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2023.7.28

#6《中島歩さん×畑中翔太》「はいカット!」とコラボ収録!「量産型リコ2」対談スペシャル

#6《中島歩さん×畑中翔太》「はいカット!」とコラボ収録!「量産型リコ2」対談スペシャル

BABEL Wave#6

視聴リンク:https://open.spotify.com/show/27pEJpQ7ORdSrOa5wum3p0

[文字起こし]
山田
はい、始まりました。BABEL Waveは、コンテンスタジオバベルレーベルのクリエイターが、今の時代の波をご紹介する番組です。ちょうど今、旬になっている作品に触れていきたいと思っております。今回パーソナリティを務めるのは、バベルレーベルの山田久人です。
今回は、特別に畑中さんの「はいカット!」とコラボ実施させたさせていただきました。
今回のゲストは、えー、畑中、「はいカット!」の畑中さんと、

山田
今回のゲストは、「はいカット!」の畑中さんと、 今絶賛大活躍中の俳優の中島歩さんです。

中島
どうも

山田
よろしくお願いします。

畑中
お、お笑い芸人みたいになってるじゃないですか。

中島
「はいカット!」ってコンビの畑中さんだと思われちゃう。

山田
こっから説明していきましょう。

畑中
よろしくお願いします。

山田
はい、よろしくお願いします。

中島
畑中さんの説明を。

山田
畑中さんはバベルレーベルの企画プロデューサーで、今は脚本もやられてます。

畑中
畑中です、よろしくお願いします。

中島
で「はいカット!」っていう、

畑中
音声番組を

中島
やってるっていうことですか

畑中
ま、今回ちょっとそれとコラボレーションという意味でダブルで配信しましょうということで、ちょっと山田さんが最初混乱して、こんないつも饒舌なのに、こんな硬い山田さん初めてだと思って。

中島
「はいカット」ってコンビ名じゃないんですね。

畑中
違います違います。そんなお笑い番組じゃない。

山田
「はいカット」っていうポッドキャストですね。

畑中
Podcastをやっていて、まあ、そこでもゲストをお呼びするんですけど、今回中島さんと一緒に「はいカット!」収録したいよね、みたいな話があった時に、ちょうどBABEL Waveの話もあったんで、じゃあ是非全員一緒にやりましょうって。

中島
はい。

山田
ぜひぜひお願いします。なんか、僕も、畑中さんがpodcastやってて、いつも、聞き役に回られてて。で、この前、僕も出させていただいたんですけど、ちょっと畑中さんの話聞いてみたいなとこもありで、なんかできないですかねみたいなとこあった時に、今「量産型リコ」やられていて、そこでずっと僕も、中島歩さんにはね、色々作品でお世話になったりしたので。藤井作品も出てもらったりするので、ちょっと色々お話聞きたいなと思って。今日は、ご参加いただきました。よろしくお願いします。ちなみに中島さん、最近はどんな作品出られてるんですか。

中島
最近「量産型リコ」

山田
もちろん。

中島
出させていただきました。

山田
なんか映画だったりとか。

中島
映画ですね、映画ずっとやってますね。ずっと撮影してます。

畑中
なんか最近まで、中島さんの予定とかスケジュールが全然取れないって、

山田
今、業界で結構話題ですよ、中島さんは結構もう引っ張りだこで スケジュール調整をみんなうちのキャスティング頑張ってやってますよ。

中島
いやいやいや。ありがたいんですよ、でもなんかやっぱテレビはNHKとテレ東深夜と、 あと映画、小規模な武蔵野館、新宿武蔵野館でかかるぐらいのとか、なんならシネマカリテとかでかかるような作品をたくさんやってます。それで忙しいって感じですね。

山田
直近で言うと、「量産型リコ」はもちろん観てもらいたいんですけど、それ以外で公開されてる、公開される予定のものとか、

中島
これからですね、えーっと、最初っから告知になっちゃうけど、「サヨナラエリュマントス」っていう、ミスマガジンの女の子たちとやった映画で、彼女たちは、架空の地方のチアリーディンググループで、僕はチンピラマネージャーっていう感じで、その子たちの珍道中みたいなやつと、

中島
あともう1本映画があって、「17歳は止まらない」っていう女子高生たちのお話で、 その中の1人、主人公の子が好きになっちゃう先生の役なんですけど。その話は、農業高校の女子高生が思春期でワタワタみたいな。

畑中
めっちゃ楽しそう。

中島
楽しい。ちなみに両方楽しい。ほんとに。

畑中
女子高生に好きになられる。

中島
そう、軽く見れるし。うんでもね、AVを取った監督が監督した。50代からデビューした、長編映画デビューっていう、しかも考えてんのこんなことなのかみたいな。

畑中
なんかあれっすね、妄想みたいな。

中島
武蔵野館とかでやるので、この夏、ぜひチェックしてみてくだい。

山田
楽しみにしてます。

畑中
終わりみたい。

山田
終わらせないっすよ。なんか結構、中島さんの、「浅草キッド」とかすごい大好きだったりするんですけど、もちろん、台本読んで、脚本読んで、色々出る出ないとかそういうものも考えられてるんだと思うんですけど、どういう役やりたいとか、結構そういうのあったりしますか。

中島
昨日も俳優の人と飲んでたんですけど、どういう役をやりたいとかって別にないよね、みたいな。 なんかやっぱ誰とやりたいか、それは俳優さんである可能性もあるし、監督である可能性もあるし、プロデューサーである可能性もあるし、もしかしたら撮影監督であるかもしれないしっていうのがあるだけで、どういう役やりたいって、そんなないかなとも思うんですが。でも、割と最近結構方向性ができてきちゃった感じがするので、自分が呼ばれる役どころっていうのは。

畑中
それってどういう感じだと思われるんですか。

中島
まあなんだろう、元彼みたいな。元彼多いですね、なんだか知らないけど。

山田
今彼じゃなくて。

中島
今彼じゃない。とか憧れだった人とかね。

畑中
「量産型リコ1」とかはそうですね。

中島
けどちょっと欠陥してるとこがあるみたいな役が多くて。
あとたまにちょっとサイコな感じとか。最近ちょこちょこやるようになりました。だから、普通の役なんてないんでしょうけど、まともな、なんだろうな、マッチョな、マッチョっていうか、ちゃんとした人の役とかやってないですね、全然。

畑中
なるほど。

山田
そう、今ちょっと「量産型リコ1」の話も出たんですけど、すいません、本当は「量産型リコ2」っていう表記じゃないんですけど、聞いてる方にわかりやすく「量産型リコ2」って呼ばせてもらいますが、今回また「量産型リコ」で2として、中島さん出られると思うんですけど、なんか言える範囲で畑中さん、どんな役で、どんな理由でキャスティングされたとか、聞いてもいいですか。

畑中
まあ、そもそも今回の「量産型リコ」新作が、「量産型リコ1」で出てきたキャストさんを全員集合しながら、 違うキャラクター設定の世界線っていうのを結構ベースに作って、やっぱり「量産型リコ1」で、リコが大好きだった大石さんの恋が破れ。やっぱりそこってすごくおっきな、それこそ10話に関わるところのキャラクターだったんで、大石さんっていうか、中島さんは絶対出したいと思ってました。でもなんかこう、かなり印象的だった分出し方が難しいなというのがあって、普通にレギュラーでずっとメンバーとしているもんなのかみたいな考えて、いやなんかピンポイントで、役柄が今までこういう役だったのにこう変わるんだみたいな、なんかこう、ちょっと驚きを与えたくて、結構個別ゲストで、 来週、今週、次流れるリコになったんですけど、ちょっと関係値を特殊にしたのはありました。

山田
なるほどなるほど。この話は、畑中さん脚本書かれてるんですか。

畑中
僕の話じゃないです。別に書きたいとも言わなかったですけど。別に脚本云々というよりは、相当みんなで遊んだ回です。ちょっとだけ違う夏休み回っていうか。

山田
なるほどなるほど。

畑中
なんか味変というか。なので相当みんなで遊んだ回。

山田
まあ、畑中さんは企画プロデューサーだからね。他の脚本家の方が書かれてても当然ですけど、聴かれている方あんまり役割分かんないかもしんないですけど、企画プロデューサーが、皆さんに脚本を書いていただいたものを、もうちょっと、こういう風にしたいとかね、なんか、やっぱ全部見られてるところのポジションなんで、畑中さんが書かれてなくても、だいぶ畑中エッセンスが入ってると思います。

畑中
だからこの話だけは、中島回っていう。とりあえずなんか中島回みたいな。で何する?くらいの感じです。

山田
中島さんは、もちろん、撮られていると思うんですけど、なんか今回パラレルワールドというか、 同じ名前で違う役を演じながらやられてると思うんですけど、意識したこととか、あと、撮影の時に大変だったことを教えてもらえると嬉しいなと。

