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2024.7.19

#21《矢柴俊博さん (俳優) ×畑中翔太 (企画・脚本) 》【前編】ドラマ「量産型リコ」SP 矢柴俊博さんから見たリコワールド

#21《矢柴俊博さん (俳優) ×畑中翔太 (企画・脚本) 》【前編】ドラマ「量産型リコ」SP 矢柴俊博さんから見たリコワールド

BABEL Wave#21

《内容》
・「量産型リコ」3期のオファーを受けた時の感想
・”適度な適当” 2期/3期 現場の雰囲気や撮影の思い出
・座長・与田祐希さんの印象
是非お聴きください🎧

視聴リンク
https://podcasters.spotify.com/pod/show/babel-label/episodes/21—-SP-e2m75iq

[文字起こし]

畑中
はい、始まりました。畑中翔太の「はいカット!」
この番組は、映画や舞台などなど、様々なエンタメコンテンツの裏側をゲストの皆様を呼んで、色々話していく音声番組です。 ちょっとですね「量産型リコ」WEEKというか「量産型リコ」のこの放映に合わせてという事で毎週スペシャルゲストをお迎えしておりますが、なんと今週はですね「量産型リコ2」からですね、2期から登場して頂いて3でも、お父さん役で登場して頂いている俳優の矢柴俊博さんお越し頂きました。宜しくお願い致します。

矢柴
宜しくお願い致します。今、俊博が危なかった。

畑中
ごめんなさい。トシちゃんで覚えてるんすよ、ヒロがちょっと今…

矢柴
浅香唯さんは僕の下の名前は出てこない。何回聞いても覚えてくれなかった。10話位で覚えてくれました。

畑中
はい、矢柴俊博さんです。宜しくお願い致します。すいません、ありがとうございます。

矢柴
ありがとうございます。

畑中
昨日に引き続き…

矢柴
それ言っちゃう?そうね、BABELさんに昨日間違えて来て、あわやこう間違ったまま 畑中さん居たらもう撮りませんみたいな感じで

畑中
収録日を間違えて昨日の夜に来たけど、すいません僕居なくて…

矢柴
この両日マネージャーさんに管理して貰えてなかったんで。自分でしたら…

畑中
やっぱり大事ですね、マネージャーさん。すいません、お忙しい中2日連続で宜しくお願い致します。去年も矢柴さんとやりたかったんですけど、なんかバタバタしててそのタイミングがなくて。今年はなんかもう絶対、矢柴さん呼んでお話ししたいなとちょっと思っていて。で、今ちょうど「量産型リコ」が絶賛放映中のタイミングで、多分凄い皆さんも裏話とか聞きたいなと思ってるなと思って、今日も色々お話聞きたいんですけど、まず初めに矢柴さんって2期から「量産型リコ」2期というか、去年からジョインしたというか、新しくジョインしたんですけども、なんか去年のリコの思い出とか、最初の感じどうです?リコワールド入ってみて。

矢柴
おー、そうですね。でも台本で結構面白な感じと、ちょっとヒューマンな感じを組み合わせてるのは、結構台本でもうなんか確立されてたんで、撮影されてる時のイメージはそんなに違わなかったっすけど、自分の役に関してはそうですね、こうしたいなみたいなことで、皆さんもどう受け入れてくれるかな?みたいなことを心配しつつ最初始めてたかなっていう感じですね。

畑中
あれですよね、去年はそのスタートアップの会社に途中からやってくる後田浩一郎さんっていう、いわゆるまぁ…なんですか。ちょっと癖ある中年サラリーマンっていう役で。

矢柴
そうですよね。

畑中
でも凄くなんですかね、スパイス入れてくれたじゃないですか?後田さんに。

矢柴
そうですかね。「わかります」っていうセリフがいっぱい書いてあったんで、僕のメインの会。「わかります」は言い方にはこだわった記憶はありますね。

畑中
あれですよね「わかります」っていう。

矢柴
知ったかぶる「わかります」っていう

畑中
多分2期を見て頂いた方はわかると思うんですけど、最初の方なんかちょっと嫌な、なんか嫌な中年というか。プライド高そうな感じっていうか。で、それが後田さんで4話がメインですよね。仮面ライダー、シン・仮面ライダーの回で後田さんが変身するというか。その…全話もちろん大好きなんですけど、やっぱ4話は1番好きかもしれないですね。2期でいうと神回。

矢柴
そう、なんか衣装合わせの時にもう4話があって、もうそん時から結構4話良いっすねって自分でも言ってたし、たまになんかこう連ドラでレギュラーで参加させて頂く事もなんかこうあったりするときに、自分たちの…僕のような役者のはしくれでも、少しピックアップされる瞬間とかあったりする回あると思うんですけど、でもその中でも本当に秀逸だったんで、かなり楽しみでしたし、ずっとその4話を撮るっていうことを軸に、このリコのことを考えてましたよね、去年は。

畑中
そこでどう変化遂げるか。で、その手前こんな感じでしょみたいな。いや、矢柴さんって本当ね、なんかやってくれるんじゃないかって思ってきちゃって。

矢柴
本当ですか?

畑中
期待しちゃうんですよね。なんか70%位作っとくと、絶対なんかそこに100%位に、なんかしてくれんじゃないかみたいな。

矢柴
なるほど。

畑中
こっちも甘えじゃないですけど…なんかやってくれんじゃないかってよく話します。特に今回の3とかは。

矢柴
本当ですか?3かなり適当…適当ってのは良い意味ですよ。もう適当…だから仲良くなってからも、去年も本当みんなでノリでやってた感じそのままで。今回も、もうすでに家族みたいな…あるんで、結構良い意味で適度な

畑中
オンエア見てるからあれですけど、昨日放映されていた3話で、リコたちが喧嘩する。した時にお父さんがなんか取りに来て…もうあれなんかアドリブがひどいですね、凄いっすね、何を…

矢柴
あ、そうそう。あれ…そうなんだっけ。なんかよくわかんないこと言うみたいなト書きだったんですよ。

畑中
空気みたいなこと言って

矢柴
なんかよくわかんないことを言ってごまかして去るみたいなことだったんで、そのままト書き通り、わけわかんないことを

畑中
あれで僕見ててエゴサしてたんですよ、あのタイミングで。「まじ、お父さん何言ってんの?」みたいなのがバーッて。でも多分2回言えないようなセリフですよね。何、確かに何言ったかよくわかんない。

矢柴
だからどれが1番良いテイクかは、多分本番のテイクの使われてるテイクの2、3個前に良い瞬間あった気もしますけど、それはそれでいいやみたいな。

畑中
あれ、ああいうとこめちゃくちゃ面白いですね。いや、面白かった。

矢柴
あれはでもポールさんとかが居ないと出来ないですし、みんなが居ないと…家族がみんなが居ないと。あれ、めっちゃ白々っとして見られてたら心折れてあんなふざけらんないです。

畑中
まぁあの…監督は去年も、それこそ去年のシン・仮面ライダーからやってくれたポーールさんなんで、信頼ってわけじゃないですけど、多分現場も信頼というか、ここなんかやっちゃってくださいみたいな雰囲気だったんですけど。

矢柴
あのね、あれはポールさんなりに、ここを家の中で覗くっていうのって、凄く多分難しそうだから、これ外で見かけるみたいなことにしときます?って相談してくれた時に、いや中でいいっすよみたいな話になったんですよね。中の方が、こう気まずさが出るかなって、自分なりに思ったんでしょうね。気まずい方が美味しいシーンになるんじゃないかなと。それでやってみたら、じゃあそのままでやろう的な感じ。やろうまで言うまでもなく、そのままやることになったんですけど、そういうなんかこう相談してくれたり、僕もこっちでちょっとやってみたいっすねみたいなことを言えたりっていうことが出来るのが凄く素晴らしいなと。やっぱりなんかこう提案でプラン通り行かないとパニクるっていう事じゃなく、しっかりとこう、それはそれで対応できる。多分、実力も感性も無いとそういう事にならないんでしょうから。凄い頼りがいがあるんですね、本当に。伊達に髪がもじゃもじゃになってる…

