもん。
市川
そうそう、結局ね何回もやって。でもなんかああいう、なんか私好きなドラマとか、いいなと思うドラマって、食べるシーンが結構あるドラマが好きで。で、食べるシーンで食べてないのが嫌いなんですよ。なんか喋るからってあんま食べないみたいなのとかが嫌で、ガツガツ食べながら、そう喋るみたいな、日常みたいな感じ凄い好きで、それがそういうシーンがたくさんあったから楽しかったです。難しかったけど。
畑中
1話の時も★マグロガンって言ったよって喋ってました。 使われてたけど。
市川
そう、あえて直接言うっていう。
畑中
なるほどね。ちゃんとそういうのは食べる。普通、普通ってことですよね。普通にやるってことですよね。
市川
昔すっごい怒られたことあって私。なんかスタジオでその食べる、家族で食べるシーンの時に、やっぱちょっと喋るシーンと思ってちょっとしか食べてなかったら「食べろー!」とか言って凄い怒鳴られたことあって。
畑中
時代感が…
市川
そう、時代時代。なんかそういうのも自分の中にあって、食べるシーンはちゃんと食べるっていうの意識してた。
畑中
それわかるな。作り手はね意外と見ちゃうんすよね、食べてるシーンとか。なんかこうご飯だけ2回食べてる人とか。普通そんなことしないじゃないですか、ご飯だけ2回食べるとか。
市川
うんうんうん。
畑中
だからじゃあちょっとそっちに意識いっちゃってんだろって、こっちはこっちでそういうの見ちゃったりして。
市川
そうなんだ。
畑中
それは分かるな。
市川
そう、他印象的だったの…畑中さんあります?
畑中
どうだろう。でも、僕でもやっぱりあの模型屋も好きだったんですよ。今回、家と田舎の模型屋が2つ大きくあって、市川さんも何日か多分行ってたと思うんですけど、あそこがエモくて。
市川
あそこ良かった。
畑中
で、あそこの待ち合いってか、待ってる間とかもなんかみんな雑魚寝じゃないですか。雑魚座りみたいな感じでこう…なんかこう作ってる感あっちもあって、結構あの時間も好きだったというか、あそこも田舎じゃないですか結構。
市川
あそこもかなり田舎でしたね。
畑中
ご飯がちょっと離れてて、ケータリングで。今回はケータリングだったじゃないですか。
市川
ケータリングでしたね。
畑中
あれが楽しかった。
市川
最高でしたね。そう、2期の時から同じ方がね。1期の時もそうだったんですか?
畑中
1期は違うんです。それこそ今これBABELでやってますけど、1期はBABELが制作してたんですよ。で2期から制作は変わって。
市川
あ、そうなんですね。
畑中
そう、BABELはケータリング入れてくれなかった。
市川
そこの差が…
畑中
差がこう…
市川
そっか。そっか、涌田さんが。
畑中
そうそうそう、プロデューサーの涌田さんが、やっぱご飯は大事っていうフィロソフィー持ってるから。
市川
まじで有難いそれ。
畑中
それ凄いそうですよね。
市川
いや本当にそう。やっぱりああいう何にもないところで、コンビニも近くにないところで、あんなにあったかいご飯…毎回違うね、美味しいご飯が食べれるって。もうそこしか楽しみないっていうかある意味。そこがいつも楽しみで、みんな居た感じ。今日お昼何かな?夜何かな?って毎回言ってた。
畑中
与田さんもいつもそんな…
市川
そうそう、与田ちゃんとずっとそういう話してた。
畑中
でも、その一応長女であり、次女はリコで三女佐月さんという回ですけど、実際長女やってみてどうでした?