中島
前回と比べて、前回のと一貫性を 持たせなきゃみたいなのは全然考えなかったですけど、今回のその台本を面白くしようと、まあ面白い仕掛けが、おっきな仕掛けがあるんですけど、それを一生懸命練習しました。

畑中
まあ、あれですよね、歌うんすよね。

中島
はい、歌います、言っちゃう。

畑中
中島さんの武器である歌。

中島
誰も武器と思ってないけど。

畑中
これでも、「お耳に合いましたら。」で。

中島
「お耳に合いましたら。」

畑中
「お耳に合いましたら。」で、「香水」を歌ってて、それを見て面白いなこの人と思って、なんか本当なんかね、それがメインっていうかは、なんかこうみんながパーティやってる中で、弾いて、あれ面白くて。ずっと練習してて後ろで「香水」の。でギターうまいっすよね。

中島
いやいやいや、まああれ、

畑中
引き語りがうまくて。

山田
あの役ね、僕もプロデューサーで入ってたんですけど、だいぶぶっ飛んでましたよね。

中島
あー確かに、あー「お耳」のですよね、

山田
桐石。

中島
「お耳」の桐石回みたいになるじゃないですか。

畑中
そうっすね。そういう感じかもしれないですね。

中島
あれをやれたのが結構最近のキャリア的には良かったなと思ってて。 結構なんだろう、デフォルトの効いた芝居だったじゃないですか。でああいうキャラクターっていうのをやれたっていうのは。パリッと 1つわかりやすく、この人こうやってこういう役をやるんだっていうような、プレゼンになるような役がやれたなっていうか、企画がやれたなと思って。

畑中
ちょっと説明書的なとこありますよね。

中島
それで歌も歌って、また今回も歌を歌わせてもらって、

山田
畑中さんから見てて、歌は上手くいったんですか。

畑中
歌は、もう本気でやるんですよ、住宅街で。

中島
結構絶叫みたいなある歌なので。なんか別に普段から適当にはやらないんですけど、「本気でやんないとこれは滑るぞ」と。 現場でもずっと滑りたくないって言ってたんですけど。 助監督とかに「滑りたくないよ〜」って「 わかりました」みたいな、何言ってんだこの人みたいな。

畑中
確かに、中島さんの歌に僕らが頼りすぎてたとこあるかもしれない。「ここ、歌」 で、なんかもう変なクレイジーになる。以上。みたいな、そこはもう中島さんの歌で変なことになるんだみたいな脚本になってて。意外と周辺が住宅地でこれ本気でやれんのか、みたいな。

中島
夜歌うっていうことで、朝から別のシーン撮ってったんですけど、住宅街のハウススタジオで。朝から制作の人とかに、これ大丈夫ですかねと。結構隣いますけど、住宅街のど真ん中ですけど、結構歌いますよと。

山田
環境的に大丈夫かと。

中島
「大丈夫です、大丈夫です」みたいな。でなんなら、その共演の方が、「以前ここ使ってミュージカルドラマ撮ったから大丈夫だ」と言われて、まあじゃあ大丈夫かと思ってたんですよ。撮影進んでって、夜やっと日が暮れて、じゃあそこやるのかなと思ったら、今度別のシーン撮り出して、あれこれ先の方がいいんじゃないのとか思いながら待ってて、写真撮って、じゃあいざそこで歌のシーンやっと撮れるぞ。

中島
押してるしてる。みたいな。で、ガーッとやりだして。で3カット、その歌のシーンは3回やらなきゃいけなかったです。撮影の都合上で1番目はまず引きの遠い画。俺がちっちゃく映ってる画、それを撮って、今度俺の全身を正面から撮って、で最後ヨリ、顔のアップを撮るぞって時に、「すいません、苦情来ちゃいました」って言われて。 で、「ちょっともう出せないので声、口パクでお願いします」とか言って、口パクだけど 全力で歌ってる感じでお願いしますって言われて、もう声は後で合わせるんでなんとかしてって、でなんとかやって、それを。

山田
いや〜すごいっすね。切り抜けたんですか。

畑中
うん。いやでも、そういう意味では本当、中島さんこういうことするんだよっていうのはわかりやすい回かもしれないですね。

中島
わからない。滑ってるかもしれないですよ。

畑中
いやいや、滑ってるのが面白いんですよ。

中島
うん。でも滑ってるってあるじゃないですか。

畑中
そうそう、面白い、でも滑ってるって。あでもね、面白いですよ。面白い上がりになってるし。

山田
編集観た畑中さんが面白いと思っているなら。

畑中
やっぱ中島さんとやっぱ何回かやらせていただいてるから、頼める役かもしれない。だって普通の人だったら滑ると思っちゃうじゃん。

中島
いや、確かに。しかも初見の人にこの企画来たら、なんかいい加減に見られてるなって思っちゃうかもしれないです。

山田
2人の関係性があったから。

畑中
ありがたいですけど。なんか中島さんってこう、いい意味ですよ、いい意味ですけど、ちょっと気持ち悪いじゃないですか。

山田
ちょ、詳しく聞かせてもらっていいすか。

畑中
二言目のイメージが気持ち悪い俳優。

山田
へー

畑中
うん、なんかもう普通には見れない。

山田
どういった点が気持ち悪いですか。

畑中
やっぱりでも、なんかこう、リミッターの外した時の外し方がすごいから、外した後の行けるとこまでの幅がすごい人だとわかるから、逆に、普通の役に収めてしまったら申し訳ないんじゃないかみたいに思っちゃって。

山田
なるほどなるほど。

畑中
でも、さっきそういうのやりたいって、

畑中
そうなら申し訳ないなって逆に思っちゃって。

中島
右から左へ流れていく。

畑中
もっとこうなれるんだぞみたいな。なんかそういうの思っちゃうから。

山田
足りなくなっちゃうんですね。

畑中
足りなくなって、こっちがなんか完成させないと嫌になっちゃうから。

中島
いやもう結構、4本目ですか。

畑中
え、でも、

中島
CMもやってます。

畑中
そうですね。「お耳にあいましたら。」「農家のミカタ」「量産型リコ」で「量産型リコ2」とCMもやったんで5回目くらいですね。

中島
いや〜お世話になってます。なんかその都度こう、企画で色々アレンジしてくださって。

畑中
行くとこまで行っちゃったからね。

山田
すごい楽しみですね。 ちょっとその辺を踏まえて僕も見させていただきます。でも、僕も1話見させていただいたんですけど、本当にね、シーズン1は僕、プロデューサーでやってたところがあって、シーズン2はこういう形でやるんだ、パラレルワールドかと思って。皆さんね、本当にリコちゃんも、すごくシーズン1とは違うキャラクターとして出られてて、なんか新しいドラマを、本当2というか、全然違うものまた見させられてすごいいいなと思いました。なんかあれなんですか、もう基本的にはもう皆さん全然、なんて言うんだろうな、名前は一緒だけど、人格というか、なんかそこは全然違うものを作るというか、いう流れを見てて思ったんですけど、なんか畑中さん的に、ここは大事にしたいとか、なんか残した部分の要素とかってあったりするんですか。

畑中
でもなんかみんな違うっていうわけじゃなくて逆に言うと、僕の中で、これ誰かに説明したんだっけ。与田ちゃんに言って、与田ちゃん意味わかんなくて あれだったんですけど、僕、魔人ブウって言ったのかもしれない。魔人ブウって悪と別れるじゃないですか。でもなんか根っこは魔人ブウみたいな。だからこういう風になって、悪くなったらこうなるみたいな。だから根っこの生命体は一緒なんだ。

中島
それ読んでないとわかんない。

山田
急に魔人ブウと一緒だよって言われ、

畑中
この説明の仕方が全然悪くて、最初の説明でポカンとされて、でもそういう感じだった。だから生命体は一緒でそれがこういう風に育ったら、だからラディッツとみたいな。ま、地球で育った、あ、それだこれだ。これ言えばよかった。だから悟空は地球で育った。

畑中
悪くなっちゃうよね。でも兄弟だよね。みたいな。

山田
与田さんどんな感じで聞いてたんですか。

畑中
ポカンです。わかんないかもしれないですって言われて。

畑中
根っこは一緒の考え。そうしないと同じあの空気感作れない。あの愛されたリコワールドの空気感は大事ですね。まそれはね、アベラさんも一緒に作ってくれた世界観はやっぱ大事にしたい。

山田
なるほどなるほど。じゃあ、中島さんが演じられた役っていうのも、育ち方が、というか、環境があってちょっと変わったみたいなポジションだったりするんですか。

畑中
中島さんは違うくて

山田
中島さんのこと好きすぎて、ちょっとそのルール概念もちょっとそこは違うか。

畑中
今回、ナクルナみたいな。

中島
いや僕も要するに、職場があるんですけどリコの。その周りの、前回も出ていた方々たちのノリとかを今回一切見ないまま、ポンとポイントで誰とも絡まないっていうか、田中要次さんが一瞬絡むぐらいだから。確かに独特な回ですね。