畑中
その今回2期があって、である意味3期やりますっていう話と

矢柴
これ、あれなんすか。今、2期とか3期っていう呼び名は…

畑中
これは今ね、統一してない。

矢柴
流行ってるんですか。

畑中
統一してないんですよ。

矢柴
シーズンツーという言い方もする場合もあるんですか。

畑中
なんかシーズン2ではないんですよね、これって。

矢柴
そうかそうか。

畑中
そうなんですよ。だから「孤独のグルメ」シーズンツーって事じゃない。

矢柴
なるほどなるほど。

畑中
これは違うんで。

矢柴
なるほどなるほど。

畑中
自分たちで作ったルールのせいで、なんかいろんな呼び方出来ちゃって。

矢柴
ワン、ツー、スリーという人も居ますよね。

畑中
居ます居ます居ます。

矢柴
今でも3期、2期っていうのがこう来てる言い方なんすか。

畑中
僕は最近その2期って、そうするとちょっと違うイメージもあるかなと思って。今、3期やりますって聞いた時、正直言ってどうでした?

矢柴
いや、嬉しかったですね。なんかでも言ったと思うんですけど、やっぱりそう、記者会見の時も、もちろん使われづらかったですけど言ってたんですけど、1つの番組が3年も連続でやれるっていう事は、いろんな条件が重ならないと出来ない事だと思うので、それが3つ出来る、3つ目もあるっていうのが凄く誇らしい気持ちになりましたし、 そこにね混ぜて、もう1回なんかレギュラーで混ぜてもらえるっていうのも凄い嬉しかったですね。やっぱりなんだろう。あの時の、2の時のチームとか凄い楽しかったし、なんかみんなでこう、なんかムキになって頑張ってた、一緒に頑張ってた人たちとまたやれるっていうのは、普通に嬉しかったです。

畑中
なんか2が終わって、多分僕とかは3をやるって知ってる、早いじゃないですか。むしろそれを企画してたんで。 でも、いよいよやれるってなった時には、結構本当に言いたかったです、早く。こっちの方が凄く先に知ってて、でもまだ言えないですし、順番に言うとか、色んなスケジュールもオッケーだったらみたいなのもあったので。

矢柴
僕でもやっぱりこういう時いつでもそうなんですけど、期待しないように。期待したりとか、何かを願うと傷つくじゃないですか。だからあんまりそういう事思わないようにしてるす。あんまり入れないように。他の時も結構そうで、問い合わせとか来るじゃないですか、お仕事でね「え!」って「やった!」っていうお話があった時、でも決まるってまではもう考えないし、逆に言うと、その台本読んでどうですか?みたいな事を今まで決めますか?みたいな事を事務所の人と相談したりする時も、結構僕は結構、台本はそんなにちゃんと読まないようにするっていう。はっきりとちゃんと自分も読まないといけないって時は、もちろんちゃんと読まさせて頂くんですけど、仮にそうだとして、じゃあとりあえずその問い合わせに関してはGOをすると。事務所の相違でGOするという事になった時も、もちろん決まらない事もあるじゃないですか。 決まるまではもう1回その台本読むって事は絶対ないです。なんか思い始めたら辛い…

畑中
気持ち入っちゃったら

矢柴
辛いから、もう知らないフリをなるべくしたいですっていう感じではありますけど。

畑中
なんつうんだ。でも、だからリコもやりたい、もう1回集まりたいなとは思ってたけども、もうあんまり考えないようにして。

矢柴
うん、考えないようにしてましたね。

畑中
でもあれですよね。与田さんも含めて、もう一度やりたいねみたいな空気があったじゃないですか。

矢柴
そうなんですね!

畑中
ありましたよ。なんかリコはね、そういう所が半分支えられてきてる感じはありますよ。そのチームも、またやりたい、また会いたい、またこの空気でやりたいっていう、もう一度再会っていうのがモチベーションにはかなりなってると思います。もちろん半分ね、新しい方も入ってきたりする。それも楽しいんですけど、でもやっぱりずっと残ってる人たち、皆さんって、やっぱりもう一度会いたいみたいな気持ちでやってるっていうのはありますけど。今回、前回はサラリーマン、中年サラリーマンで、今回はお父さん。だから与田さんのお父さん、リコのお父さん。聞いた時どうでした?

矢柴
そうですね。年齢的にはあり得るんですけど、我々が会ってた感じとか、その後一緒に飯食ったりする感じで、かなり違和感がある。びっくりしました。それはないだろうと思って。最初のね、聞いた印象は。そんなつもりで…もちろんね当時、撮影当時も持ってないし、その後の打ち上げでも持ってないし、その後ね、みんなで集まったりする時に全く思ってないんで、そこはなんか不意打ちでした。

畑中
でも結構決まるじゃないですか元々。で、最初に僕、写真入れたのはもうすぐお父さん矢柴さんにしますって。で、やっぱその市川さんはなんなんだみたいな。

矢柴
そうですよ。

畑中
で、1回これラジオ…これ番組だから言えるんですけど、市川さんこう…矢柴さんの横にこうすっと並べた事があって。

矢柴
お嫁さん。奥さん?

畑中
いや、違うって

矢柴
なんでなんすか。

畑中
いや、違う。なんかそれは違う…みたいなんで3姉妹になったっていう。

矢柴
なるほどなるほど、そうだったんですね。やるってこう、なんか多分、俳優さんたちの中で認識を回った頃に、市川さんの方からね、市川さんからLINEくれて、お父さんですねってくれたんですけど。なんすかね多分、市川さん、 矢柴さんお父さんなんだみたいなところはあったんじゃないですかね。

畑中
確かに。年齢は凄いそこに近い。近いというか、順番的には近くなります。そうなんですよ。いやでも、今回のお父さんの浩一郎っていうのはどんなキャラクターだと思いますか。

矢柴
いや、もう本当、自然と書いてあることで受けてて、そのままなんですけど。まぁね、女の人4人に囲まれて、程よくバランス取ってる感じっていうのは、正直今回はですね、何か作戦とか本当にないんです。すいません、本当に。じゃあ市川さんのお父さんで居なきゃいけないかっていうことも、最終的に思わず市川さんと台本でお喋りすると。っていう風な感じだったんですよ。だから多分皆さんそれぞれ3姉妹の方々にキャラクターみたいなの考えていらっしゃると思うんですけど、もちろん浅香さんも。僕、結構本当にそこでワイワイやるっていう感じで。適度に適当、適度な意味での適当という感じで参加しておりまして。

畑中
ちょうどこれを配信されるのが4話後なんですよ。だから、ちょうどお父さんの回の後というか。あれ、4話ってなんか見ました?見てない?

