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2025.5.20

プロデューサーMEGUMI「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」レポート

プロデューサーMEGUMI「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」レポート

2025年5月16日(金・現地時間)、プロデューサーMEGUMIがファウンダーを務める国際文化交流イベント「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」がフランス・カンヌのホテル・マルティネスにて開催されました。

日本映画および日本文化の魅力と多様性を世界に発信し、映画をはじめとする各産業におけるグローバルな文化交流と理解の促進を目的とした同イベント。表現者&創り手による文化貢献活動として、今年も世界各国の映画関係者やメディア、政治・経済分野のリーダーら約1,400名が集い、国や文化の垣根を超えた、参加者同士の活発なネットワーキングの場となりました。

■MEGUMIによるウェルカムスピーチで開会
イベントは、MEGUMIが着物姿で登壇し、英語によるスピーチで幕を開けました。「Cinema has always connected us across languages and cultures.」と語り、映画が言語や文化を越えて人と人をつないできたことへの想いを込めるとともに、このイベントが「新たな友情、対話、そして国境を越えた創造的なコラボレーション」を生む場となることへの期待を込めました。また、日本酒による“おもてなし”とともに、「Please enjoy it and feel Japanese culture.」と来場者をあたたかく歓迎。会場全体で「KANPAI(乾杯)」を唱和しました。
会場内は、日本文化の多様さと奥深さを映し出すプロジェクションマッピングで彩られ、“食”を通じて日本の美意識を伝える特別なコンテンツが提供されました。


■国内外で活躍する映画人が語る、日本映画の“今”とその先へ
MEGUMIの乾杯スピーチに続き、会場では国内外で活躍する映画関係者によるプレゼンテーションが行われました。まず登壇したのは、映画監督の宇賀那健一氏。ご自身の作品と活動について紹介した後、同じく登壇した木村太一監督、遠藤久美子監督とともに、日本映画の独自性や国際的な発信力について語り合いました。続いて登壇した俳優/プロデューサーの山田孝之氏と阿部進之介氏は、クリエイターの発掘・育成を目的に立ち上げた短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』を紹介。「僕らは大きな使命を持ってカンヌ国際映画祭に来ました。映画祭で様々なショートフィルムと出会い、『MIRRRORLIAR』として配信・上映するための作品を見つけることです。」と呼びかけ、プロジェクトの今後の展望を明かしプレゼンを締め括った。その後のセッションでは、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』でタッグを組んだ俳優の賀来賢人氏とデイヴ・ボイル監督が登壇。プレゼンテーションでは、グローバル展開を見据えた日本コンテンツの可能性について語られ、賀来氏は「5年後には、アート映画から超大作まで、多彩なラインナップを世界中の観客と共有できるスタジオになることをビジョンとしています!」と述べ、会場の注目を集めました。さらに、ユニフランス代表のダニエラ・エルストナー氏も登壇。フランス映画の国際展開を担うユニフランスを代表し、日本映画のグローバルな可能性と文化交流の重要性について言及しました。映画を通じて国や文化を越えたつながりを生み出すことの意義、またJAPAN NIGHTの理念に対する共感を語りました。プレゼンの締めくくりには、登壇者全員が再びステージに登壇し、MEGUMIとのフォトセッションも実現。日本映画の“今”が、多様な視点と出会い、世界とどのようにつながっていくのか。その未来への可能性を感じさせるひとときとなりました。


■映像表現からIP活用まで、多角的に広がる日本の発信力
イベント後半のパートでは、国際展開を視野に映像プロジェクトに取り組む太田信吾氏(映画監督/俳優)、中西舞氏(映画監督/脚本家)、長谷井宏紀氏(映画監督)、さらに、山田兼司氏(映画・ドラマプロデューサー)、竹中香子氏(テレビ・映画プロデューサー)、柳本千晶氏(映画・映像プロデューサー)が登場。
さらに、IPホルダーとして中山結衣氏(講談社 編集者)、坂本達夫氏(コミスマ株式会社 代表)も参加し、それぞれの立場からグローバル展開を見据えた取り組みが紹介されました。あわせて披露されたのは、大衆演劇によるライブパフォーマンス。庶民の文化として受け継がれてきた舞台芸術の力強いエネルギーが、会場に鮮やかな熱をもたらしました。

■カンヌ国際映画祭正式出品作品の監督・俳優が登壇
イベント中には、2025年カンヌ国際映画祭に正式出品された日本映画に関連する特別登壇実施。カンヌ・プレミア部門に正式出品されている『恋愛裁判』深田晃司監督、さらに、監督週間に選出されている『見はらし世代』の団塚唯我監督、主演の黒崎煌代さんが来場し、JAPAN NIGHTやカンヌ国際映画祭への想いを語りました。

■伝統と現代が響き合う、JAPAN NIGHTのフィナーレ
イベントのラストを飾ったのは、  DJ/KIMONO STYLISTとして多彩に活躍するマドモアゼル・ユリア氏。
彼女ならではの視点で日本の伝統と現代カルチャーを再構築したDJパフォーマンスが繰り広げられ、会場は洗練された熱気と一体となるようなムードに包まれました。ユリア氏が生み出す音と空間は、日本文化の奥深さと洗練を感じさせ、JAPAN NIGHTが掲げる“グローバルな文化交流の場”を象徴するフィナーレとなりました。
来場者は音に身をゆだねながら、日本ならではの感覚に触れるひとときを過ごし、この特別な夜の余韻を静かに味わっていました。