畑中
レギュラーメンバーが会社だとすると、会社と絡んでないです。夏休み回で、ある意味家の話回で。

山田
なるほど。

畑中
でも与田ちゃんは久しぶりに会ってどうですか。なんか大人っぽくなってないですか。

中島
そうですね。ちょっとくたびれてるなとは思いますけど。撮影やっぱ大変なので。

畑中
しんどい時だったらね。

中島
ライブとか見ながら主演ドラマとってるから、それはまあ体力的にきついだろうと思ったので、 最近僕がやってるメンテナンスを体おすすめしておきました。ヨガです。「やります」とか言ってましたけど、多分やる暇もないんですけどやりたそうにはしてました。

畑中
ちょっと体のメンテが。そうね、まあね、結構撮影も厳しかったから。

中島
ほんとにね。必ずアイドルが出たりしてますけど、畑中さんとやってる人みんなねすごい体力だなと思って。ていうか、もうものすごい嵐の中にいるんだろうなっていうのが、なんだろう別にその乃木坂の活動って僕あんまり知らないですけど、でもその渦中にいる人を見てるってやっぱ面白いし、面白いっていう言い方がちょっと冷たいなって感じぐらい、なんかもうちょっと心配になっちゃうっていう。でね、みんな心配してると思うし、お客さんもアイドルって心配してんじゃないかって。ファンの人も、それで魅力が増してる。その心配っていうのが魅力の1つの要素になってると思う。

畑中
与田さんとか、多分今ちょうどやってる夏のツアーというか、直前だったから、もう今始めてますけど。だから時間さえあればダンス動画みて、なんですかね、違う軸のことをやるってのが結構この仕事辛いと思う。こっちでダンスで覚えなきゃいけないとこあるけど、それができないで、こっちで芝居しなきゃ。

畑中
それは主演で本気でやんなきゃいけない。そこのなんだろうね、行き来のストレスというか、それはやっぱ大変なんだろうな。

山田
シーズン1の時に、僕は現場見てて、与田さんが藤井夏恋さんと一緒にオフのタイミングで踊ってたりとかして、なんかすごい円満な現場を見てたんですけど、今回シーズン1からシーズン2で、畑中さんから与田さんを見てなんかちょっと大人になったとかおっしゃられてましたけど、なんか変化あったりしましたか。

畑中
なんか、シーズン1ってやっぱ初主演だったじゃないですか。だからちょっとやっぱ最初、不安、おどおどしてる感じがあって、僕らもそうだったし、どんな感じなのかっていうのがあったんですけど、シーズン2ってやっぱ内容違うんですけどベースがあって、あとはもうメンバーが仲良くなってて。

中島
仲良くなってるんですよね。

畑中
すごい仲良くなってて。でしかも今回ね、浅井くんと真司くんの、望月くんと前田くんはタメじゃないですか3人。それがめちゃくちゃ大きくて、だからもうずっと明るいのと、ちょっとやっぱりね座長っぽいとこあるんだよね。なんか与田ちゃんがどう思うかなみたいなの。みんな演技のところを言っていたりとか、なんかあんまこうしましょうとかいうタイプじゃない、でも、なんかみんなを喋んないのに気にするっていう感じの。なんか社長っぽい。これは1年前とはやっぱ成長した。なんか頼もしく見える。

中島
去年ご一緒した時に、ある大事なシーンの大事なカットで、ちょっとなんだろう、僕が先輩風吹かせて、こういう風にこの演技をするともっと良くなるんじゃないかっていう提案を監督と話してて、じゃあそれ伝えよう与田さんにっていうのは伝えたの。

中島
したら本当に良くなったの。

畑中
自分のディレクションの自慢。

山田
いやいや、もう俺ちょっと今落ちは掴めなかった。

中島
与田さんの吸収力の能力の高さ。おじさん、嬉しかったね。

畑中
飲みの話みたい。

中島
与田さんのそういう魅力ですよね。伝えたかったんだけど、ちょっと俺の自慢話になった。俺は嬉しかったし。

山田
どんなアドバイスされたんですか。

中島
僕(大石)に告白するところで、それで、ガンダムのポーズするんですよ。それがただポーズしてる感じになっちゃってたので、その大石さんを別に俺と思わなくていいから、彼を絶対自分のものにするんだっていう、誰かいると思うからそういう大事な人がその人だと思って、指をこう、ぴって上にあげたらよくなんじゃないのって、 まず監督のアベラに言って、そしたら「あ、ええですね」。

山田
アベラと同い年ですよね。

中島
言いましょうよ、リコに言いましょうよ。って言って、伝えたら「やってます」みたいな心よく、でやったら本当に良くなったって。

山田
今聞かれてる方もぜひ、あの量産型リコシーズン1の方も。

畑中
最終話のもうラストカットじゃないですか。

中島
dvd発売中!

畑中
ありがとうございます。そういうあれだったんですね。

山田
今、Youtubeで観れるんでしたっけ。

畑中
今シーズン2をやる度に、例えば2話が公開されたら、前の2話両方観れるようになって、多分最終話近くなれば最終話観れるんで。

中島
ま、でもdvd。

畑中
そうそう。

山田
なんでシーズン1のプロデューサーがYoutubeで見れるって言ってんだよ。dvdを買わせようとさせないと。

畑中
中島さんが演出したと。

中島
俺の演出が一瞬入ってる。

山田
ぜひdvdでお買い求めいただいて。いやでもすごいっすねやっぱ、与田さんもね初主演だったところからがあるから、最初自信がなかったところも見てて感じたところもあったんですけど、そうやって、やっぱ中島さんのこういう演出も含め、これアベラ聞いてたらマジでちょっと。そうっすね、ちょっとそこの演出は中島さんだったっていうことですね。

畑中
クレジット入れれるな。

中島
部分演出。

山田
今回、中島さんはプラモデル作んないんですか。

畑中
今回は作らないんですよ。でもプラモ屋にはちょっとだけ。

中島
そう、初めて。前回行けなかったんで。

畑中
そうですね。そうそう、だから前は会社で作ってたじゃん。 作らないけどちょっとね、プラモ屋には関わったりとかはするから。意外とこんな場所にあったんですよね。都心の。

中島
そうですね。

山田
そうそう、意外とね。

畑中
意外と近い場所にね。

山田
あのに看板作ってたら、知らないわからない街の人が、本当にプラモ屋だと思って入ってきちゃったり。

畑中
プラモ屋ができたと思って。

中島
いやでも本当にね、僕のとある知り合いから「あなたドラマ出てるよね」と、 「出てる出てる出てます」。おじさんなんですけど、もう本当にプラモデルのガンダムとかやってた世代で、 このドラマでまたハマったっていう人がいたりして。

中島
たぶん、与田さんの音楽とかあんま知らないおじさんで、でもプラモってこんな引きがあるんだって思いましたね。

畑中
くすぐりますよね。何かしらやってたら。

山田
与田さんに、「ミニヨンクって知ってますか」って1番最初に聞いたら、「聞いたことはあります」っていうことを言われて、おじさん、またショックだったんですけど。

畑中
最初はそんなんでしたよね。

山田
そんなところからでしたけど、でもプラモをね、ほんと中心にプラモ女子の代表として今やっていただいてますよね。

中島
なんかやってんですかね。プラモ関連の仕事とか。

畑中
どうなんだろう。ま、でもこのドラマ関連では色々やってると思うんですけど。

山田
僕、畑中さんがプラモ大好きなの知ってるんですけど、何が1番好きなんですか。

畑中
一応やっぱ脚本書く時に作るんすよ、それを。だからなんか最近僕、プラモは若干、苦行になって。なんか書くために作んなきゃと。なんかこう、「あ、ここ使うんだ」とかなんか、「うわ、これ大変だ」とか、そういう目で見てリサーチっぽくやっちゃってるんで、最近そればっかだからあれですよ。

畑中
3話で脚本やってるんですけど、お城のプラモ。それ作るのめちゃくちゃ大変で。

中島
作ったんですか。

畑中
そう、作んないとわかんないから。でも心折れて、

中島
折れますよ、

畑中
パチッとかじゃないですよ。全部接着剤で。

中島
うわ

畑中
すごい辛い思いを。

中島
でもやっぱ大人になって作ると、子供の頃なんかできなかったことができたりするじゃないですか。そうですね。「あ、こここうやればいいんだ」みたいな、最初は楽しめました?