矢柴
4話まだ確認してないです。

畑中
あんまり矢柴さんって見ない派でしたっけ。

矢柴
見ない派です。

畑中
言ってましたよね、見ない派ですって。

矢柴
凹むんですよね。

畑中
え?どういうことですか。

矢柴
自分こんな全然気持ち悪いなとか、自分のこと。あと、あ…ここカットかとか

畑中
あー、なるほど。

矢柴
ここは自分、なんか全然自分が思ってたように、自分そうなってないなとか、そういうのが辛すぎて

畑中
そっちのまぁ立っちゃうんですか。気になる方が立っちゃうんですか。

矢柴
そうそう。でも見なきゃいけないんですよ。絶対に成長するために。だからこんな、こんな役者になっちゃう。

畑中
いやいやいやいや。

矢柴
これからは見ます。

畑中
でもね、4話はぜひ見て頂きたいんですけど、4話も面白いですよ。なんだろうな。
凄いこう、お父さんのキャラクターが凄い強めにはなってるんですけど。1から3には全然ないテンションと、お父さんとおじいちゃんの背景って。4話以降のお父さんがすっごく安定して見れます。凄くなんかこういうお父さんって

矢柴
こういうつもりの人だったのねって。

畑中
そうそう、なんかこう…浅香さんが、お母さんが3話なんで、ちょうどお父さんとお母さんがやった後のご愛好で、なんかあれですけど。なんか今回って僕も撮影もちろん見て、やっぱりその家族団らんの待ち時間多かったじゃないですか。

矢柴
そうかもしんないすね。

畑中
撮影の雰囲気というか、小向家のオフどんな感じだったんですか。

矢柴
そうですね、本当にその時々話題は変わりますけど。そう、後半は結構なんか俺もいじられたりなんかして。なんか一時期、ある日とかは、家でプライベートでなんて普段呼ばれるみたいな的な、家族で。僕だったら妻になんて言われるとか、誰々だと昔、彼氏とか彼女になんて言われたみたいなの打ち明け話大会になった時に、むっちゃむちゃおかしかったんですけど、与田ちゃんとかもちょっと言えない位だから、これはやめときます。で、俺がね、なんか結婚して初めの頃はトシちゃんとか言われてたからとか言ったら、浅香さんもブーッって、もの凄いウケたっつうか、吹いたんですけど。浅香さん、僕ってそんなトシちゃんって言われるような感じじゃ全くないんですねみたいな。えぇ!みたいな。そんな感じのくだらん事を喋ってます。浅香さんをなんて言われてるかとか色々聞いたりして、それをわざと言ったりして、茶化しながらやってたって感じですかね。

畑中
僕もその話知ってた、聞いてたんで、トシまでは覚えてた。トシちゃんってとこまでは、なんかもうパッと今そこまで止まっちゃった位。その名前が意外とこう、そうだったんだって。だからそういう話を、あれですよね、なんかこう、ワッと喋ったり、全然喋らなかったりとか、なんかそんなイメージ、見てて。ふとした時にバッと喋ったりとか

矢柴
やっぱり熱かったし。あそこで、居間でっていうか、小向家で撮るってなったの1日中だったんで、そういう意味ではそのバイオリズムがあったと思います。でも居間で合間に喋ってたり、あと控え室がメイク部屋だったりしたんですけど、そこで喋ったりとか、そういう事もあったりしましたしね。ご飯食べてる時に喋ったり、ご飯する場所が違かったじゃないですか。部屋の中じゃなくて、外で食べてる時にお喋りしたりとか、なんかそういう1日の中でも喋ったり、普通にただ休んだりっていうバイオリズムがなんかあったんです。

畑中
去年とある意味全然違いますもんね、場所が。

矢柴
そうですね。

畑中
オフィスで、ある意味広い、こうスタートアップのオフィスだったんですけど。今回の一軒家というか。ほぼほぼ一軒家のやつ だから。でもこの前の収録で市川さん来てもらって、でも市川さんはこの一軒家がよかったって。

矢柴
あーそうなんだ。

畑中
なんか去年より楽しかったって言って。

矢柴
なんなんですか、それ

畑中
ね、言ってましたよね。

矢柴
言ってましたけど、いいんですかそれ。

畑中
いや、だから多分、去年があって、今年があるんで。去年の関係性もあって、今年はもっと楽しいと思うんですけど。

矢柴
それ凄い興味深い。なんなんだろう、何が違う。 そっか、でもリラックスできてたってことなのかな。今度市川さんといつかご飯食べて聞いてみよう。

畑中
そうですね。外に流れない機会ですね。楽しかったってどういう事ですかって。

矢柴
でもね、そう。4話の時は、4話の回はそう、自分が頑張んなきゃいけない回だったんで、さすがにあの時は適当ではなかったですよ。それで、比較的感情的にならなきゃいけない時は、少し、ちょっとあの場所、ちょっと1人離れて、なんか少し感情を探ったりはしてて、去年の第4話の時もそんな感じのとこありましたけど、楽しいところからちょっと離れて、自分のあれを作るっていう瞬間はあって。みんなもそれは多分なんか感じてくれて、なんかほっといたりとか。そんな感じはあったんじゃないですか。

畑中
お父さんの今回の4話は難しかったですか?

矢柴
難しかったですね。前回のはなんか技術的に凄く難しい部分もあったりしたんですけど、その感情みたいな流れは凄く掴みやすかったんですけど。今回凄く複雑、一瞬こう複雑にいろんな要素を入れてもらったんで、それを集めて1つに集約するのが自分の中では最初難しくて。ポールさん、ポール監督に弱音を吐いてたりしてた。

畑中
そうなんだ。

矢柴
やっていくうちに、1つ1つその山その山を乗り越えていくしかないなっていう感じでやってる時に、なんかこう、なんとか乗り越えられたかなってきて、手ごたえは少しありつつ終わった感じです。でもやっぱり1番は今回森下さん。おじいちゃんで。おじいちゃんの思い出になんかこう語るシーンがあるんですけどね、そこの作りがやっぱりちょっと1番の山だったし。どうなってるんでしょう、楽しみですね見るの。

畑中
見てくれますか?

矢柴
じゃ、まず2話見て。はい、3話見て。そして4話を見よう。みんなで見ましょう。

畑中
昨日の浅香さんの3話はめちゃくちゃ良かったんで、ぜひお母さんをまず見て。4話は見て頂きたいんですけど。それこそ市川さんのゲストで来て頂いた時も同じ話したんですけど、なんか与田さんって不思議だよねみたいな、なんかそのぐいぐい…主演です!みたいな感じは全く無いじゃないですか。なんかそういうキャラじゃないじゃないですか。

矢柴
そうですね

畑中
けどなんか座長っぽい。なんか真ん中っていうか…なんか気になるよねみたいな、不思議なんですよねって話があって。矢柴さんから見ての、ある意味主演の与田さんの印象というかって何かあるんですか?

矢柴
そうですね、本当に良い奴っていうのが。

畑中
良い奴ですよね。

矢柴
なんつうかな、なんか裏表無いっていうか、あるのかもしれないですけど感じさせないっていうか。人に対してはもうプレッシャーも全然与える空気感全くないし。凄いああいう人会ったことないっすよね。なんとも言えない。こんな事言っても上手く伝わらないですよね。きっとファンの人とかってみんな知ってるんですかね。

畑中
どうなんですか。でもアイドル…ね、それこそ乃木坂っていうもっと大きな鎧があるじゃないですか。あの見た目からすると、だからより撮影現場とかの与田さんとかには、皆さんびっくりするんじゃないかなって。

矢柴
なんか与田ファン、与田ちゃんファンって、なんかちょっとこう、そういう与田ちゃんを宜しくみたいな感じのコメントくれたりするんすよね。僕のSNSとかコメントしてくれる時とか知ってんだなと。ちょっとそこ俺もわかんないですけど。

畑中
でもなんか、あの乃木坂っていう中では、やっぱりそういう存在なんじゃないですかね、自然だし。

矢柴
自然体系のキャラなんですね。

畑中
多分そのファンの方々が思う以上だとは思います。

矢柴
そうですね、確かに。いや僕、去年とか始まって結構早い段階で、ライブある神宮とか、なんかできるだけみんなとコミュニケーション取ろうと思って、俺も喋ってたりしてたんですけど。でもこれ結構早い、なんか馴染み合う前の早い段階で、結構「神宮やるんですけど、来ます?」って来て、そん時俺、俺の方が負けたな「ああ、あるんだ…」みたいな、これ本当なのかな。全然普通に本気。普通に「来ます?」っていう、そういう事言える人です。今思うと、だから普通に垣根なく「来ます」って言ってたなって。