市川
長女やってみて?でもやっぱりあの中にいると、長女しっくりくる感じではありました。実際、自分末っ子なんですよ。
畑中
えー、そうなんですか。
市川
そう。兄、姉、私っていう感じなんですけど。なんだろう、まぁ元々その去年与田ちゃんとやって、与田ちゃんとの関係性もまぁあったから、ちょっとお姉ちゃん、お母さんみたいな感じの関係性ではあったから、なんかそのまま役に入れたっていうか、そこにあまり苦労しなかったっていうか、お姉ちゃんっぽくしなきゃとかはなんか全然考えずにやれた気がします。
畑中
去年熊本さんって、このなんかちょっと役作り最初難しいというか、まだみんなと入れてないとこから気持ち悪いっていう感じ。だから最初ちょっとこう壁作る感じでしたけど、今回って意外と素に近いというか、普通にそのままいるお姉ちゃんやればよかったんだと思うんで、最初っからめちゃくちゃ安定してました。最初のシーンの感じとかから、すっごいこの3人いいなと思って。
市川
本当ですか。
畑中
モニターで言ってた思い出があって。
市川
嬉しい。
畑中
あとはね、お父さんとお母さん。多分年齢的にはお父さんってほどじゃないかもしれないですけど。
市川
そうですね。
畑中
でもなんかお父さんとお母さんだったなと思って見てて。
市川
矢柴さんもね、面白かったですよね。
畑中
矢柴さん、なんかいじられてましたね最後結構、キャラ的に。
市川
矢柴さん結構あの…浅香さんにいじられてっていう。
畑中
浅香さんが意外と矢柴さんいじって
市川
めちゃめちゃいじってて、矢柴さんがこう若い頃、あの奥さんにトシちゃんって呼ばれてたっていう話を聞いて
畑中
ずっとそれ言ってた
市川
爆笑「トシちゃんっぽくない」とか言って、爆笑してた浅香さんが。
畑中
なんかそう。浅香さんがいると矢柴さんがいじられたりするんだなあと思って。
市川
あー、確かに。
畑中
前の時はやっぱ年配のキャラだったから、
市川
うんうんうん。
畑中
なんか面白い、かき乱してくれるみたいな。
市川
確かにめっちゃいじられて本当に
畑中
面白かったんだよなぁ。まぁそれで今…与田さん、与田ちゃんが、 2期3期通じて聞こうと思ってたんですけど、与田さんの印象というかってどんな感じ。
市川
まぁ2期で初めて会った時は、正直私本当に詳しくなくて、可愛い子だなって思ってて、でやっぱずっと一緒に撮影してくと、本当に大変な中で撮影してるんだってことがわかり。
畑中
ライブとかね
市川
「明日ライブなんです」って言って「そうなんだ、どこでやんの?」「東京ドームで」とか、えー!こんなとこ居ていいのみたいな、そういう感じだったから。で、まぁ本当にスケジュール的にも、やっぱ主演だしセリフ量もね多いしっていう中でね、あの感じでなんだろうな、別になんかこう欲求に正直っちゃ正直なんですけど、眠そうだったりとかするんだけど、決して人になんか気を遣わせないというかね、なんかフラットに接してくれる子で、本当に私はもう尊敬なんですね、与田さんに対しては。だから、そうそうそう、凄い大好きで。 だからこの3期の話が来た時も、やっぱ与田ちゃんがやるならやらなきゃみたいな。なんか、何の支えにもならないかもしれないけど、なんか力になりたいなって思わせてくれる人っていうか…でしたね。みんな大好きなんじゃないですか?与田ちゃんは。
畑中
不思議ですよね。
市川
うん、不思議!
畑中
なんかこう、みんな行くぞ!みたいな人じゃないじゃないですか。座長というか、主演として。だからなんかそんな引っ張るっていうタイプでもないし、こうした方がいいよとか絶対言わないじゃないですか。けどなんとなく中心じゃないですか。彼女がなんか佇まいというか。いや、そうなんすよね。そうライブ…本当、次の日東京ドームとか。そうなんかこうMrs. GREEN APPLEのライブに出てたりしてて。で次の日ここにいたりして、あれ?みたいな。ニュースで見たけどみたいな。
市川
いつの間に!
畑中
そう、凄いなと思って。
市川
ねぇ凄いですよ、与田ちゃんは。
畑中
多分、与田さんにとっては結構この撮影が、ちょっと気持ちが落ち着くところなのかもしれないですけどね。こう、それこそ家族でいる時間が1個のオフになってるんじゃないかなとは思いますけど。
市川
うんうん、落ち着くとは言ってくれてましたけどね。
畑中
何…よく、でも結構話してましたよね。
市川
めっちゃ話してた。なんかもう本当に今回はやっぱりね、姉妹だし、なんかこう凄い喋ってましたよ。
畑中
ずっと喋ってた。
市川
ずっと喋ってた。言えないようなことばっかりだけど。言えないようなことばっかりだけど、言えないようなことも話せる位の、なんか関係性になってたから嬉しかったし。これって何話位の時に放送されるんですか?