畑中
もちろんもちろんだし、ボケないらしいっすよ、あれやると。考えてやんなきゃいけないので。

中島
てか、石坂浩二さん出さなきゃダメだったんじゃない。

畑中
あんまり表には言えないんですけど、石坂浩二さんはもちろん知ってます。この業界のね、芸能界で言うとプラモの重鎮。

中島
プラモの大重鎮。アトリエがあるみたい。

山田
もうご挨拶行かないとダメですね。

畑中
いつか、出ていただきたい。

中島
勝手にやって素通りするくらいの。

山田
レジェンド級。

中島
素通りしてすみません。

畑中
ちょっとね、やっさんとね、対決させたいとは思いつつ。本当は思ってたんですけど。

山田
なるほど。この業界にもすごい好きな方ね、たくさんいらっしゃいますもんね。

畑中
面白いですよね。

山田
中島さんはなんか思い出あります?プラモ。

中島
去年やっぱミニオンクは結構やっぱやり込みましたね。やり込んだって言っても、なんか大会出るとかまではやんなかったですけど。ミニオンクは1番ハマったな。 ま、でもたまにガンダム作ったり。 あとビーダマン。ビーダマン回ないですね。

畑中
だって、ビ、ビーダマンってプラモじゃないでしょ。

中島
プラモじゃない。でもいや、ミニヨンク出せるならビーダマンだせます。

畑中
あ、そういうことか。でもビーダマンってプラモデルじゃないんじゃないですか。いや、でも作るか、作って最後はめるんですね。

畑中
でもあれはビーダマンですよね。

中島
ビーダマンか。ガンダムじゃないか。

畑中
ガンダムじゃない。バンダイの人が聞いてたら危ない話ですよ。

中島
あ、そうだ。失礼しました。

畑中
でもビーダマン世代です僕も。ギリギリその辺全部やってました。
あれだから色々買ってんのに何が違うのかわかんなくないですか。結局中から出すだけだから。

中島
いやいや、強く打つやつとかあるんですよね。

畑中
なんかこう、パーツみたいなのありましたよね。

山田
ちょっとだけ話プラモから外れますけど、畑中さんハイパーヨーヨーすごい、

畑中
あーハイパーヨーヨーね。めちゃくちゃやってました。

山田
めちゃくちゃもうプロレベルらしいですよ。

畑中
山口大会優勝。県大会優勝。

中島
いや、なんかそういうさ、いたじゃないですかそれこそ、ビーダマン強い人とか、ミニオンク早い人とか、容量上手い人、 ゲームうまい人とか、子供の頃から。僕はね、そういうものをね、何にも極められなかったんですよ。

山田
どんな幼少期だったんですか。

中島
部活とかも、別に超競合にいたわけでもないし。
中学までサッカーやってて、サッカーも自分の代になったらレギュラー落ちて、ずっとベンチにいたし。高校はバレーボールだったんですけど、まあでもまあ、そこそこ強いぐらいの感じで。何も俺は1番になれなかったっていう、

畑中
あれですよ。今僕、ハイパーヨーヨーとか言ってますけど、やっぱちょっと、なんだろう、もう二軍感すごいっす、そういうことやってる人。あの時代のそういうことやってる人。でももうそういうの気にしないでずっとそういうことやってたから。

中島
でも、その山口で1位になったっていうのは、多分成功体験になってんじゃないですか。

畑中
今みたいな仕事の延長線上にあると思ってるんで。ですけど、小学校の頃って背が高くて、サッカーやってて、 それがもう優勝じゃないですか、そっちが。

中島
いや面白さですよ。か、かっこよさ。

畑中
そういう人生が良かったです僕も。結構、暗黒ってまでは言わないですけど、暗黒時代です。

中島
あ、そうなんだ。今の方が楽しいですか。

畑中
全然全然。「だが、情熱はある」じゃないですけど、若林さんとかバカリズムさんとか、なんかその陰キャがバカリズムさんとか、 陰キャが世界を動かしている感が僕、大好きで。

山田
うん。

畑中
なんかね、必ずしもこの小学校とか幼少期が華々しくなかった人たちが、すごいこう自分の世界でものを作るっていうのが好きなんです。

中島
今なんかこういろんな作品見てると、それは海外の作品も含めて、ただマッチョの主人公っていうのはかなり減ってきてますよね。アバターとかいまだに、 なんかそういう感じの役っていうか、主人公でしたけど、でも大体オタクだったり、なんか暗い過去があったりの人が主人公になりますよね。

畑中
確かに「スパイダーマン」とかもそうですよね、昔のヒーローは全然そういう。

中島
昔は、普段は真面目なサラリーマンとかね、そういう感じでしたけど、今はそういう、それこそスピルバーグとか、スピルバーグは昔からが主人公だけど、そういう流れになってますよね。

山田
幼少期全然違うお2人がこんなにもう作品、5作品やって。

中島
4つ上か、畑中さんね。84年生まれ。僕88年生まれ。まあでもちょっとお兄ちゃんぐらい。

畑中
いや、やめてくださいよ。人間の作り方が違う。

山田
いえいえ、

畑中
役者さんって感じするじゃないですか中島さん。絶対やっぱりモデルないし、役者さん。

山田
やっぱね、スイッチ入った時にね中島さん、あの、俳優としてのスイッチじゃないから今見えてないですけど、いいお兄ちゃんみたいな感じですけど、あの入ってる時のもう、桐石みたいになった時は、もう強いと思いますよね。

中島
今回の役も思いますけど、 文化祭でバカやってたのが仕事になっちゃってるなみたいな、のは感じますね。

畑中
でも、そういう感じですよね。

中島
だって、ギターとかも別に下手なんですよ。歌とかも、今回特に情熱だけみたいな。 それを聞かせる相手役が平野綾さんなんですよ。平野さんってものすごい芸達者な方で、歌も上手だし、声優もいろんな声出せるし、ミュージカルもやってるしで、芸というものがちゃんと訓練された、しっかりしたものなんですよ。で、芝居も全部ちゃんと型になるっていうか、お芝居になる方で、その方を目の前にして僕やってて、全く真逆のタイプだなと思ったの。 し、俺こんな素人芸で大丈夫なのかなって、ちょっと思うぐらいの。だから、もうちょっとちゃんとした方がいいんじゃないかって。なんかかなりの訓練が必要なんじゃないかとか、彼女を前にするとちょっと思っちゃう。

畑中
意外とそこは緊張してたんですね。

中島
緊張..。いやでも元々ちゃんとやろうっていう気はないですけど、ちゃんと歌ってやろうっていうか、しっかり上手に歌うっていうのは皆無ですけど、いやそれマジでやってたら面白いと思うんです逆に、けどうまくないとかっていうのは、超面白いとは思うんですけど、 だからちょっとね、平野さん見て、こうやってちゃんとやってる人もいるってことは、わかっとかなきゃいけない。

山田
いやいや、もうでもね、畑中さんともう5作品一緒にやって、これからもまた色々作品をね、この 2人から生まれる作品の、僕も大ファンなんで、なんか今後色々新しい中島さんがまた生まれていくのもすごい、

畑中
僕だけじゃなくて、バベルもね。バベルで僕じゃない作品もやったら、また中島さんの見え方が違うかもしれない。

山田
うんうん、そうですね。

中島
あと、日芸のねコミュニティですよね。

山田
そうですね。僕実は、中島さんは大学の後輩で、2個下。

中島
被ってるんですよね。

畑中
こんな背高い人、見つかるんじゃないですか。

中島
全然コミュニティが違いましたよ。

山田
これだけは言わせてほしいんですけど。あの、もうそろそろこれ終わりの時間になってきちゃってるんですけど、中島さん文芸ですよね。 日本大学芸術学部の文芸学科なんですけど。こんなこと言ったらもう本当に怒られるんですけど、文芸学科なんてこんなかっこいい人絶対いないですよ。どこに隠れてたんだとずっと思って。そんなもうずっとみんな図書室で本読んでる人たちみたいな。

畑中
文芸学科っていうのは、本当に文芸ってことですか。

中島
そうです。なんか小説も書いたりして。けどなんかこう、やっぱちょっとね、文学部って感じじゃないですか。
だから、芸術学部じゃねえだろお前らはっていう風に思われてんじゃないかっていう自意識にさいなまれてました。

畑中
日芸の中でも日「芸」を背負ってないんじゃないかっていう。

中島
アートしてんのかよお前ら。

山田
日芸で今度ね、授業持つんですよ。

中島
呼んでください。そう、話したいと思って。

山田
本当ですか。1枠まだほんとに余ってるんで。ちょっと是非きてください。

中島
あ、ぜひ。

山田
はい。じゃあちょっとすいません。こちらの時間の都合なんですけど。神回ぐらいすごい面白い話がたくさん僕としては聞けたなと思います。第6回は俳優の中島歩さん。企画、脚本、プロデューサーの畑中翔太さんに、来ていただきました。どうもありがとうございます。

中島・畑中
ありがとうございました。
山田

今やられている「量産型リコーもう1人のプラモ女子の人生の組み立て記ー」は、毎週木曜日深夜12時半からテレビ東京で放送中です。ぜひ中島さん回、来週なのかな、見ていただければと思いますので。皆さんお楽しみください。よろしくお願いします。じゃあ、お2人ともどうもありがとうございました。