畑中
本当にそうですよね、垣根ないというか武装してないですよね。

矢柴
本当不思議な、そういう意味では不思議ですけど。だから友達としては凄く良いなっていう。良いでしょうね。良い奴だなっていう感じが凄いします。

畑中
なんか少年みたいな感じありますよね。

矢柴
そうですね。一応なんかこういうとこは良かったねとかって芝居とか色々言うと、褒められて伸びますっていう。褒められて成長しますといつも言ってました。

畑中
お芝居的な話とかしてたんですか。

矢柴
ここのリアクション凄い良かったねとか僕は言ったりしますね。やっぱ与田ちゃんのリアクションで僕が感情を高まるみたいな事もあったんで、自分のメイン会の時とか。それは素直にありがとうっていう事は言ってたよ。すると褒められて伸びますとか返ってきますから。

畑中
なんかまだ流れてないんですけど、5話の「イニシャルD」の回で、花火大会行くじゃないですか。んで2人で行くって話で浮かれて、焼きそばだなんだって、あそこ最高ですよ。

矢柴
本当ですか。

畑中
めちゃくちゃ良いとこになったんですよ。シーンになってて、2人がイェーイみたいな事になってて

矢柴
俺でもそう。あの時、撮ってて思ったのはちょっとだけ嬉しかったですね。なんか2人で2期目で、2人で人間的にもちゃんと警戒心がない状態でやってる時の会話を、与田ちゃんもなんか雰囲気もしてたっていうのが、僕なんか個人的に感じたんで、シメシメっていうか、嬉しいなと思って。自分もアドリブでやったの、与田ちゃんにフルアドリブで与田ちゃんも返してくれたりとか。そういうのが あったんで、やっぱり僕らが重ねてきた日々みたいな事とか、くだらない合間の全てのお喋りも全部そのまま僕らに反映されてたんだなっていう事を、撮ってる時に思いました。だからやっぱり手数とかの技術的な話とかになると、その数的にはそのおっさんの分いくつも自分の方が 出すことが多いけど、でもそれは全部なんか与田ちゃんと楽しむために使おうっていう、振ったり。そういう純粋な感じになりますよね。あんまり自分を目立たせる為にそういう技とか、その振り、アドリブを使いたくなかったし、2人で楽しむし、与田ちゃんのなんか素敵なところ、テンション上がってる瞬間を作り出すのになんか出来ないかなっていうような。別にあのシーンの前にすっげえ何も考えてたわけではないんですけど、やってる時にもっと2人で引っ張り出しあげたらどうしたら良いだろうみたいな事はちょっと思いながらやってたんです。でもなんかその返し、振った時の返しが凄い、結構屈託ない返しを貰えたような気がして、あー嬉しかったなとか、さっきも言ったように、重ねてきて良かったなって事は思った瞬間がありました。

畑中
でも、そのまさにシーン、与田さんの顔は素ですね結構。普通に笑顔っていう楽しそうって顔して。あれは多分、矢柴さんだからだと思う。多分、今年初めてだったら、もうちょっと演技としてやってるんだろうなって思うけど、普通に…

矢柴
そうそう、そういう感じがあったんですね。だから、そういう意味では凄く素直ですよね。だから、そういう意味では、本当に何か彼女装うとか、そういうのが無い人だなっていうの素敵ですよね。

畑中
なんか今回「量産型リコ」の話もしたいですし、もうちょっと矢柴さん自体の話をしたいと思っていて

矢柴
ドキッ

畑中
そうなんですよ。で、もうそうするとすっごい長くなる。1回、今回ここで締めさせて頂いて、次週矢柴さんのそれこそ今まで何本も出てきた作品とかの蓄積も含めてお聞きしたいなと思ってます。

矢柴
わかりました、大丈夫ですか。リコの話も、今ここにアシスタントの方が居るとたまに振ってるんで、多分マイクの音聞こえ方が変わったりするんでしょうか。 他に僕はなんか喋ることはありますでしょうか。

畑中
なんか、じゃあ聞きたい事ちょっとアシスタントに…

矢柴
リコについて宣伝しなきゃっていう思いが1番あるんですけど。

石村
私は3話拝見したんですけど、もう3人が喧嘩してる時の矢柴さんが色々言って、なんか逃げようとしてるところの、なんか「スイカ買いに行ってきます」みたいな感じで、最後言ったのが凄い面白かった。

矢柴
やった!

畑中
ほら、そこ見なきゃですよ。

矢柴
本当ですか。

石村
凄い面白かった。なんか多分本当に自然体でやられてるんだなっていうのは凄い感じて、ノーカットですか?あそこは

畑中
ずっとね、ずっとこう映して

石村
ずーっと映してて

矢柴
それがポールさん、ポール監督という人のあれですよね。

畑中
悪巧み

矢柴
悪巧みということでもあり、ポールさんという人のなんか近視というか、なんていうかな。そうだったんですね。

石村
めっちゃ凄く面白かったです。感想になってしまいました。

畑中
いや、さっきなんかリコ凄いですねみたいなこと言ってて、もうこの30分でなんかここまでの感情にさせてくれる

矢柴
あーそんな3話…そうなんだ。

石村
3話は本当に2回位泣きそうになりました。

矢柴
まじか。

石村
家族の回

畑中
そうですね、家族の回

矢柴
本当はこんなちょっと寂しいんだけど、それを見合わせるようにみたいな話に出ますもんね。

石村
お母さんの気持ちとリコの気持ち。 私も母と重ね合わせて上京して離れ離れになって

矢柴
なるほど、そっか

石村
お母さんはこういう気持ちなんだなっていう感じになって、凄いジンときました。

畑中
そうなんですよ。なんで今、矢柴さんを待ってる間、そういう事で客観的に言われると凄い嬉しいなと思って。もちろん1話1話みんなで全力投球してますけど、それが少しでも伝わってるのかなと思って、めちゃくちゃ嬉しかったです。

石村
大好きです!

矢柴
だから全然リアクションとかは全然「量産型リコ」っていうの、リアクションってどうなってんだろうっていうのは少し気になるけど、なんか僕とかだとそれを測るのがよく分かんなくて。みんなどう思ってんだろうとか、どの位受け入れられてんだろうとか。分かんないんで、どんな感じですか?「量産型リコ」ここまで第3期

畑中
でも多分そういう意味だと、これ手前味噌ですけど、めちゃくちゃ評判が良いです。それ何でかって言うと、多分「量産型リコ」が持ってる空気とか、多分2回重ねて3期目のこのメンバー間とか、あとはやっぱ与田さんの与田祐希っていう本人の近さっていうのも含めて、多分今回の設定と場所とかが凄くドンピシャなんです、掛け算的に1番得意技のところに吸収がいってるというか。与田ちゃんもそうですし、この雰囲気それこそ矢柴さんと多分、去年お父さんだったらもっと違う雰囲気だと思うんですけど、今年やってるっていうお父さんで凄くガチっとはまってて。そうやって、その反響が凄いです。

矢柴
はー、なるほど。

畑中
なんで僕らが説得しなきゃいけないんですか

石村
暖かいドラマだなと思って。24時30分に見るべき30分間のドラマだなって思ってます。寝る前にワンエピソード見て寝るみたいな。

矢柴
なるほど。

畑中
それで、その外から褒められて、こうツンデレみたいになっちゃって。

矢柴
そうそうそう、そういうのあんまりね。その人の心の感じを見てるんですか?どの位の本当度を見て。

畑中
本当っすよ

矢柴
言葉の中のダイヤモンド思想

畑中
いや、でもだから僕はこう、ホッとしたという1話が流れて、いろんな方の感想とか見てホッとして、2話目で確信したというか、ここで良かったんだって思って、もう3話目は皆さんも楽しみ方が分かってたんで、もうもっとみんなこう盛り上がってたって感じだったんで。