2025年5月16日(金・現地時間)、プロデューサーMEGUMIがファウンダーを務める国際文化交流イベント「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」がフランス・カンヌのホテル・マルティネスにて開催されました。

日本映画および日本文化の魅力と多様性を世界に発信し、映画をはじめとする各産業におけるグローバルな文化交流と理解の促進を目的とした同イベント。表現者&創り手による文化貢献活動として、今年も世界各国の映画関係者やメディア、政治・経済分野のリーダーら約1,400名が集い、国や文化の垣根を超えた、参加者同士の活発なネットワーキングの場となりました。

■MEGUMIによるウェルカムスピーチで開会
イベントは、MEGUMIが着物姿で登壇し、英語によるスピーチで幕を開けました。「Cinema has always connected us across languages and cultures.」と語り、映画が言語や文化を越えて人と人をつないできたことへの想いを込めるとともに、このイベントが「新たな友情、対話、そして国境を越えた創造的なコラボレーション」を生む場となることへの期待を込めました。また、日本酒による“おもてなし”とともに、「Please enjoy it and feel Japanese culture.」と来場者をあたたかく歓迎。会場全体で「KANPAI(乾杯)」を唱和しました。
会場内は、日本文化の多様さと奥深さを映し出すプロジェクションマッピングで彩られ、“食”を通じて日本の美意識を伝える特別なコンテンツが提供されました。


■国内外で活躍する映画人が語る、日本映画の“今”とその先へ
MEGUMIの乾杯スピーチに続き、会場では国内外で活躍する映画関係者によるプレゼンテーションが行われました。まず登壇したのは、映画監督の宇賀那健一氏。ご自身の作品と活動について紹介した後、同じく登壇した木村太一監督、遠藤久美子監督とともに、日本映画の独自性や国際的な発信力について語り合いました。続いて登壇した俳優/プロデューサーの山田孝之氏と阿部進之介氏は、クリエイターの発掘・育成を目的に立ち上げた短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』を紹介。「僕らは大きな使命を持ってカンヌ国際映画祭に来ました。映画祭で様々なショートフィルムと出会い、『MIRRRORLIAR』として配信・上映するための作品を見つけることです。」と呼びかけ、プロジェクトの今後の展望を明かしプレゼンを締め括った。その後のセッションでは、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』でタッグを組んだ俳優の賀来賢人氏とデイヴ・ボイル監督が登壇。プレゼンテーションでは、グローバル展開を見据えた日本コンテンツの可能性について語られ、賀来氏は「5年後には、アート映画から超大作まで、多彩なラインナップを世界中の観客と共有できるスタジオになることをビジョンとしています!」と述べ、会場の注目を集めました。さらに、ユニフランス代表のダニエラ・エルストナー氏も登壇。フランス映画の国際展開を担うユニフランスを代表し、日本映画のグローバルな可能性と文化交流の重要性について言及しました。映画を通じて国や文化を越えたつながりを生み出すことの意義、またJAPAN NIGHTの理念に対する共感を語りました。プレゼンの締めくくりには、登壇者全員が再びステージに登壇し、MEGUMIとのフォトセッションも実現。日本映画の“今”が、多様な視点と出会い、世界とどのようにつながっていくのか。その未来への可能性を感じさせるひとときとなりました。


■映像表現からIP活用まで、多角的に広がる日本の発信力
イベント後半のパートでは、国際展開を視野に映像プロジェクトに取り組む太田信吾氏(映画監督/俳優)、中西舞氏(映画監督/脚本家)、長谷井宏紀氏(映画監督)、さらに、山田兼司氏(映画・ドラマプロデューサー)、竹中香子氏(テレビ・映画プロデューサー)、柳本千晶氏(映画・映像プロデューサー)が登場。
さらに、IPホルダーとして中山結衣氏(講談社 編集者)、坂本達夫氏(コミスマ株式会社 代表)も参加し、それぞれの立場からグローバル展開を見据えた取り組みが紹介されました。あわせて披露されたのは、大衆演劇によるライブパフォーマンス。庶民の文化として受け継がれてきた舞台芸術の力強いエネルギーが、会場に鮮やかな熱をもたらしました。

■カンヌ国際映画祭正式出品作品の監督・俳優が登壇
イベント中には、2025年カンヌ国際映画祭に正式出品された日本映画に関連する特別登壇実施。カンヌ・プレミア部門に正式出品されている『恋愛裁判』深田晃司監督、さらに、監督週間に選出されている『見はらし世代』の団塚唯我監督、主演の黒崎煌代さんが来場し、JAPAN NIGHTやカンヌ国際映画祭への想いを語りました。

■伝統と現代が響き合う、JAPAN NIGHTのフィナーレ
イベントのラストを飾ったのは、  DJ/KIMONO STYLISTとして多彩に活躍するマドモアゼル・ユリア氏。
彼女ならではの視点で日本の伝統と現代カルチャーを再構築したDJパフォーマンスが繰り広げられ、会場は洗練された熱気と一体となるようなムードに包まれました。ユリア氏が生み出す音と空間は、日本文化の奥深さと洗練を感じさせ、JAPAN NIGHTが掲げる“グローバルな文化交流の場”を象徴するフィナーレとなりました。
来場者は音に身をゆだねながら、日本ならではの感覚に触れるひとときを過ごし、この特別な夜の余韻を静かに味わっていました。