BABEL Wave#6

視聴リンク:https://open.spotify.com/show/27pEJpQ7ORdSrOa5wum3p0

[文字起こし]
山田
はい、始まりました。BABEL Waveは、コンテンスタジオバベルレーベルのクリエイターが、今の時代の波をご紹介する番組です。ちょうど今、旬になっている作品に触れていきたいと思っております。今回パーソナリティを務めるのは、バベルレーベルの山田久人です。
今回は、特別に畑中さんの「はいカット!」とコラボ実施させたさせていただきました。
今回のゲストは、えー、畑中、「はいカット!」の畑中さんと、

山田
今回のゲストは、「はいカット!」の畑中さんと、 今絶賛大活躍中の俳優の中島歩さんです。

中島
どうも

山田
よろしくお願いします。

畑中
お、お笑い芸人みたいになってるじゃないですか。

中島
「はいカット!」ってコンビの畑中さんだと思われちゃう。

山田
こっから説明していきましょう。

畑中
よろしくお願いします。

山田
はい、よろしくお願いします。

中島
畑中さんの説明を。

山田
畑中さんはバベルレーベルの企画プロデューサーで、今は脚本もやられてます。

畑中
畑中です、よろしくお願いします。

中島
で「はいカット!」っていう、

畑中
音声番組を

中島
やってるっていうことですか

畑中
ま、今回ちょっとそれとコラボレーションという意味でダブルで配信しましょうということで、ちょっと山田さんが最初混乱して、こんないつも饒舌なのに、こんな硬い山田さん初めてだと思って。

中島
「はいカット」ってコンビ名じゃないんですね。

畑中
違います違います。そんなお笑い番組じゃない。

山田
「はいカット」っていうポッドキャストですね。

畑中
Podcastをやっていて、まあ、そこでもゲストをお呼びするんですけど、今回中島さんと一緒に「はいカット!」収録したいよね、みたいな話があった時に、ちょうどBABEL Waveの話もあったんで、じゃあ是非全員一緒にやりましょうって。

中島
はい。

山田
ぜひぜひお願いします。なんか、僕も、畑中さんがpodcastやってて、いつも、聞き役に回られてて。で、この前、僕も出させていただいたんですけど、ちょっと畑中さんの話聞いてみたいなとこもありで、なんかできないですかねみたいなとこあった時に、今「量産型リコ」やられていて、そこでずっと僕も、中島歩さんにはね、色々作品でお世話になったりしたので。藤井作品も出てもらったりするので、ちょっと色々お話聞きたいなと思って。今日は、ご参加いただきました。よろしくお願いします。ちなみに中島さん、最近はどんな作品出られてるんですか。

中島
最近「量産型リコ」

山田
もちろん。

中島
出させていただきました。

山田
なんか映画だったりとか。

中島
映画ですね、映画ずっとやってますね。ずっと撮影してます。

畑中
なんか最近まで、中島さんの予定とかスケジュールが全然取れないって、

山田
今、業界で結構話題ですよ、中島さんは結構もう引っ張りだこで スケジュール調整をみんなうちのキャスティング頑張ってやってますよ。

中島
いやいやいや。ありがたいんですよ、でもなんかやっぱテレビはNHKとテレ東深夜と、 あと映画、小規模な武蔵野館、新宿武蔵野館でかかるぐらいのとか、なんならシネマカリテとかでかかるような作品をたくさんやってます。それで忙しいって感じですね。

山田
直近で言うと、「量産型リコ」はもちろん観てもらいたいんですけど、それ以外で公開されてる、公開される予定のものとか、

中島
これからですね、えーっと、最初っから告知になっちゃうけど、「サヨナラエリュマントス」っていう、ミスマガジンの女の子たちとやった映画で、彼女たちは、架空の地方のチアリーディンググループで、僕はチンピラマネージャーっていう感じで、その子たちの珍道中みたいなやつと、

中島
あともう1本映画があって、「17歳は止まらない」っていう女子高生たちのお話で、 その中の1人、主人公の子が好きになっちゃう先生の役なんですけど。その話は、農業高校の女子高生が思春期でワタワタみたいな。

畑中
めっちゃ楽しそう。

中島
楽しい。ちなみに両方楽しい。ほんとに。

畑中
女子高生に好きになられる。

中島
そう、軽く見れるし。うんでもね、AVを取った監督が監督した。50代からデビューした、長編映画デビューっていう、しかも考えてんのこんなことなのかみたいな。

畑中
なんかあれっすね、妄想みたいな。

中島
武蔵野館とかでやるので、この夏、ぜひチェックしてみてくだい。

山田
楽しみにしてます。

畑中
終わりみたい。

山田
終わらせないっすよ。なんか結構、中島さんの、「浅草キッド」とかすごい大好きだったりするんですけど、もちろん、台本読んで、脚本読んで、色々出る出ないとかそういうものも考えられてるんだと思うんですけど、どういう役やりたいとか、結構そういうのあったりしますか。

中島
昨日も俳優の人と飲んでたんですけど、どういう役をやりたいとかって別にないよね、みたいな。 なんかやっぱ誰とやりたいか、それは俳優さんである可能性もあるし、監督である可能性もあるし、プロデューサーである可能性もあるし、もしかしたら撮影監督であるかもしれないしっていうのがあるだけで、どういう役やりたいって、そんなないかなとも思うんですが。でも、割と最近結構方向性ができてきちゃった感じがするので、自分が呼ばれる役どころっていうのは。

畑中
それってどういう感じだと思われるんですか。

中島
まあなんだろう、元彼みたいな。元彼多いですね、なんだか知らないけど。

山田
今彼じゃなくて。

中島
今彼じゃない。とか憧れだった人とかね。

畑中
「量産型リコ1」とかはそうですね。

中島
けどちょっと欠陥してるとこがあるみたいな役が多くて。
あとたまにちょっとサイコな感じとか。最近ちょこちょこやるようになりました。だから、普通の役なんてないんでしょうけど、まともな、なんだろうな、マッチョな、マッチョっていうか、ちゃんとした人の役とかやってないですね、全然。

畑中
なるほど。

山田
そう、今ちょっと「量産型リコ1」の話も出たんですけど、すいません、本当は「量産型リコ2」っていう表記じゃないんですけど、聞いてる方にわかりやすく「量産型リコ2」って呼ばせてもらいますが、今回また「量産型リコ」で2として、中島さん出られると思うんですけど、なんか言える範囲で畑中さん、どんな役で、どんな理由でキャスティングされたとか、聞いてもいいですか。

畑中
まあ、そもそも今回の「量産型リコ」新作が、「量産型リコ1」で出てきたキャストさんを全員集合しながら、 違うキャラクター設定の世界線っていうのを結構ベースに作って、やっぱり「量産型リコ1」で、リコが大好きだった大石さんの恋が破れ。やっぱりそこってすごくおっきな、それこそ10話に関わるところのキャラクターだったんで、大石さんっていうか、中島さんは絶対出したいと思ってました。でもなんかこう、かなり印象的だった分出し方が難しいなというのがあって、普通にレギュラーでずっとメンバーとしているもんなのかみたいな考えて、いやなんかピンポイントで、役柄が今までこういう役だったのにこう変わるんだみたいな、なんかこう、ちょっと驚きを与えたくて、結構個別ゲストで、 来週、今週、次流れるリコになったんですけど、ちょっと関係値を特殊にしたのはありました。

山田
なるほどなるほど。この話は、畑中さん脚本書かれてるんですか。

畑中
僕の話じゃないです。別に書きたいとも言わなかったですけど。別に脚本云々というよりは、相当みんなで遊んだ回です。ちょっとだけ違う夏休み回っていうか。

山田
なるほどなるほど。

畑中
なんか味変というか。なので相当みんなで遊んだ回。

山田
まあ、畑中さんは企画プロデューサーだからね。他の脚本家の方が書かれてても当然ですけど、聴かれている方あんまり役割分かんないかもしんないですけど、企画プロデューサーが、皆さんに脚本を書いていただいたものを、もうちょっと、こういう風にしたいとかね、なんか、やっぱ全部見られてるところのポジションなんで、畑中さんが書かれてなくても、だいぶ畑中エッセンスが入ってると思います。

畑中
だからこの話だけは、中島回っていう。とりあえずなんか中島回みたいな。で何する?くらいの感じです。

山田
中島さんは、もちろん、撮られていると思うんですけど、なんか今回パラレルワールドというか、 同じ名前で違う役を演じながらやられてると思うんですけど、意識したこととか、あと、撮影の時に大変だったことを教えてもらえると嬉しいなと。

中島
前回と比べて、前回のと一貫性を 持たせなきゃみたいなのは全然考えなかったですけど、今回のその台本を面白くしようと、まあ面白い仕掛けが、おっきな仕掛けがあるんですけど、それを一生懸命練習しました。