矢柴
まじか、そうなんすね。了解です了解です。なんかちょっと今その気になってきました。

畑中
遅いですよ、もう始まっちゃった。ありがとうございます。なんで、ちょっと来週も 矢柴さんにお話し頂きます。ありがとうございました。

BABEL Wave#21

《内容》
・「量産型リコ」3期のオファーを受けた時の感想
・”適度な適当” 2期/3期 現場の雰囲気や撮影の思い出
・座長・与田祐希さんの印象
是非お聴きください🎧

視聴リンク
https://podcasters.spotify.com/pod/show/babel-label/episodes/21—-SP-e2m75iq

[文字起こし]

畑中
はい、始まりました。畑中翔太の「はいカット!」
この番組は、映画や舞台などなど、様々なエンタメコンテンツの裏側をゲストの皆様を呼んで、色々話していく音声番組です。 ちょっとですね「量産型リコ」WEEKというか「量産型リコ」のこの放映に合わせてという事で毎週スペシャルゲストをお迎えしておりますが、なんと今週はですね「量産型リコ2」からですね、2期から登場して頂いて3でも、お父さん役で登場して頂いている俳優の矢柴俊博さんお越し頂きました。宜しくお願い致します。

矢柴
宜しくお願い致します。今、俊博が危なかった。

畑中
ごめんなさい。トシちゃんで覚えてるんすよ、ヒロがちょっと今…

矢柴
浅香唯さんは僕の下の名前は出てこない。何回聞いても覚えてくれなかった。10話位で覚えてくれました。

畑中
はい、矢柴俊博さんです。宜しくお願い致します。すいません、ありがとうございます。

矢柴
ありがとうございます。

畑中
昨日に引き続き…

矢柴
それ言っちゃう?そうね、BABELさんに昨日間違えて来て、あわやこう間違ったまま 畑中さん居たらもう撮りませんみたいな感じで

畑中
収録日を間違えて昨日の夜に来たけど、すいません僕居なくて…

矢柴
この両日マネージャーさんに管理して貰えてなかったんで。自分でしたら…

畑中
やっぱり大事ですね、マネージャーさん。すいません、お忙しい中2日連続で宜しくお願い致します。去年も矢柴さんとやりたかったんですけど、なんかバタバタしててそのタイミングがなくて。今年はなんかもう絶対、矢柴さん呼んでお話ししたいなとちょっと思っていて。で、今ちょうど「量産型リコ」が絶賛放映中のタイミングで、多分凄い皆さんも裏話とか聞きたいなと思ってるなと思って、今日も色々お話聞きたいんですけど、まず初めに矢柴さんって2期から「量産型リコ」2期というか、去年からジョインしたというか、新しくジョインしたんですけども、なんか去年のリコの思い出とか、最初の感じどうです?リコワールド入ってみて。

矢柴
おー、そうですね。でも台本で結構面白な感じと、ちょっとヒューマンな感じを組み合わせてるのは、結構台本でもうなんか確立されてたんで、撮影されてる時のイメージはそんなに違わなかったっすけど、自分の役に関してはそうですね、こうしたいなみたいなことで、皆さんもどう受け入れてくれるかな?みたいなことを心配しつつ最初始めてたかなっていう感じですね。

畑中
あれですよね、去年はそのスタートアップの会社に途中からやってくる後田浩一郎さんっていう、いわゆるまぁ…なんですか。ちょっと癖ある中年サラリーマンっていう役で。

矢柴
そうですよね。

畑中
でも凄くなんですかね、スパイス入れてくれたじゃないですか?後田さんに。

矢柴
そうですかね。「わかります」っていうセリフがいっぱい書いてあったんで、僕のメインの会。「わかります」は言い方にはこだわった記憶はありますね。

畑中
あれですよね「わかります」っていう。

矢柴
知ったかぶる「わかります」っていう

畑中
多分2期を見て頂いた方はわかると思うんですけど、最初の方なんかちょっと嫌な、なんか嫌な中年というか。プライド高そうな感じっていうか。で、それが後田さんで4話がメインですよね。仮面ライダー、シン・仮面ライダーの回で後田さんが変身するというか。その…全話もちろん大好きなんですけど、やっぱ4話は1番好きかもしれないですね。2期でいうと神回。

矢柴
そう、なんか衣装合わせの時にもう4話があって、もうそん時から結構4話良いっすねって自分でも言ってたし、たまになんかこう連ドラでレギュラーで参加させて頂く事もなんかこうあったりするときに、自分たちの…僕のような役者のはしくれでも、少しピックアップされる瞬間とかあったりする回あると思うんですけど、でもその中でも本当に秀逸だったんで、かなり楽しみでしたし、ずっとその4話を撮るっていうことを軸に、このリコのことを考えてましたよね、去年は。

畑中
そこでどう変化遂げるか。で、その手前こんな感じでしょみたいな。いや、矢柴さんって本当ね、なんかやってくれるんじゃないかって思ってきちゃって。

矢柴
本当ですか?

畑中
期待しちゃうんですよね。なんか70%位作っとくと、絶対なんかそこに100%位に、なんかしてくれんじゃないかみたいな。

矢柴
なるほど。

畑中
こっちも甘えじゃないですけど…なんかやってくれんじゃないかってよく話します。特に今回の3とかは。

矢柴
本当ですか?3かなり適当…適当ってのは良い意味ですよ。もう適当…だから仲良くなってからも、去年も本当みんなでノリでやってた感じそのままで。今回も、もうすでに家族みたいな…あるんで、結構良い意味で適度な

畑中
オンエア見てるからあれですけど、昨日放映されていた3話で、リコたちが喧嘩する。した時にお父さんがなんか取りに来て…もうあれなんかアドリブがひどいですね、凄いっすね、何を…

矢柴
あ、そうそう。あれ…そうなんだっけ。なんかよくわかんないこと言うみたいなト書きだったんですよ。

畑中
空気みたいなこと言って

矢柴
なんかよくわかんないことを言ってごまかして去るみたいなことだったんで、そのままト書き通り、わけわかんないことを

畑中
あれで僕見ててエゴサしてたんですよ、あのタイミングで。「まじ、お父さん何言ってんの?」みたいなのがバーッて。でも多分2回言えないようなセリフですよね。何、確かに何言ったかよくわかんない。

矢柴
だからどれが1番良いテイクかは、多分本番のテイクの使われてるテイクの2、3個前に良い瞬間あった気もしますけど、それはそれでいいやみたいな。

畑中
あれ、ああいうとこめちゃくちゃ面白いですね。いや、面白かった。

矢柴
あれはでもポールさんとかが居ないと出来ないですし、みんなが居ないと…家族がみんなが居ないと。あれ、めっちゃ白々っとして見られてたら心折れてあんなふざけらんないです。

畑中
まぁあの…監督は去年も、それこそ去年のシン・仮面ライダーからやってくれたポーールさんなんで、信頼ってわけじゃないですけど、多分現場も信頼というか、ここなんかやっちゃってくださいみたいな雰囲気だったんですけど。

矢柴
あのね、あれはポールさんなりに、ここを家の中で覗くっていうのって、凄く多分難しそうだから、これ外で見かけるみたいなことにしときます?って相談してくれた時に、いや中でいいっすよみたいな話になったんですよね。中の方が、こう気まずさが出るかなって、自分なりに思ったんでしょうね。気まずい方が美味しいシーンになるんじゃないかなと。それでやってみたら、じゃあそのままでやろう的な感じ。やろうまで言うまでもなく、そのままやることになったんですけど、そういうなんかこう相談してくれたり、僕もこっちでちょっとやってみたいっすねみたいなことを言えたりっていうことが出来るのが凄く素晴らしいなと。やっぱりなんかこう提案でプラン通り行かないとパニクるっていう事じゃなく、しっかりとこう、それはそれで対応できる。多分、実力も感性も無いとそういう事にならないんでしょうから。凄い頼りがいがあるんですね、本当に。伊達に髪がもじゃもじゃになってる…

畑中
その今回2期があって、である意味3期やりますっていう話と

矢柴
これ、あれなんすか。今、2期とか3期っていう呼び名は…

畑中
これは今ね、統一してない。

矢柴
流行ってるんですか。

畑中
統一してないんですよ。

矢柴
シーズンツーという言い方もする場合もあるんですか。

畑中
なんかシーズン2ではないんですよね、これって。

矢柴
そうかそうか。

畑中
そうなんですよ。だから「孤独のグルメ」シーズンツーって事じゃない。

矢柴
なるほどなるほど。

畑中
これは違うんで。

矢柴
なるほどなるほど。

畑中
自分たちで作ったルールのせいで、なんかいろんな呼び方出来ちゃって。

矢柴
ワン、ツー、スリーという人も居ますよね。

畑中
居ます居ます居ます。

矢柴
今でも3期、2期っていうのがこう来てる言い方なんすか。

畑中
僕は最近その2期って、そうするとちょっと違うイメージもあるかなと思って。今、3期やりますって聞いた時、正直言ってどうでした?