畑中
これでも5話とか6話前位か、なんか侑美の回の前位かなと思ってました。
市川
あんま話せないですけど、なんか最終回であるシーンの時に、私はちょっと無いセリフを足させてもらったんですけど。
畑中
え、嘘?
市川
多分畑中さんいない時だったと…勝手にやめろよって言われるかも。
畑中
いやいやいや
市川
ちょっとあって、後で言いますけど、それは私のちょっと気持ちが入ってるんですよ。そこ私喋れなかった、喋んなかった、セリフなかったんですけど、ちょっとここ、これ言っていいですかって監督に相談して、言わせてもらったセリフがあるんですけど、それは与田ちゃんへの私が思ってることとリンクして、カットされなければ…
畑中
カットできないじゃないですか、まだ編集してないから。
市川
そうだ、畑中さん書いた回ですよね?
畑中
そうですね。でも今だから、なんとなくあの辺なのかなとは思ってますけど。いやいやでも、そういうのありますよ。全然あると思うしその時の…
市川
なんかね、ちょっと言いたくなっちゃったことがあって。ここででもなんか私、あんまりそういうのないというか、なるべく脚本に忠実にやりたいタイプなんですけど、そこはなんかね、悔いが残りたくないなって、ちょっと思ったんですよ。
畑中
なんて言ったんだ。いやそのオフラインの時点でカットしてきたらちょっと言おうじゃぁ。
市川
ね、でも監督いいよって言ったからカットしない…
畑中
えーいいですね、まぁそれはだから役だけじゃなく、その与田さん含めての気持ちに少し言ってみたいなと思って。
市川
そう、そうですね。勇気を出して提案してみました。
畑中
ちょっとそれは逆に楽しみにしてますし、そう思うと凄いエモいかもしれないですね。でもそれ位なんかね、いい家族でしたって言い方も良くないんですけど、そう簡単に良くないですけど、本当そうだったなって。
市川
なんか居心地がとても良くて、寂しかったです、だから終わるのが。
畑中
なんかむずいっすよね。あれ毎日やって大変だっていうのと、終わると終わるで、もうないっていう。なんかもうちょっと押しなべて長く楽しむって、なかなかできないじゃないですか。
市川
やってる最中はね、やっぱ大変なんでね。
畑中
ね、わがままだと思うんですけど、終わっちゃうと終わっちゃったんだって。
市川
そう。あとなんか今回スタッフの方が結構同世代多くなかったですか。
畑中
確かに。
市川
カメラマンさんとか技術部の方が、結構私同世代だったりとかしたんで、みんな超パワフルでしくしくと仕事されてて、めちゃくちゃかっこよかったですね。
畑中
本当タメ位じゃないですか。
市川
いや、そう。
畑中
ですよね。で、それこそBABELの社長とか藤井さんとかのメンバーの同期とかなんですよ。
市川
あ、そうなんですね!
畑中
みんなだから日芸チームというか、その同じ大学チームとか、で監督もそうなんですよ。
市川
そうですよね監督も。
畑中
だからなんか阿吽な感じは凄いありました。
市川
ありましたありました。なんかそうそうそう。
畑中
声を荒げて、ああだ、こうだじゃなくて
市川
無かった。で仲良いじゃないですか。その空気感ってやっぱり演者にも伝わるっていうか。やっぱそういう良い空気感を作ってくださると、私たちもそのままこう演技に入れるっていうか。それが殺伐としてピリピリした状態で、この家族は無理なんですよやっぱ。頑張ればできるのかもしれないけど、やっぱり出ると思うし。なんかロボットじゃないからさ、変な空気の方ができないじゃないですか感情があるから。そういう部分ではめちゃめちゃ皆さんが仲良くて、いい空気を作ってくださったのは有難かったです。
畑中
そうですね。なんかちょっと終わり、アフタートークみたいになっちゃいましたけど、 多分今、相当喋ってるかもしれないですけど、これ2回に分けてお話しようかなと思ってるんで、最初今の今まで話したの「量産型リコ」みたいに。また最後に色々聞きたいなと思いつつ、一旦来週。
市川
来週
畑中
の回っていうことにさせていただこうと思って終わります。多分喋るとずっと終わらない…そうでしたよね、あぁでしたよねってだらだら喋っちゃうんで。なので今回のゲストは、次も来ていただきますけども「量産型リコ」のお姉ちゃん役、小向侑美を演じていただいている市川由衣さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
市川
ありがとうございました。