畑中
まあ、あれですよね、歌うんすよね。

中島
はい、歌います、言っちゃう。

畑中
中島さんの武器である歌。

中島
誰も武器と思ってないけど。

畑中
これでも、「お耳に合いましたら。」で。

中島
「お耳に合いましたら。」

畑中
「お耳に合いましたら。」で、「香水」を歌ってて、それを見て面白いなこの人と思って、なんか本当なんかね、それがメインっていうかは、なんかこうみんながパーティやってる中で、弾いて、あれ面白くて。ずっと練習してて後ろで「香水」の。でギターうまいっすよね。

中島
いやいやいや、まああれ、

畑中
引き語りがうまくて。

山田
あの役ね、僕もプロデューサーで入ってたんですけど、だいぶぶっ飛んでましたよね。

中島
あー確かに、あー「お耳」のですよね、

山田
桐石。

中島
「お耳」の桐石回みたいになるじゃないですか。

畑中
そうっすね。そういう感じかもしれないですね。

中島
あれをやれたのが結構最近のキャリア的には良かったなと思ってて。 結構なんだろう、デフォルトの効いた芝居だったじゃないですか。でああいうキャラクターっていうのをやれたっていうのは。パリッと 1つわかりやすく、この人こうやってこういう役をやるんだっていうような、プレゼンになるような役がやれたなっていうか、企画がやれたなと思って。

畑中
ちょっと説明書的なとこありますよね。

中島
それで歌も歌って、また今回も歌を歌わせてもらって、

山田
畑中さんから見てて、歌は上手くいったんですか。

畑中
歌は、もう本気でやるんですよ、住宅街で。

中島
結構絶叫みたいなある歌なので。なんか別に普段から適当にはやらないんですけど、「本気でやんないとこれは滑るぞ」と。 現場でもずっと滑りたくないって言ってたんですけど。 助監督とかに「滑りたくないよ〜」って「 わかりました」みたいな、何言ってんだこの人みたいな。

畑中
確かに、中島さんの歌に僕らが頼りすぎてたとこあるかもしれない。「ここ、歌」 で、なんかもう変なクレイジーになる。以上。みたいな、そこはもう中島さんの歌で変なことになるんだみたいな脚本になってて。意外と周辺が住宅地でこれ本気でやれんのか、みたいな。

中島
夜歌うっていうことで、朝から別のシーン撮ってったんですけど、住宅街のハウススタジオで。朝から制作の人とかに、これ大丈夫ですかねと。結構隣いますけど、住宅街のど真ん中ですけど、結構歌いますよと。

山田
環境的に大丈夫かと。

中島
「大丈夫です、大丈夫です」みたいな。でなんなら、その共演の方が、「以前ここ使ってミュージカルドラマ撮ったから大丈夫だ」と言われて、まあじゃあ大丈夫かと思ってたんですよ。撮影進んでって、夜やっと日が暮れて、じゃあそこやるのかなと思ったら、今度別のシーン撮り出して、あれこれ先の方がいいんじゃないのとか思いながら待ってて、写真撮って、じゃあいざそこで歌のシーンやっと撮れるぞ。

中島
押してるしてる。みたいな。で、ガーッとやりだして。で3カット、その歌のシーンは3回やらなきゃいけなかったです。撮影の都合上で1番目はまず引きの遠い画。俺がちっちゃく映ってる画、それを撮って、今度俺の全身を正面から撮って、で最後ヨリ、顔のアップを撮るぞって時に、「すいません、苦情来ちゃいました」って言われて。 で、「ちょっともう出せないので声、口パクでお願いします」とか言って、口パクだけど 全力で歌ってる感じでお願いしますって言われて、もう声は後で合わせるんでなんとかしてって、でなんとかやって、それを。

山田
いや〜すごいっすね。切り抜けたんですか。

畑中
うん。いやでも、そういう意味では本当、中島さんこういうことするんだよっていうのはわかりやすい回かもしれないですね。

中島
わからない。滑ってるかもしれないですよ。

畑中
いやいや、滑ってるのが面白いんですよ。

中島
うん。でも滑ってるってあるじゃないですか。

畑中
そうそう、面白い、でも滑ってるって。あでもね、面白いですよ。面白い上がりになってるし。

山田
編集観た畑中さんが面白いと思っているなら。

畑中
やっぱ中島さんとやっぱ何回かやらせていただいてるから、頼める役かもしれない。だって普通の人だったら滑ると思っちゃうじゃん。

中島
いや、確かに。しかも初見の人にこの企画来たら、なんかいい加減に見られてるなって思っちゃうかもしれないです。

山田
2人の関係性があったから。

畑中
ありがたいですけど。なんか中島さんってこう、いい意味ですよ、いい意味ですけど、ちょっと気持ち悪いじゃないですか。

山田
ちょ、詳しく聞かせてもらっていいすか。

畑中
二言目のイメージが気持ち悪い俳優。

山田
へー

畑中
うん、なんかもう普通には見れない。

山田
どういった点が気持ち悪いですか。

畑中
やっぱりでも、なんかこう、リミッターの外した時の外し方がすごいから、外した後の行けるとこまでの幅がすごい人だとわかるから、逆に、普通の役に収めてしまったら申し訳ないんじゃないかみたいに思っちゃって。

山田
なるほどなるほど。

畑中
でも、さっきそういうのやりたいって、

畑中
そうなら申し訳ないなって逆に思っちゃって。

中島
右から左へ流れていく。

畑中
もっとこうなれるんだぞみたいな。なんかそういうの思っちゃうから。

山田
足りなくなっちゃうんですね。

畑中
足りなくなって、こっちがなんか完成させないと嫌になっちゃうから。

中島
いやもう結構、4本目ですか。

畑中
え、でも、

中島
CMもやってます。

畑中
そうですね。「お耳にあいましたら。」「農家のミカタ」「量産型リコ」で「量産型リコ2」とCMもやったんで5回目くらいですね。

中島
いや〜お世話になってます。なんかその都度こう、企画で色々アレンジしてくださって。

畑中
行くとこまで行っちゃったからね。

山田
すごい楽しみですね。 ちょっとその辺を踏まえて僕も見させていただきます。でも、僕も1話見させていただいたんですけど、本当にね、シーズン1は僕、プロデューサーでやってたところがあって、シーズン2はこういう形でやるんだ、パラレルワールドかと思って。皆さんね、本当にリコちゃんも、すごくシーズン1とは違うキャラクターとして出られてて、なんか新しいドラマを、本当2というか、全然違うものまた見させられてすごいいいなと思いました。なんかあれなんですか、もう基本的にはもう皆さん全然、なんて言うんだろうな、名前は一緒だけど、人格というか、なんかそこは全然違うものを作るというか、いう流れを見てて思ったんですけど、なんか畑中さん的に、ここは大事にしたいとか、なんか残した部分の要素とかってあったりするんですか。

畑中
でもなんかみんな違うっていうわけじゃなくて逆に言うと、僕の中で、これ誰かに説明したんだっけ。与田ちゃんに言って、与田ちゃん意味わかんなくて あれだったんですけど、僕、魔人ブウって言ったのかもしれない。魔人ブウって悪と別れるじゃないですか。でもなんか根っこは魔人ブウみたいな。だからこういう風になって、悪くなったらこうなるみたいな。だから根っこの生命体は一緒なんだ。

中島
それ読んでないとわかんない。

山田
急に魔人ブウと一緒だよって言われ、

畑中
この説明の仕方が全然悪くて、最初の説明でポカンとされて、でもそういう感じだった。だから生命体は一緒でそれがこういう風に育ったら、だからラディッツとみたいな。ま、地球で育った、あ、それだこれだ。これ言えばよかった。だから悟空は地球で育った。

畑中
悪くなっちゃうよね。でも兄弟だよね。みたいな。

山田
与田さんどんな感じで聞いてたんですか。

畑中
ポカンです。わかんないかもしれないですって言われて。

畑中
根っこは一緒の考え。そうしないと同じあの空気感作れない。あの愛されたリコワールドの空気感は大事ですね。まそれはね、アベラさんも一緒に作ってくれた世界観はやっぱ大事にしたい。

山田
なるほどなるほど。じゃあ、中島さんが演じられた役っていうのも、育ち方が、というか、環境があってちょっと変わったみたいなポジションだったりするんですか。

畑中
中島さんは違うくて

山田
中島さんのこと好きすぎて、ちょっとそのルール概念もちょっとそこは違うか。

畑中
今回、ナクルナみたいな。

中島
いや僕も要するに、職場があるんですけどリコの。その周りの、前回も出ていた方々たちのノリとかを今回一切見ないまま、ポンとポイントで誰とも絡まないっていうか、田中要次さんが一瞬絡むぐらいだから。確かに独特な回ですね。