矢柴
いや、嬉しかったですね。なんかでも言ったと思うんですけど、やっぱりそう、記者会見の時も、もちろん使われづらかったですけど言ってたんですけど、1つの番組が3年も連続でやれるっていう事は、いろんな条件が重ならないと出来ない事だと思うので、それが3つ出来る、3つ目もあるっていうのが凄く誇らしい気持ちになりましたし、 そこにね混ぜて、もう1回なんかレギュラーで混ぜてもらえるっていうのも凄い嬉しかったですね。やっぱりなんだろう。あの時の、2の時のチームとか凄い楽しかったし、なんかみんなでこう、なんかムキになって頑張ってた、一緒に頑張ってた人たちとまたやれるっていうのは、普通に嬉しかったです。

畑中
なんか2が終わって、多分僕とかは3をやるって知ってる、早いじゃないですか。むしろそれを企画してたんで。 でも、いよいよやれるってなった時には、結構本当に言いたかったです、早く。こっちの方が凄く先に知ってて、でもまだ言えないですし、順番に言うとか、色んなスケジュールもオッケーだったらみたいなのもあったので。

矢柴
僕でもやっぱりこういう時いつでもそうなんですけど、期待しないように。期待したりとか、何かを願うと傷つくじゃないですか。だからあんまりそういう事思わないようにしてるす。あんまり入れないように。他の時も結構そうで、問い合わせとか来るじゃないですか、お仕事でね「え!」って「やった!」っていうお話があった時、でも決まるってまではもう考えないし、逆に言うと、その台本読んでどうですか?みたいな事を今まで決めますか?みたいな事を事務所の人と相談したりする時も、結構僕は結構、台本はそんなにちゃんと読まないようにするっていう。はっきりとちゃんと自分も読まないといけないって時は、もちろんちゃんと読まさせて頂くんですけど、仮にそうだとして、じゃあとりあえずその問い合わせに関してはGOをすると。事務所の相違でGOするという事になった時も、もちろん決まらない事もあるじゃないですか。 決まるまではもう1回その台本読むって事は絶対ないです。なんか思い始めたら辛い…

畑中
気持ち入っちゃったら

矢柴
辛いから、もう知らないフリをなるべくしたいですっていう感じではありますけど。

畑中
なんつうんだ。でも、だからリコもやりたい、もう1回集まりたいなとは思ってたけども、もうあんまり考えないようにして。

矢柴
うん、考えないようにしてましたね。

畑中
でもあれですよね。与田さんも含めて、もう一度やりたいねみたいな空気があったじゃないですか。

矢柴
そうなんですね!

畑中
ありましたよ。なんかリコはね、そういう所が半分支えられてきてる感じはありますよ。そのチームも、またやりたい、また会いたい、またこの空気でやりたいっていう、もう一度再会っていうのがモチベーションにはかなりなってると思います。もちろん半分ね、新しい方も入ってきたりする。それも楽しいんですけど、でもやっぱりずっと残ってる人たち、皆さんって、やっぱりもう一度会いたいみたいな気持ちでやってるっていうのはありますけど。今回、前回はサラリーマン、中年サラリーマンで、今回はお父さん。だから与田さんのお父さん、リコのお父さん。聞いた時どうでした?

矢柴
そうですね。年齢的にはあり得るんですけど、我々が会ってた感じとか、その後一緒に飯食ったりする感じで、かなり違和感がある。びっくりしました。それはないだろうと思って。最初のね、聞いた印象は。そんなつもりで…もちろんね当時、撮影当時も持ってないし、その後の打ち上げでも持ってないし、その後ね、みんなで集まったりする時に全く思ってないんで、そこはなんか不意打ちでした。

畑中
でも結構決まるじゃないですか元々。で、最初に僕、写真入れたのはもうすぐお父さん矢柴さんにしますって。で、やっぱその市川さんはなんなんだみたいな。

矢柴
そうですよ。

畑中
で、1回これラジオ…これ番組だから言えるんですけど、市川さんこう…矢柴さんの横にこうすっと並べた事があって。

矢柴
お嫁さん。奥さん?

畑中
いや、違うって

矢柴
なんでなんすか。

畑中
いや、違う。なんかそれは違う…みたいなんで3姉妹になったっていう。

矢柴
なるほどなるほど、そうだったんですね。やるってこう、なんか多分、俳優さんたちの中で認識を回った頃に、市川さんの方からね、市川さんからLINEくれて、お父さんですねってくれたんですけど。なんすかね多分、市川さん、 矢柴さんお父さんなんだみたいなところはあったんじゃないですかね。

畑中
確かに。年齢は凄いそこに近い。近いというか、順番的には近くなります。そうなんですよ。いやでも、今回のお父さんの浩一郎っていうのはどんなキャラクターだと思いますか。

矢柴
いや、もう本当、自然と書いてあることで受けてて、そのままなんですけど。まぁね、女の人4人に囲まれて、程よくバランス取ってる感じっていうのは、正直今回はですね、何か作戦とか本当にないんです。すいません、本当に。じゃあ市川さんのお父さんで居なきゃいけないかっていうことも、最終的に思わず市川さんと台本でお喋りすると。っていう風な感じだったんですよ。だから多分皆さんそれぞれ3姉妹の方々にキャラクターみたいなの考えていらっしゃると思うんですけど、もちろん浅香さんも。僕、結構本当にそこでワイワイやるっていう感じで。適度に適当、適度な意味での適当という感じで参加しておりまして。

畑中
ちょうどこれを配信されるのが4話後なんですよ。だから、ちょうどお父さんの回の後というか。あれ、4話ってなんか見ました?見てない?