畑中
レギュラーメンバーが会社だとすると、会社と絡んでないです。夏休み回で、ある意味家の話回で。

山田
なるほど。

畑中
でも与田ちゃんは久しぶりに会ってどうですか。なんか大人っぽくなってないですか。

中島
そうですね。ちょっとくたびれてるなとは思いますけど。撮影やっぱ大変なので。

畑中
しんどい時だったらね。

中島
ライブとか見ながら主演ドラマとってるから、それはまあ体力的にきついだろうと思ったので、 最近僕がやってるメンテナンスを体おすすめしておきました。ヨガです。「やります」とか言ってましたけど、多分やる暇もないんですけどやりたそうにはしてました。

畑中
ちょっと体のメンテが。そうね、まあね、結構撮影も厳しかったから。

中島
ほんとにね。必ずアイドルが出たりしてますけど、畑中さんとやってる人みんなねすごい体力だなと思って。ていうか、もうものすごい嵐の中にいるんだろうなっていうのが、なんだろう別にその乃木坂の活動って僕あんまり知らないですけど、でもその渦中にいる人を見てるってやっぱ面白いし、面白いっていう言い方がちょっと冷たいなって感じぐらい、なんかもうちょっと心配になっちゃうっていう。でね、みんな心配してると思うし、お客さんもアイドルって心配してんじゃないかって。ファンの人も、それで魅力が増してる。その心配っていうのが魅力の1つの要素になってると思う。

畑中
与田さんとか、多分今ちょうどやってる夏のツアーというか、直前だったから、もう今始めてますけど。だから時間さえあればダンス動画みて、なんですかね、違う軸のことをやるってのが結構この仕事辛いと思う。こっちでダンスで覚えなきゃいけないとこあるけど、それができないで、こっちで芝居しなきゃ。

畑中
それは主演で本気でやんなきゃいけない。そこのなんだろうね、行き来のストレスというか、それはやっぱ大変なんだろうな。

山田
シーズン1の時に、僕は現場見てて、与田さんが藤井夏恋さんと一緒にオフのタイミングで踊ってたりとかして、なんかすごい円満な現場を見てたんですけど、今回シーズン1からシーズン2で、畑中さんから与田さんを見てなんかちょっと大人になったとかおっしゃられてましたけど、なんか変化あったりしましたか。

畑中
なんか、シーズン1ってやっぱ初主演だったじゃないですか。だからちょっとやっぱ最初、不安、おどおどしてる感じがあって、僕らもそうだったし、どんな感じなのかっていうのがあったんですけど、シーズン2ってやっぱ内容違うんですけどベースがあって、あとはもうメンバーが仲良くなってて。

中島
仲良くなってるんですよね。

畑中
すごい仲良くなってて。でしかも今回ね、浅井くんと真司くんの、望月くんと前田くんはタメじゃないですか3人。それがめちゃくちゃ大きくて、だからもうずっと明るいのと、ちょっとやっぱりね座長っぽいとこあるんだよね。なんか与田ちゃんがどう思うかなみたいなの。みんな演技のところを言っていたりとか、なんかあんまこうしましょうとかいうタイプじゃない、でも、なんかみんなを喋んないのに気にするっていう感じの。なんか社長っぽい。これは1年前とはやっぱ成長した。なんか頼もしく見える。

中島
去年ご一緒した時に、ある大事なシーンの大事なカットで、ちょっとなんだろう、僕が先輩風吹かせて、こういう風にこの演技をするともっと良くなるんじゃないかっていう提案を監督と話してて、じゃあそれ伝えよう与田さんにっていうのは伝えたの。

中島
したら本当に良くなったの。

畑中
自分のディレクションの自慢。

山田
いやいや、もう俺ちょっと今落ちは掴めなかった。

中島
与田さんの吸収力の能力の高さ。おじさん、嬉しかったね。

畑中
飲みの話みたい。

中島
与田さんのそういう魅力ですよね。伝えたかったんだけど、ちょっと俺の自慢話になった。俺は嬉しかったし。

山田
どんなアドバイスされたんですか。

中島
僕(大石)に告白するところで、それで、ガンダムのポーズするんですよ。それがただポーズしてる感じになっちゃってたので、その大石さんを別に俺と思わなくていいから、彼を絶対自分のものにするんだっていう、誰かいると思うからそういう大事な人がその人だと思って、指をこう、ぴって上にあげたらよくなんじゃないのって、 まず監督のアベラに言って、そしたら「あ、ええですね」。

山田
アベラと同い年ですよね。

中島
言いましょうよ、リコに言いましょうよ。って言って、伝えたら「やってます」みたいな心よく、でやったら本当に良くなったって。

山田
今聞かれてる方もぜひ、あの量産型リコシーズン1の方も。

畑中
最終話のもうラストカットじゃないですか。

中島
dvd発売中!

畑中
ありがとうございます。そういうあれだったんですね。

山田
今、Youtubeで観れるんでしたっけ。

畑中
今シーズン2をやる度に、例えば2話が公開されたら、前の2話両方観れるようになって、多分最終話近くなれば最終話観れるんで。

中島
ま、でもdvd。

畑中
そうそう。

山田
なんでシーズン1のプロデューサーがYoutubeで見れるって言ってんだよ。dvdを買わせようとさせないと。

畑中
中島さんが演出したと。

中島
俺の演出が一瞬入ってる。

山田
ぜひdvdでお買い求めいただいて。いやでもすごいっすねやっぱ、与田さんもね初主演だったところからがあるから、最初自信がなかったところも見てて感じたところもあったんですけど、そうやって、やっぱ中島さんのこういう演出も含め、これアベラ聞いてたらマジでちょっと。そうっすね、ちょっとそこの演出は中島さんだったっていうことですね。

畑中
クレジット入れれるな。

中島
部分演出。

山田
今回、中島さんはプラモデル作んないんですか。

畑中
今回は作らないんですよ。でもプラモ屋にはちょっとだけ。

中島
そう、初めて。前回行けなかったんで。

畑中
そうですね。そうそう、だから前は会社で作ってたじゃん。 作らないけどちょっとね、プラモ屋には関わったりとかはするから。意外とこんな場所にあったんですよね。都心の。

中島
そうですね。

山田
そうそう、意外とね。

畑中
意外と近い場所にね。

山田
あのに看板作ってたら、知らないわからない街の人が、本当にプラモ屋だと思って入ってきちゃったり。

畑中
プラモ屋ができたと思って。

中島
いやでも本当にね、僕のとある知り合いから「あなたドラマ出てるよね」と、 「出てる出てる出てます」。おじさんなんですけど、もう本当にプラモデルのガンダムとかやってた世代で、 このドラマでまたハマったっていう人がいたりして。

中島
たぶん、与田さんの音楽とかあんま知らないおじさんで、でもプラモってこんな引きがあるんだって思いましたね。

畑中
くすぐりますよね。何かしらやってたら。

山田
与田さんに、「ミニヨンクって知ってますか」って1番最初に聞いたら、「聞いたことはあります」っていうことを言われて、おじさん、またショックだったんですけど。

畑中
最初はそんなんでしたよね。

山田
そんなところからでしたけど、でもプラモをね、ほんと中心にプラモ女子の代表として今やっていただいてますよね。

中島
なんかやってんですかね。プラモ関連の仕事とか。

畑中
どうなんだろう。ま、でもこのドラマ関連では色々やってると思うんですけど。

山田
僕、畑中さんがプラモ大好きなの知ってるんですけど、何が1番好きなんですか。

畑中
一応やっぱ脚本書く時に作るんすよ、それを。だからなんか最近僕、プラモは若干、苦行になって。なんか書くために作んなきゃと。なんかこう、「あ、ここ使うんだ」とかなんか、「うわ、これ大変だ」とか、そういう目で見てリサーチっぽくやっちゃってるんで、最近そればっかだからあれですよ。

畑中
3話で脚本やってるんですけど、お城のプラモ。それ作るのめちゃくちゃ大変で。

中島
作ったんですか。

畑中
そう、作んないとわかんないから。でも心折れて、

中島
折れますよ、

畑中
パチッとかじゃないですよ。全部接着剤で。

中島
うわ

畑中
すごい辛い思いを。

中島
でもやっぱ大人になって作ると、子供の頃なんかできなかったことができたりするじゃないですか。そうですね。「あ、こここうやればいいんだ」みたいな、最初は楽しめました?