矢柴
4話まだ確認してないです。

畑中
あんまり矢柴さんって見ない派でしたっけ。

矢柴
見ない派です。

畑中
言ってましたよね、見ない派ですって。

矢柴
凹むんですよね。

畑中
え?どういうことですか。

矢柴
自分こんな全然気持ち悪いなとか、自分のこと。あと、あ…ここカットかとか

畑中
あー、なるほど。

矢柴
ここは自分、なんか全然自分が思ってたように、自分そうなってないなとか、そういうのが辛すぎて

畑中
そっちのまぁ立っちゃうんですか。気になる方が立っちゃうんですか。

矢柴
そうそう。でも見なきゃいけないんですよ。絶対に成長するために。だからこんな、こんな役者になっちゃう。

畑中
いやいやいやいや。

矢柴
これからは見ます。

畑中
でもね、4話はぜひ見て頂きたいんですけど、4話も面白いですよ。なんだろうな。
凄いこう、お父さんのキャラクターが凄い強めにはなってるんですけど。1から3には全然ないテンションと、お父さんとおじいちゃんの背景って。4話以降のお父さんがすっごく安定して見れます。凄くなんかこういうお父さんって

矢柴
こういうつもりの人だったのねって。

畑中
そうそう、なんかこう…浅香さんが、お母さんが3話なんで、ちょうどお父さんとお母さんがやった後のご愛好で、なんかあれですけど。なんか今回って僕も撮影もちろん見て、やっぱりその家族団らんの待ち時間多かったじゃないですか。

矢柴
そうかもしんないすね。

畑中
撮影の雰囲気というか、小向家のオフどんな感じだったんですか。

矢柴
そうですね、本当にその時々話題は変わりますけど。そう、後半は結構なんか俺もいじられたりなんかして。なんか一時期、ある日とかは、家でプライベートでなんて普段呼ばれるみたいな的な、家族で。僕だったら妻になんて言われるとか、誰々だと昔、彼氏とか彼女になんて言われたみたいなの打ち明け話大会になった時に、むっちゃむちゃおかしかったんですけど、与田ちゃんとかもちょっと言えない位だから、これはやめときます。で、俺がね、なんか結婚して初めの頃はトシちゃんとか言われてたからとか言ったら、浅香さんもブーッって、もの凄いウケたっつうか、吹いたんですけど。浅香さん、僕ってそんなトシちゃんって言われるような感じじゃ全くないんですねみたいな。えぇ!みたいな。そんな感じのくだらん事を喋ってます。浅香さんをなんて言われてるかとか色々聞いたりして、それをわざと言ったりして、茶化しながらやってたって感じですかね。

畑中
僕もその話知ってた、聞いてたんで、トシまでは覚えてた。トシちゃんってとこまでは、なんかもうパッと今そこまで止まっちゃった位。その名前が意外とこう、そうだったんだって。だからそういう話を、あれですよね、なんかこう、ワッと喋ったり、全然喋らなかったりとか、なんかそんなイメージ、見てて。ふとした時にバッと喋ったりとか

矢柴
やっぱり熱かったし。あそこで、居間でっていうか、小向家で撮るってなったの1日中だったんで、そういう意味ではそのバイオリズムがあったと思います。でも居間で合間に喋ってたり、あと控え室がメイク部屋だったりしたんですけど、そこで喋ったりとか、そういう事もあったりしましたしね。ご飯食べてる時に喋ったり、ご飯する場所が違かったじゃないですか。部屋の中じゃなくて、外で食べてる時にお喋りしたりとか、なんかそういう1日の中でも喋ったり、普通にただ休んだりっていうバイオリズムがなんかあったんです。

畑中
去年とある意味全然違いますもんね、場所が。

矢柴
そうですね。

畑中
オフィスで、ある意味広い、こうスタートアップのオフィスだったんですけど。今回の一軒家というか。ほぼほぼ一軒家のやつ だから。でもこの前の収録で市川さん来てもらって、でも市川さんはこの一軒家がよかったって。

矢柴
あーそうなんだ。

畑中
なんか去年より楽しかったって言って。

矢柴
なんなんですか、それ

畑中
ね、言ってましたよね。

矢柴
言ってましたけど、いいんですかそれ。

畑中
いや、だから多分、去年があって、今年があるんで。去年の関係性もあって、今年はもっと楽しいと思うんですけど。

矢柴
それ凄い興味深い。なんなんだろう、何が違う。 そっか、でもリラックスできてたってことなのかな。今度市川さんといつかご飯食べて聞いてみよう。

畑中
そうですね。外に流れない機会ですね。楽しかったってどういう事ですかって。

矢柴
でもね、そう。4話の時は、4話の回はそう、自分が頑張んなきゃいけない回だったんで、さすがにあの時は適当ではなかったですよ。それで、比較的感情的にならなきゃいけない時は、少し、ちょっとあの場所、ちょっと1人離れて、なんか少し感情を探ったりはしてて、去年の第4話の時もそんな感じのとこありましたけど、楽しいところからちょっと離れて、自分のあれを作るっていう瞬間はあって。みんなもそれは多分なんか感じてくれて、なんかほっといたりとか。そんな感じはあったんじゃないですか。

畑中
お父さんの今回の4話は難しかったですか?

矢柴
難しかったですね。前回のはなんか技術的に凄く難しい部分もあったりしたんですけど、その感情みたいな流れは凄く掴みやすかったんですけど。今回凄く複雑、一瞬こう複雑にいろんな要素を入れてもらったんで、それを集めて1つに集約するのが自分の中では最初難しくて。ポールさん、ポール監督に弱音を吐いてたりしてた。

畑中
そうなんだ。

矢柴
やっていくうちに、1つ1つその山その山を乗り越えていくしかないなっていう感じでやってる時に、なんかこう、なんとか乗り越えられたかなってきて、手ごたえは少しありつつ終わった感じです。でもやっぱり1番は今回森下さん。おじいちゃんで。おじいちゃんの思い出になんかこう語るシーンがあるんですけどね、そこの作りがやっぱりちょっと1番の山だったし。どうなってるんでしょう、楽しみですね見るの。

畑中
見てくれますか?

矢柴
じゃ、まず2話見て。はい、3話見て。そして4話を見よう。みんなで見ましょう。

畑中
昨日の浅香さんの3話はめちゃくちゃ良かったんで、ぜひお母さんをまず見て。4話は見て頂きたいんですけど。それこそ市川さんのゲストで来て頂いた時も同じ話したんですけど、なんか与田さんって不思議だよねみたいな、なんかそのぐいぐい…主演です!みたいな感じは全く無いじゃないですか。なんかそういうキャラじゃないじゃないですか。

矢柴
そうですね

畑中
けどなんか座長っぽい。なんか真ん中っていうか…なんか気になるよねみたいな、不思議なんですよねって話があって。矢柴さんから見ての、ある意味主演の与田さんの印象というかって何かあるんですか?

矢柴
そうですね、本当に良い奴っていうのが。

畑中
良い奴ですよね。

矢柴
なんつうかな、なんか裏表無いっていうか、あるのかもしれないですけど感じさせないっていうか。人に対してはもうプレッシャーも全然与える空気感全くないし。凄いああいう人会ったことないっすよね。なんとも言えない。こんな事言っても上手く伝わらないですよね。きっとファンの人とかってみんな知ってるんですかね。

畑中
どうなんですか。でもアイドル…ね、それこそ乃木坂っていうもっと大きな鎧があるじゃないですか。あの見た目からすると、だからより撮影現場とかの与田さんとかには、皆さんびっくりするんじゃないかなって。

矢柴
なんか与田ファン、与田ちゃんファンって、なんかちょっとこう、そういう与田ちゃんを宜しくみたいな感じのコメントくれたりするんすよね。僕のSNSとかコメントしてくれる時とか知ってんだなと。ちょっとそこ俺もわかんないですけど。

畑中
でもなんか、あの乃木坂っていう中では、やっぱりそういう存在なんじゃないですかね、自然だし。

矢柴
自然体系のキャラなんですね。

畑中
多分そのファンの方々が思う以上だとは思います。

矢柴
そうですね、確かに。いや僕、去年とか始まって結構早い段階で、ライブある神宮とか、なんかできるだけみんなとコミュニケーション取ろうと思って、俺も喋ってたりしてたんですけど。でもこれ結構早い、なんか馴染み合う前の早い段階で、結構「神宮やるんですけど、来ます?」って来て、そん時俺、俺の方が負けたな「ああ、あるんだ…」みたいな、これ本当なのかな。全然普通に本気。普通に「来ます?」っていう、そういう事言える人です。今思うと、だから普通に垣根なく「来ます」って言ってたなって。