畑中
もちろんもちろんだし、ボケないらしいっすよ、あれやると。考えてやんなきゃいけないので。

中島
てか、石坂浩二さん出さなきゃダメだったんじゃない。

畑中
あんまり表には言えないんですけど、石坂浩二さんはもちろん知ってます。この業界のね、芸能界で言うとプラモの重鎮。

中島
プラモの大重鎮。アトリエがあるみたい。

山田
もうご挨拶行かないとダメですね。

畑中
いつか、出ていただきたい。

中島
勝手にやって素通りするくらいの。

山田
レジェンド級。

中島
素通りしてすみません。

畑中
ちょっとね、やっさんとね、対決させたいとは思いつつ。本当は思ってたんですけど。

山田
なるほど。この業界にもすごい好きな方ね、たくさんいらっしゃいますもんね。

畑中
面白いですよね。

山田
中島さんはなんか思い出あります?プラモ。

中島
去年やっぱミニオンクは結構やっぱやり込みましたね。やり込んだって言っても、なんか大会出るとかまではやんなかったですけど。ミニオンクは1番ハマったな。 ま、でもたまにガンダム作ったり。 あとビーダマン。ビーダマン回ないですね。

畑中
だって、ビ、ビーダマンってプラモじゃないでしょ。

中島
プラモじゃない。でもいや、ミニヨンク出せるならビーダマンだせます。

畑中
あ、そういうことか。でもビーダマンってプラモデルじゃないんじゃないですか。いや、でも作るか、作って最後はめるんですね。

畑中
でもあれはビーダマンですよね。

中島
ビーダマンか。ガンダムじゃないか。

畑中
ガンダムじゃない。バンダイの人が聞いてたら危ない話ですよ。

中島
あ、そうだ。失礼しました。

畑中
でもビーダマン世代です僕も。ギリギリその辺全部やってました。
あれだから色々買ってんのに何が違うのかわかんなくないですか。結局中から出すだけだから。

中島
いやいや、強く打つやつとかあるんですよね。

畑中
なんかこう、パーツみたいなのありましたよね。

山田
ちょっとだけ話プラモから外れますけど、畑中さんハイパーヨーヨーすごい、

畑中
あーハイパーヨーヨーね。めちゃくちゃやってました。

山田
めちゃくちゃもうプロレベルらしいですよ。

畑中
山口大会優勝。県大会優勝。

中島
いや、なんかそういうさ、いたじゃないですかそれこそ、ビーダマン強い人とか、ミニオンク早い人とか、容量上手い人、 ゲームうまい人とか、子供の頃から。僕はね、そういうものをね、何にも極められなかったんですよ。

山田
どんな幼少期だったんですか。

中島
部活とかも、別に超競合にいたわけでもないし。
中学までサッカーやってて、サッカーも自分の代になったらレギュラー落ちて、ずっとベンチにいたし。高校はバレーボールだったんですけど、まあでもまあ、そこそこ強いぐらいの感じで。何も俺は1番になれなかったっていう、

畑中
あれですよ。今僕、ハイパーヨーヨーとか言ってますけど、やっぱちょっと、なんだろう、もう二軍感すごいっす、そういうことやってる人。あの時代のそういうことやってる人。でももうそういうの気にしないでずっとそういうことやってたから。

中島
でも、その山口で1位になったっていうのは、多分成功体験になってんじゃないですか。

畑中
今みたいな仕事の延長線上にあると思ってるんで。ですけど、小学校の頃って背が高くて、サッカーやってて、 それがもう優勝じゃないですか、そっちが。

中島
いや面白さですよ。か、かっこよさ。

畑中
そういう人生が良かったです僕も。結構、暗黒ってまでは言わないですけど、暗黒時代です。

中島
あ、そうなんだ。今の方が楽しいですか。

畑中
全然全然。「だが、情熱はある」じゃないですけど、若林さんとかバカリズムさんとか、なんかその陰キャがバカリズムさんとか、 陰キャが世界を動かしている感が僕、大好きで。

山田
うん。

畑中
なんかね、必ずしもこの小学校とか幼少期が華々しくなかった人たちが、すごいこう自分の世界でものを作るっていうのが好きなんです。

中島
今なんかこういろんな作品見てると、それは海外の作品も含めて、ただマッチョの主人公っていうのはかなり減ってきてますよね。アバターとかいまだに、 なんかそういう感じの役っていうか、主人公でしたけど、でも大体オタクだったり、なんか暗い過去があったりの人が主人公になりますよね。

畑中
確かに「スパイダーマン」とかもそうですよね、昔のヒーローは全然そういう。

中島
昔は、普段は真面目なサラリーマンとかね、そういう感じでしたけど、今はそういう、それこそスピルバーグとか、スピルバーグは昔からが主人公だけど、そういう流れになってますよね。

山田
幼少期全然違うお2人がこんなにもう作品、5作品やって。

中島
4つ上か、畑中さんね。84年生まれ。僕88年生まれ。まあでもちょっとお兄ちゃんぐらい。

畑中
いや、やめてくださいよ。人間の作り方が違う。

山田
いえいえ、

畑中
役者さんって感じするじゃないですか中島さん。絶対やっぱりモデルないし、役者さん。

山田
やっぱね、スイッチ入った時にね中島さん、あの、俳優としてのスイッチじゃないから今見えてないですけど、いいお兄ちゃんみたいな感じですけど、あの入ってる時のもう、桐石みたいになった時は、もう強いと思いますよね。

中島
今回の役も思いますけど、 文化祭でバカやってたのが仕事になっちゃってるなみたいな、のは感じますね。

畑中
でも、そういう感じですよね。

中島
だって、ギターとかも別に下手なんですよ。歌とかも、今回特に情熱だけみたいな。 それを聞かせる相手役が平野綾さんなんですよ。平野さんってものすごい芸達者な方で、歌も上手だし、声優もいろんな声出せるし、ミュージカルもやってるしで、芸というものがちゃんと訓練された、しっかりしたものなんですよ。で、芝居も全部ちゃんと型になるっていうか、お芝居になる方で、その方を目の前にして僕やってて、全く真逆のタイプだなと思ったの。 し、俺こんな素人芸で大丈夫なのかなって、ちょっと思うぐらいの。だから、もうちょっとちゃんとした方がいいんじゃないかって。なんかかなりの訓練が必要なんじゃないかとか、彼女を前にするとちょっと思っちゃう。

畑中
意外とそこは緊張してたんですね。

中島
緊張..。いやでも元々ちゃんとやろうっていう気はないですけど、ちゃんと歌ってやろうっていうか、しっかり上手に歌うっていうのは皆無ですけど、いやそれマジでやってたら面白いと思うんです逆に、けどうまくないとかっていうのは、超面白いとは思うんですけど、 だからちょっとね、平野さん見て、こうやってちゃんとやってる人もいるってことは、わかっとかなきゃいけない。

山田
いやいや、もうでもね、畑中さんともう5作品一緒にやって、これからもまた色々作品をね、この 2人から生まれる作品の、僕も大ファンなんで、なんか今後色々新しい中島さんがまた生まれていくのもすごい、

畑中
僕だけじゃなくて、バベルもね。バベルで僕じゃない作品もやったら、また中島さんの見え方が違うかもしれない。

山田
うんうん、そうですね。

中島
あと、日芸のねコミュニティですよね。

山田
そうですね。僕実は、中島さんは大学の後輩で、2個下。

中島
被ってるんですよね。

畑中
こんな背高い人、見つかるんじゃないですか。

中島
全然コミュニティが違いましたよ。

山田
これだけは言わせてほしいんですけど。あの、もうそろそろこれ終わりの時間になってきちゃってるんですけど、中島さん文芸ですよね。 日本大学芸術学部の文芸学科なんですけど。こんなこと言ったらもう本当に怒られるんですけど、文芸学科なんてこんなかっこいい人絶対いないですよ。どこに隠れてたんだとずっと思って。そんなもうずっとみんな図書室で本読んでる人たちみたいな。

畑中
文芸学科っていうのは、本当に文芸ってことですか。

中島
そうです。なんか小説も書いたりして。けどなんかこう、やっぱちょっとね、文学部って感じじゃないですか。
だから、芸術学部じゃねえだろお前らはっていう風に思われてんじゃないかっていう自意識にさいなまれてました。

畑中
日芸の中でも日「芸」を背負ってないんじゃないかっていう。

中島
アートしてんのかよお前ら。

山田
日芸で今度ね、授業持つんですよ。

中島
呼んでください。そう、話したいと思って。

山田
本当ですか。1枠まだほんとに余ってるんで。ちょっと是非きてください。

中島
あ、ぜひ。

山田
はい。じゃあちょっとすいません。こちらの時間の都合なんですけど。神回ぐらいすごい面白い話がたくさん僕としては聞けたなと思います。第6回は俳優の中島歩さん。企画、脚本、プロデューサーの畑中翔太さんに、来ていただきました。どうもありがとうございます。

中島・畑中
ありがとうございました。
山田

今やられている「量産型リコーもう1人のプラモ女子の人生の組み立て記ー」は、毎週木曜日深夜12時半からテレビ東京で放送中です。ぜひ中島さん回、来週なのかな、見ていただければと思いますので。皆さんお楽しみください。よろしくお願いします。じゃあ、お2人ともどうもありがとうございました。