畑中
本当にそうですよね、垣根ないというか武装してないですよね。

矢柴
本当不思議な、そういう意味では不思議ですけど。だから友達としては凄く良いなっていう。良いでしょうね。良い奴だなっていう感じが凄いします。

畑中
なんか少年みたいな感じありますよね。

矢柴
そうですね。一応なんかこういうとこは良かったねとかって芝居とか色々言うと、褒められて伸びますっていう。褒められて成長しますといつも言ってました。

畑中
お芝居的な話とかしてたんですか。

矢柴
ここのリアクション凄い良かったねとか僕は言ったりしますね。やっぱ与田ちゃんのリアクションで僕が感情を高まるみたいな事もあったんで、自分のメイン会の時とか。それは素直にありがとうっていう事は言ってたよ。すると褒められて伸びますとか返ってきますから。

畑中
なんかまだ流れてないんですけど、5話の「イニシャルD」の回で、花火大会行くじゃないですか。んで2人で行くって話で浮かれて、焼きそばだなんだって、あそこ最高ですよ。

矢柴
本当ですか。

畑中
めちゃくちゃ良いとこになったんですよ。シーンになってて、2人がイェーイみたいな事になってて

矢柴
俺でもそう。あの時、撮ってて思ったのはちょっとだけ嬉しかったですね。なんか2人で2期目で、2人で人間的にもちゃんと警戒心がない状態でやってる時の会話を、与田ちゃんもなんか雰囲気もしてたっていうのが、僕なんか個人的に感じたんで、シメシメっていうか、嬉しいなと思って。自分もアドリブでやったの、与田ちゃんにフルアドリブで与田ちゃんも返してくれたりとか。そういうのが あったんで、やっぱり僕らが重ねてきた日々みたいな事とか、くだらない合間の全てのお喋りも全部そのまま僕らに反映されてたんだなっていう事を、撮ってる時に思いました。だからやっぱり手数とかの技術的な話とかになると、その数的にはそのおっさんの分いくつも自分の方が 出すことが多いけど、でもそれは全部なんか与田ちゃんと楽しむために使おうっていう、振ったり。そういう純粋な感じになりますよね。あんまり自分を目立たせる為にそういう技とか、その振り、アドリブを使いたくなかったし、2人で楽しむし、与田ちゃんのなんか素敵なところ、テンション上がってる瞬間を作り出すのになんか出来ないかなっていうような。別にあのシーンの前にすっげえ何も考えてたわけではないんですけど、やってる時にもっと2人で引っ張り出しあげたらどうしたら良いだろうみたいな事はちょっと思いながらやってたんです。でもなんかその返し、振った時の返しが凄い、結構屈託ない返しを貰えたような気がして、あー嬉しかったなとか、さっきも言ったように、重ねてきて良かったなって事は思った瞬間がありました。

畑中
でも、そのまさにシーン、与田さんの顔は素ですね結構。普通に笑顔っていう楽しそうって顔して。あれは多分、矢柴さんだからだと思う。多分、今年初めてだったら、もうちょっと演技としてやってるんだろうなって思うけど、普通に…

矢柴
そうそう、そういう感じがあったんですね。だから、そういう意味では凄く素直ですよね。だから、そういう意味では、本当に何か彼女装うとか、そういうのが無い人だなっていうの素敵ですよね。

畑中
なんか今回「量産型リコ」の話もしたいですし、もうちょっと矢柴さん自体の話をしたいと思っていて

矢柴
ドキッ

畑中
そうなんですよ。で、もうそうするとすっごい長くなる。1回、今回ここで締めさせて頂いて、次週矢柴さんのそれこそ今まで何本も出てきた作品とかの蓄積も含めてお聞きしたいなと思ってます。

矢柴
わかりました、大丈夫ですか。リコの話も、今ここにアシスタントの方が居るとたまに振ってるんで、多分マイクの音聞こえ方が変わったりするんでしょうか。 他に僕はなんか喋ることはありますでしょうか。

畑中
なんか、じゃあ聞きたい事ちょっとアシスタントに…

矢柴
リコについて宣伝しなきゃっていう思いが1番あるんですけど。

石村
私は3話拝見したんですけど、もう3人が喧嘩してる時の矢柴さんが色々言って、なんか逃げようとしてるところの、なんか「スイカ買いに行ってきます」みたいな感じで、最後言ったのが凄い面白かった。

矢柴
やった!

畑中
ほら、そこ見なきゃですよ。

矢柴
本当ですか。

石村
凄い面白かった。なんか多分本当に自然体でやられてるんだなっていうのは凄い感じて、ノーカットですか?あそこは

畑中
ずっとね、ずっとこう映して

石村
ずーっと映してて

矢柴
それがポールさん、ポール監督という人のあれですよね。

畑中
悪巧み

矢柴
悪巧みということでもあり、ポールさんという人のなんか近視というか、なんていうかな。そうだったんですね。

石村
めっちゃ凄く面白かったです。感想になってしまいました。

畑中
いや、さっきなんかリコ凄いですねみたいなこと言ってて、もうこの30分でなんかここまでの感情にさせてくれる

矢柴
あーそんな3話…そうなんだ。

石村
3話は本当に2回位泣きそうになりました。

矢柴
まじか。

石村
家族の回

畑中
そうですね、家族の回

矢柴
本当はこんなちょっと寂しいんだけど、それを見合わせるようにみたいな話に出ますもんね。

石村
お母さんの気持ちとリコの気持ち。 私も母と重ね合わせて上京して離れ離れになって

矢柴
なるほど、そっか

石村
お母さんはこういう気持ちなんだなっていう感じになって、凄いジンときました。

畑中
そうなんですよ。なんで今、矢柴さんを待ってる間、そういう事で客観的に言われると凄い嬉しいなと思って。もちろん1話1話みんなで全力投球してますけど、それが少しでも伝わってるのかなと思って、めちゃくちゃ嬉しかったです。

石村
大好きです!

矢柴
だから全然リアクションとかは全然「量産型リコ」っていうの、リアクションってどうなってんだろうっていうのは少し気になるけど、なんか僕とかだとそれを測るのがよく分かんなくて。みんなどう思ってんだろうとか、どの位受け入れられてんだろうとか。分かんないんで、どんな感じですか?「量産型リコ」ここまで第3期

畑中
でも多分そういう意味だと、これ手前味噌ですけど、めちゃくちゃ評判が良いです。それ何でかって言うと、多分「量産型リコ」が持ってる空気とか、多分2回重ねて3期目のこのメンバー間とか、あとはやっぱ与田さんの与田祐希っていう本人の近さっていうのも含めて、多分今回の設定と場所とかが凄くドンピシャなんです、掛け算的に1番得意技のところに吸収がいってるというか。与田ちゃんもそうですし、この雰囲気それこそ矢柴さんと多分、去年お父さんだったらもっと違う雰囲気だと思うんですけど、今年やってるっていうお父さんで凄くガチっとはまってて。そうやって、その反響が凄いです。

矢柴
はー、なるほど。

畑中
なんで僕らが説得しなきゃいけないんですか

石村
暖かいドラマだなと思って。24時30分に見るべき30分間のドラマだなって思ってます。寝る前にワンエピソード見て寝るみたいな。

矢柴
なるほど。

畑中
それで、その外から褒められて、こうツンデレみたいになっちゃって。

矢柴
そうそうそう、そういうのあんまりね。その人の心の感じを見てるんですか?どの位の本当度を見て。

畑中
本当っすよ

矢柴
言葉の中のダイヤモンド思想

畑中
いや、でもだから僕はこう、ホッとしたという1話が流れて、いろんな方の感想とか見てホッとして、2話目で確信したというか、ここで良かったんだって思って、もう3話目は皆さんも楽しみ方が分かってたんで、もうもっとみんなこう盛り上がってたって感じだったんで。

矢柴
まじか、そうなんすね。了解です了解です。なんかちょっと今その気になってきました。

畑中
遅いですよ、もう始まっちゃった。ありがとうございます。なんで、ちょっと来週も 矢柴さんにお話し頂きます。ありがとうございました。